開始5分前まで雨がぱらつく中、イベント開始を待つかのように雨が上がり、周辺住民を中心に約1200人が会場を訪れました。初開催に関わらず、地元野菜・果物を使った食ブースや野菜販売、地元を中心にお教室を開催する先生方のワークショップ、地元自治会のサークルの活動発表、地元企業や清掃局の体験コーナーなど24のブースと、地域のダンス教室や音楽教室など、9つのステージパフォーマンスが揃い、会場は常時大賑わいでした。
「日頃は静かで落ち着いた街である栗平にこんなに人が集まるとは!」と出店者も参加者も驚きと喜びを口にしていました。
今回の主催は、各世代にとって楽しく、安心で、暮らしやすい沿線・地域づくりを目指し立ち上げた市民発の活動団体である「小田急のくらし部」。
2019年7月に立ち上げ、①地域美化活動を通して、地域や人を知る、つながりを広げることを目的とした「ふらっとくり~ん部」、②こどもの目線で地域の魅力発掘・発信を目指す「こどもしんぶん部」、③イベントや商品・サービス開発から地産地消促進を応援する「ベジ活部」から成り、それぞれの活動発表の場ともなりました。
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ワークショップが盛りだくさん
地元で収穫されたブルーベリーを使ったサンデーづくりや地元の子どもたちが楽しく通う造作教室の出店によるクリスマスアドベントカレンダーづくり、自家製麹の発酵調味料づくりなど、さまざまなワークショップが並び、来場者はいろいろなブースを楽しんでいました。
体験コーナーも充実
なりきりロマンスカー運転士・車掌さんや自動車整備士、ゴミ収集など、制服を着用しての体験コーナーもあり、写真撮影や実際のお仕事についてお話を聞くことができたり、CAFÉ &SPACE L.D.K.のキッチンルームではフルーツビネガーのお料理教室も開催され、さまざまなアレンジを学びながら試食をしていただくという企画もあり、子どもから大人まで楽しめる企画が揃いました。
大盛り上がりのステージパフォーマンスも地域色豊か
会場では、マジックショーや地元のダンス教室のステージパフォーマンスのほか、小田急のくらし部のこどもしんぶん部メンバーによるクイズ大会、ロマンスカー〇×クイズも行われ、どのステージも大盛り上がりでした。
また、地元の鳴子踊りチーム「輝楽」も登場し、参加者も一緒に踊り会場を盛り上げたほか、川崎栗平郵便局開局30周年を記念した風景印の発表もあり、応募作品から採用された方への表彰式も執り行われました。(開局30周年記念日の日付が押印されたプレミアムはがきは2019年12月24日まで、CAFÉ & SPACE L.D.K.のカフェにて限定30枚を販売中!)
最後はふらっとくり~ん部の活動として、会場をみんなで美化清掃し、イベントは無事終了しました。参加者・出店者の笑顔があふれる素敵なイベントになりました。
準備には、装飾準備に地元のデイサービスに通われる方々などの協力、また、備品貸与には町内会の協力など、多くの人の協力がありできあがったイベント。街の魅力を存分に感じる、そんな時間が流れ、栗平らしいほっこりとした気分になりました。