センター南のチョコレート工房ショコラボさんに行ってきました!

センター南の区役所裏にあるチョコレート工房、ショコラボさんに行ってきました。

センター南の夢見るチョコレート工場

ショコラボさんは2012年11月1日にできた、障がい者と健常者が共に働ける環境の工房です。


外観。


入口。
可愛らしい木のモチーフのガラスドアとCHOCOLABO ロゴ看板が目印です。

皆の幸せが宿る木という意味が込められているそうです。

ドアを開けると、明るく元気なショコラボスタッフが工房のチョコの香りとともに笑顔で、大きな声でお出迎えしてくださいました!

「ネットショップでのお買い物はとても便利なのですが、お店まで足を運んでいただけたら、お店にしかない商品が買えるかも知れません」とのこと!

たまにアウトレットも出るそうですよ♪


ガラスには、働く方々が描いた絵が、温かみを添えます。

こんにちは!


なななんと、こんなかわいい歓迎メッセージまで。
感激しました!

ショコラボさんは、一般社団法人AOHが運営するチョコレート工房。
AOHの意味はコチラ。

朝礼

毎朝、9:30に皆で朝礼をします。

朝礼前のひと時。みんな準備中でいそいそ。



朝礼ではみんなで最後に必ずこの言葉を読んで、チョコレートに思いを込めます。

そしてみんなでかけ声! 団結します。

「ショコラボ~!OH~!」

代表の伊藤紀幸さんに、インタビュー

ショコラボさんへの思いを教えてください。

会社員だったころ障害を持つお子さんが産まれて、たくさん悩み、将来を考え、時には心折れ、だけど踏ん張り、母親である妻の大きさを感じ、いくつかの素晴らしい会社に恵まれ、偉大な方々に感銘をうけ、後押しをもらって、このショコラボを立ち上げたと、ものすごい深い内容のお話を伺いました。

内容も思いも深く詰まったお話。


この6年間頑張り続けて、皆様に支えられ、こんなに色んな大手の売り場で取り扱っていただいています。と、伊藤さん。


絵もとってもカワイイ!奥さまがデザインされているとの事。
センスの塊ですね!

途中から、奥様のお話も聞くことが出来ました。


伊藤さんご夫妻。

ショコラボのチョコレートは、お客様の要望にできるだけ、こたえることによってどんどんラインナップが増えています。





ショコラボメニュー。

この商品開発も初めはご自宅の机の上からはじまり、今もご自宅で試作品を作ったりして、奥さまが中心となって考えておられるとの事。すごい!!

就業風景

障がい者が生き生きと働き、健常者が、それをサポートする、就業風景。
素晴らしい「和」を感じます。



色んな味のアーモンドチョコ。

本の出版

息子さんの小・中・高一貫教育の学校で言われた、高校卒業後に福祉事業所に入ったとしても、障がい者として社会で稼げる一カ月分の賃金はわずか3000円という現実。

朝から晩まで働いて、毎日缶ジュースの1本にも、満たない。
大人になっても、平均賃金は月額13,000円!

その現状に、耳を疑い、心が折れていました。
その後色々紆余曲折あったものの、その言葉は脳裏に焼き付いて離れません。
そこで、障がいを持つ子どもたちと、その家族のために立ち上げたショコラボ。

この本には、息子への愛、家族の絆、ショコラボにこめた思い、チョコレートの詳細な説明、ショコラボから学ぶ事や、多様性を受け入れる社会づくりについて、などが書かれています。


興味のある方は是非手に取ってみてください。
ちなみに、この本を購入することも、彼らの賃金UPに繋がります。

ショコラボで働く子どもを持つ木村さん


木村さんにもお話を伺いました。

ショコラボについてどう思いますか

自分の子供は障害を持っていますが、ショコラボで働く姿は楽しそうで、生き生きとしています。
その姿を見ると、とても嬉しいんです。

彼らの作り出すチョコレートはどれも、「なぜこんなに美味しいんだろう」と思う上品な美味しさで、幸せを感じます。
親としては本当に感謝ですし、安心してお世話になっております。

実際にチョコレートを購入

全て美味しそうでしたが、私が購入したのは、次のもの。

「ショコラ de パンダ」  人気商品!

「ドライフルーツチョコレート」  宝石のように美しい!

「ショコラ棒」 ホワイト、ブラック、抹茶それぞれ。

プチチョコシリーズから。

「岩塩チョコ」「オレンジチョコ」「レモンチョコ」

☆ショコラ棒☆

『ホワイト』
ミルク感たっぷりホワイトチョコに、ドライフルーツがぎっしり!
疲れた時、速効元気を取り戻せそうな、そんな味。


『抹茶』
これまた、雰囲気かわって、オトナの味!
すっごく濃厚なほろ苦い抹茶とザクザクナッツがマッチして美味しい!
お茶にもコーヒーにも、牛乳にも合います。

他のチョコは、年明けに実家へ持って行って美味しく戴こうと思います!

ありがとうございました!

ショコラボで働く皆さん、
代表の伊藤紀幸さん、奥さま。
ショコラボに子どもがいらっしゃる、木村さん。

お忙しい中歓迎してくださり、
朝礼の風景からたくさんのお話を聞かせて頂き、ありがとうございました。

↓↓↓2019年7月にオープンした店舗「ショコラ房」の記事はこちら。