川崎市、児童生徒・保護者向けイベントチラシをやめてアプリ配信に

小中高校のお子さんをお持ちの保護者のみなさんは、お子さんが学校から持ち帰ってくるチラシにどのくらい目を通しますか?

私は情報収集のためにくまなくチェックするタイプなのですが、先日、衝撃的な報道発表がありました。

これまで各市立学校経由で配布していたイベントのチラシ等(印刷物)をなくし、6月3日から原則「かわさきイベントアプリ」による配信に変更したとのこと。

詳しくはこちらの報道資料をご覧ください。

この変更により、いつでもどこからでもイベント情報が閲覧できる「利便性の向上」と、年間約320万枚以上のチラシが減ることによる「脱炭素化に向けた取組の推進」、学校での配布の時間等を削減することによる「教職員の働き方・仕事の進め方改革」にもつなげていくそう。

ちなみに「かわさきイベントアプリ」とは、川崎市民・川崎市域を対象として実施する各種イベント情報を一体的に発信するアプリで、私はこのアプリが立ち上がった当初からすでにスマホに入れていたのですが、ほぼアプリを開いたことはありませんでした。

そんなわけで、自動的に手元に届くチラシとは違い、これからは自分からアプリを立ち上げてイベント情報を取りに行かなくてはならなくなったのです。

学校によっては独自のオープンチャットでイベントチラシの配布をしているところもあるそうですが、それもほんのわずかでしょう。

“便利!エコ!改革!”と報道資料にあるとおり、学校経由のイベントチラシの配布をなくすことは優れた取り組みの反面、イベントを主催する方たちは、これまで以上に集客に手こずることになるかもしれません。

実際に私の周りのイベント主催者の方たちも、やはりこの変更に戸惑っていました。

まずは「かわさきイベントアプリ」の認知向上が何より大切になるこちらの変更事項について、みなさんはどう考えますか?

かわさきイベントアプリについてはこちら