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センター南で25年の実績! ニュータウン動物愛護会インタビュー! Vol.2 (後編)

センター南で25年の実績 おまたせしました! ニュータウン動物愛護会の代表、日向さんインタビューの後編! インタビュー、そしてたまプラーザのコンシェルジュ・トリマーの戸北美香さんからの、コンシェルジュならではの視点でのお話です。
ニュータウン動物愛護会インタビュー!Vol.2
どのように引き取られるのですか?
飼い主さんの家族構成と家庭内の状況をヒヤリングし条件が合うか判断します。 特に高齢の方の、子犬子猫譲渡は、犬猫の寿命が20年だとすると、この先飼えなくなる恐れがあるため、申し訳ないのですが、お断りすることが多いです。 譲って欲しいのに飼えないからとご立腹なさる方も居られますが、それでもいいから、実際の理由を言って、正しい判断をするための実態を知ってほしいので、率直にお伝えします。 我々のところで譲ってもらえなかったからといって、他のお店や譲渡会で飼われたらあまり良くないのです。 他のお店や譲渡会にこの先行ったときに、私がお話したことが少しでも頭に残っていて、正しい判断をして頂く助けになればいいなと、思います。 条件がマッチングしたら、犬猫もその家庭も幸せになれることを第一優先に、申込書を書いていただいて、譲渡しています。 ☆コンシェルジュ美香さん☆ 非常に難しい問題だと思います。私も仕事をするうえで、高齢者が飼えなくなった動物達の里親探しも経験しています。ある程度自分も年齢がいってくると、「自分とペット、どっちが先に行くか分からない」と、飼いたいけれど飼えないとお話を伺う事も多々あります。そういった事を考え、踏みとどまっていただく事は大切で、ペットの先まで考えてくれていると逆に安心します。高齢でも、元気な方はたくさんいらっしゃってここのお家で飼われたら幸せになるだろうなと思う事も多々あるので凄くもったいない。でも、そこで一線をしっかり決める日向さんの行動は素晴らしい事ですね。
動物は何匹ぐらい譲渡会に並ぶのか?保護されているのか?教えてください!
今日の譲渡会は、今現在、犬24匹、猫8匹。これから外部の保護団体が連れてくると増えます。時期によってはMAX40匹くらい並ぶこともあります。 3月ごろから11月まで子供が生まれつづけて6月くらいから譲渡会に顔を出す犬猫たちが増え始めます。(冬の時期の出産は少ないので、時期によりばらつきがあります) この団体で保護している数はスタッフが抱えられる一人当たり2~3匹程度までです。 それ以上の引き取り相談はお断りしています。 ☆コンシェルジュ美香さん☆ 大体、春頃は犬と猫の発情が多く、子犬と子猫が誕生します。 特に猫は妊娠する確率が大きく、野良猫はメスの取り合いでオスのけんかも多くなります。 不幸な子猫・子犬を増やさないように、避妊去勢をしたり、子犬子猫たちの保護活動を行う。 子猫と子犬の誕生が重なる時期は、ボランティアさんも大変忙しいです。 また、保護活動をしていると、どの子ももみんな救ってあげたい!と言う気持ちになります。 「保護するのはいいけれどお世話ができるか?」という日向さんの冷静なご判断は、 お断りする際は苦渋の決断になるでしょうが、確実に人と動物が幸せになるための、素晴らしいものだと思います。
ずっと引き渡し成立しなければどうするのですか?
ずっと保護管理し続けます。大きくなってしまい、より譲渡成立が難しくなりますね。
動物たちはどこから来るのですか?
引き取り要望が来る事への対応と、震災後福島から譲り受けることを積極的に行っています。
引取りの相談、理由はどんなものですか?
引取りの相談は、良く来ます。 TOPが飼い主の高齢化。これは今後ますます増えますね。 次に多いのが、子どものアレルギーです。 ☆コンシェルジュ美香さん☆ 高齢化の問題は本当によくある事です。飼い主様が入院され、ペットホテルで数カ月預かってもらったものの、退院されてからも世話ができなくなっている状態で、泣く泣く里親探しという流れになる事も多いです。 第2に多い「アレルギー」ですが、飼われる前のチェックは必要だと思います。私の所では子犬の仲介をしていますが、飼いたいとご相談いただいた時に、アレルギーの話もさせていただいています。飼ってすぐ、アレルギーで飼えなくなったという状況は飼い主もペットも辛いですからね。
保護活動するうえでの問題点は何ですか?
