川崎市で初の町会公式LINE「高石町会」が公開中

川崎市で初めての「町会公式LINE」があります。
百合ヶ丘の高石町内が運営する公式LINE。高石地区はエリアが広く、川崎市でも2番目に大きな町会らしいです。(麻生区豆知識)

町会公式LINEって?

実は私mamicoは居住地域が高石地区。坂が多く、場所によって車1台がやっと通れるような狭い道が張り巡っていたり、一軒家が密集していたり。

近年の台風や地震の時に「この辺って大丈夫なの?」と川崎市のハザードマップはチェックしてたけど、マンション住まいの為に町会については存在してるらしいねーぐらいの認識でした…。(一軒家に住んでる方は回覧板や町会費とかのやり取りがあるからもっと違うと思いますが…)

今回、高石町会副会長さんにレクチャーしていただきながら、公式LINEと友達になってみました。町会の公式LINEって何してくれんの?どうせよく分からない集会のお知らせとかばかりじゃないの?(失礼)と少し思っていたのが、見事に裏切られました!使い方によっては、高石地区以外にお住まいの方も何かの役に立つかも?

町会副会長さんのお話によると・・・


公式LINEのタイムラインにインフォメーションのページへのリンクがあります。
インフォメーションページ

今回公式LINEのお話をお聞かせいただいたのは高石町会副会長の根岸さん。阪神淡路大震災を経験されていて防災士の資格を持つ防災のプロ!そのプロの目で、高石地区の防災意識を高めて「もしも」の時に犠牲になる人を減らしたいというお考えでした。

そして高齢者だけじゃなく、何らかの障がいを持つ避難困難者(1人で避難する事が難しい方)の避難のあり方もどうにかしたい!と色々な目線、アプローチを考えているそうです。知的・精神障害者の方や発達障害の方やそのご家族へ、避難に関する情報を公式LINEなどで発信する事を視野に入れて、関係各所と意見交換などをされているそうです。

防災に役立つ公式LINEへ

小さなお子さんからお年寄り、そして障がいを持つ方までをターゲットにして防災情報を、なんて発想の町会公式LINEはきっと全国でもかなり珍しい試みだと思います。小さなお子さんがいるご家庭にもきっと役立つはず。現在すでに500人を超える人が友達登録をしている高石町会公式LINE、まだ運用開始したばかりですが、これから防災などに役立つ情報発信に期待できそう!

新型コロナウイルスの影響で今年度は開催できていませんが、実際に高石地区を歩いて防災の観点で地域を知っていくイベントや、炊き出し体験イベントなんかもあったそうです。開催された時にはお子さんも一緒に楽しみながら参加して、防災意識をみんなで高められそう。そういったイベントのお知らせも公式LINEで教えてもらえるので、高石地区やその周辺で興味のある方は友達登録してみては。

高石町会公式LINEの登録はこちら

関連タグ