琴平神社「人形浄火和め祭」が行われました

イベント等が軒並みキャンセルとなり、不安な日々が続く中ですが、古くなったお人形に感謝し御霊を慰める祭儀「人形浄火和め祭」が琴平神社にて無事行われました。






お雛様や五月人形、羽子板、西洋人形、ぬいぐるみなど、1年かけて持ち寄られた3000体以上が綺麗に並べられています。


ぬいぐるみのお部屋の入り口では、大きな牛さんとキリンさんがお出迎え。



お人形の魂を祭壇に招き、祝詞をささげて御霊を慰め、神聖な火でお人形の頭上を清めます。
最後にお人形の魂を天にお返しし、祭儀は終了しました。

 

宮司さんのお言葉

「それぞれのお人形さんには、皆様の魂がお移りしているということで、なかなか捨てることが出来ないという方がたくさんいらっしゃいます。
感謝を込めて式をさせていただきましたので、今後はお空の上から皆様のことをお守りいただけることと思います」

この祭儀のあとは、環境への影響を考え、境内ではお人形をお焚き上げせず、設備の整った焼却施設へお任せするとのこと。

3月7日以降は来年の「人形浄火和め祭」に向けて新たに受け付けがスタートするそうなので、かつて大切にしていたお人形がご自宅に眠っているという方は、この「人形浄火和め祭」で、お人形をお清めしてみてはいかがでしょうか?