里親さんに戻ってきて頂いて嬉しいとお話しましたが、実はここで問題があって、里親さんが高齢になってきていると、思い通り譲渡できず、ジレンマがあります。 そこで、高齢者の飼っていた動物(高齢であることが多い)を、より面倒を見られる元気な高齢者へと譲渡することについて、一生懸命考えたいし、ご高齢の方にも、理解をしてもらいたいです。 ☆コンシェルジュ美香さん☆ 里親希望者に高齢の方も多いのは確かです。その場合は、家族の協力が必要となってきます。もう少し若い世代にも命の大切さや、動物が与えるいい影響を知ってもらいたいです。 私がご相談を伺う際にも、ペットを飼う前に、自分には時間と経済的余裕はあるのかを考えて頂きますが、飼ったことがない方には、「お世話が大変なのでは?」「病気になったらどうしよう。」など、色々な不安を考えすぎて、飼えない方もいらっしゃいます。 なので、戻ってきてくださったシニアの里親さんには、うまく親せきや近所のご高齢飼い主様のサポートに回って頂いたりする事もいいのではないかと、思います。 ペットは、人と人をつなぐ力やコミュニケーションを取る機会を増やしてくれます。 私達の生活の中では、小さい命だけれど、大きな存在なのです。
こだわりポイント(ほかの団体との違い)
決定的なのは、「動物を幸せにするのは人。だから人が幸せであることが大事」 譲渡が難しい環境なら、こういうのだったら飼えるじゃないかの提案。 動物は、「引き取っちゃえばOK」じゃないのです。もし飼えなくなった時、必ず多かれ少なかれ、その人は傷つくし悲しい思いをする その人の悲しむ顔を想像すると譲渡できないです。 なので、金魚とかなら飼えるじゃない?といったような提案をします。 他には、先ほど申しましたように、高齢者と高齢のいぬねこのマッチングをするシステムを作りたいと思っています。 高齢のいぬねこ引取り希望は多く、高齢者の譲渡申し込みも多いです。 それをなんとかできないか?と思っています。 高齢いぬねこならでは、の、人に慣れた、落ち着いたよさもあるので、そこも理解してもらいたいです。
譲渡会以外にも活動されていますか?
サクラ犬猫病院
7月より、「サクラ犬猫病院」という病院を仲町台にオープンして、活動します。 これまでは「オグラ犬猫病院」という病院だったのですが、院長が変わりましたので改装して看板を変えて活動します。 私(日向さん)は、オグラ犬猫病院で看護師を25年、していましたので、引き続きサクラ犬猫病院におります! フリーランスのトリマーの方にも入っていただく予定です。
避妊去勢術の必要性を伝える活動
保護活動をするうえで、避妊去勢手術がとても大切であるという事。 この病院で行っているほかにも、日本全国色々な地方に避妊去勢の必要性を講義に行ったり、簡単な手術方法をお伝えしに行ったりしています。 ☆コンシェルジュ美香さん☆ 避妊去勢は、野良猫や野良犬、安易な考えでの繁殖の増加を防ぐためにも獣医師の協力が不可欠となります。里親に出す前に、避妊去勢をし、病気・繁殖を予防し渡す事で、2次被害も防ぎ、里親さんも安心して飼う事が出来るのです。こういった、獣医師との連携活動も素晴らしい行動力だと思います。
福島への支援活動
また、東日本大震災の時に犬猫のレスキューに入ったきっかけで、いまだ福島から犬猫の引き受けを続けています。 ☆コンシェルジュ美香さん☆ 日本どこでも、起こりうる災害。そんな時、どんなにボランティアの方の存在がありがたいか。私達も、一人一人が意識してできる事を協力し合い、また備え、考える必要がありますね。
ありがとうございました!
日向さん、ありがとうございました! 気さくに、とても丁寧にインタビューを受けて頂いた日向さん。 お人柄が良く伝わりました。 センター南のジモトで活動されている素敵な方のお話を聞けました。 真剣に、犬猫をご自身の家族として受け入れたいと考えている方がおられましたら、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
最後に。
2018年7月 日本各地を襲った豪雨は大変な被害をもたらしました。 ペットの被害もでています。動物病院やボランティアの方達による活動も始まっています。 災害が起こった時にどう行動したらいいのか、すでにペットを飼っている方も、これから飼いたいとお考えの方も、ご家族で予めお話しておくことが大切ですね。 これから飼う場合、日向さんのような方に、引き受けの際にアドバイスを貰っておくのも安心だろうなと感じました。 ニュータウン動物愛護会インタビュー!Vol.1はこちらをクリック

Organization

  • ニュータウン動物愛護会

    ニュータウン動物愛護会

    「人と動物ともに住みよい街づくり」 25年間、毎週日曜日に犬、猫の譲渡会を行い続けている団体です。 ペットがきちんとした暮らしをできる事、ワンちゃんネコちゃんが幸せであることは、その裏に人間の幸せな生活があるということ。人も動物も共に幸せに暮らせるように里親さがしをサポートしています。動物病院と協力し、避妊手術、去勢術を重視しています。 東日本大震災から福島の犬猫もサポートしています。

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