※注 2022年追記:折本園では2021年をもって浜なしの栽培を終了しました。2022年の収穫予想時期を除き、記事は2021年のレポートになります。
横浜市に住んでからは、私の夏の楽しみのひとつになった「浜ぶどう」「浜なし」。
横浜市内のJA果樹部会に属している生産者が栽培する、高品質なぶどうと梨をそう呼びます。
その多くは各農園の直売所で販売され、一般のスーパーなど市場に出回ることはほとんどありません。シーズン中は横浜市内のJA直売所で見かける事もありますが、必ず毎日並ぶというわけではないようです。
そんな「幻の」と枕詞がつくほど希少価値のある浜ぶどうと浜なしが都筑区内でも栽培されているというではありませんか!
場所は区内でも農業がさかんな東方町から折本町エリア。8月のお盆を過ぎた頃、「折本園」を訪ねました。
目次
折本園はどこにあるの? 駐車場は?
ロピア港北インター店から約300m西に位置する所に青いネットが張られたぶどう畑「折本園」があります。センター南から車で10分ほどです。
看板の方へ坂道を40m程登って行くと突き当たりに駐車場と直売所が。
駐車場手前の道はやや狭いので、車がすれ違う時は譲り合ってくださいね。
直売所に並んでいた、浜なしや浜ぶどう
私が訪れた際は、浜なしも浜ぶどうも並んでいました! ラッキー。
9月頃からはシャインマスカットも並ぶそうです。
※販売価格は変動しますので、現地にてお問い合わせください。
いくつか並んでいる藤稔の中でもどれにしようか迷っていると「藤稔は色が深くて黒っぽい方が甘いですよ」と園主の新井さんに教えていただきました。
ぶどう栽培を始めたのは現園主の新井さんの代からだそうで、2021年で15年目になるそうです。
他にも折本園で収穫された数種類の野菜がカゴで販売されていました。
きゅうり、モロヘイヤ、玉ねぎ、ナス。1袋150円前後でした。
駐車場から眼下に広がるのは、ぶどう畑。
こんな気持ちのいい景色が見られるのも直売所の醍醐味ですね。
浜ぶどうと浜なしをいただきます!
ぶどうも梨も追熟の必要がない果物なので、冷蔵庫で冷やしたら、新鮮なうちにできるだけ早くいただく方がおすすめです。
粒が巨峰より大きい「藤稔」。種はほとんどないので食べやすい。
横浜の今だけの、みずみずしい味わい。
横浜に住んでいる限り毎年買う! と早くも来年以降の事を想像してしまいました。
ぶどう・梨から柿・キウイと果物のリレー
折本園では、ぶどうと梨を皮切りに、果物の美味しいシーズンが12月上旬まで続きます。
10月中旬ごろから並ぶ柿。品種はサクサクとして果汁が多い「太秋」や「次郎」を栽培されています。
キウイは芯が赤くて甘い「紅妃」や緑色のオーソドックスな「グリーンヘイワード」が並びます。
2022年秋冬 折本園 収穫予想時期
・ぶどう・・・8月中旬〜9月下旬
・いちじく・・9月上旬〜11月上旬
・柿・・・・・10月中旬〜11月下旬
・キウイ・・・11月上旬〜12月上旬
※天候により変わる可能性があります。
月毎少しずつ変わる旬の果物のラインナップ。都筑区産の果物を存分に味わい尽くせます。
折本園の直売所は、生産者と購入者の両者が「ありがとうございます」と言葉交わす、温かい場所でした。果物を買う以上のものを得られたような気がします。
折本園 直売所
営業時間:
直売所は10:00~
予約済みの方は13:00〜 ※なくなり次第終了
電話番号:070-5581-1523
※ご予約はお電話にて