2022 KAWASAKI しんゆり映画祭 10/30スタート!

今年もKAWASAKIしんゆり映画祭の季節がやってきました!

え、知らない?行ったこともない?
それじゃあ新百合ヶ丘ライフを100%楽しんでいるとは言えませんよ!
そんなあなたのために、この映画祭について簡単に説明しますね。

KAWASAKIしんゆり映画祭とは

KAWASAKIしんゆり映画祭は1995年から始まり、今年で28回目を迎えます。

新百合ヶ丘地区の住民をはじめ多くの市民ボランティアスタッフによって、企画から当日の運営までのすべてを行っています。

会場は川崎市アートセンター。引っ越し屋さん?と勘違いしている人もいるようですが、新百合ヶ丘が誇る芸術の拠点なのです。そしてここは、この映画祭がきっかけとなって生まれた場所なのですよ!

映画祭で上映される映画は、市民スタッフが熱い思いを持って選んだ作品ばかり。その思いに応えて、毎年たくさんのゲストの方々にいらしていただいています。

 

しんゆりバリアフリーシアター

また、この映画祭は、どなたにでも広く映画を楽しんでいただきたい!との思いから、「しんゆりバリアフリーシアター」と名付けたバリアフリー上映に力を入れてきています。視覚障がい者の方のための副音声イヤホンガイド付き上映や、聴覚障がい者の方のためのバリアフリー日本語字幕付き上映。駅から会場までの送迎も行なっています。

劇場には車椅子の方のための専用鑑賞スペースを確保してあります。

 

新型コロナウイルス感染防止のため例年行っている保育付き上映は見送りますが、お子さんが目の届くところで映画を楽しみたいというお父さんお母さんのために、今年は小劇場の上映作品については、親子観劇室を利用した鑑賞もできるようにしました。(『長くつ下のピッピ』は除きます)

 

その「しんゆりバリアフリーシアター」も今年で25周年。例年以上にバリアフリー上映作品を増やしました。

今年のキャッチコピーは「迷ったときこそ映画をみよう」

世界の混迷が続く中、「生きる力」「自分の生きる道」に焦点を当て、スタッフが自信を持って選んだ13本を上映いたします。

 

では、これから各作品をご紹介していきます!
作品選びの参考にしてみてくださいね!

 

第28回 KAWASAKIしんゆり映画祭2022

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「第28KAWASAKIしんゆり映画祭2022」(公式HP https://www.main.siff.jp/

期間 1030日(日)、113日(木・祝)~6日(日)

会場 川崎市アートセンター(https://kawasaki-ac.jp/

前売券 109日(日)10時より、セブンチケットにてWEB予約開始。

108日(土)しんゆりフェスティバル・マルシェの「しんゆり映画祭テント」にて前売券を先行発売(数量限定)!唯一の手売り前売券販売&手数料なしで購入できる機会をお見逃しなく!

 

作品紹介

今回から映画祭で上映する13作品を紹介していきます。
1回目は「名付けようのない踊り」と「夢みる小学校」の2本です。

 

【自分のわくわくにしたがう~自分を信じる勇気、覚悟と哲学と~】

『名付けようのない踊り』

  1. 114日(金)1600 ゲスト 田中泯さん
  2. 116日(日)1345 ゲスト 犬童一心監督・田中泯さん(お二人共にオンラインでの登壇です)

バリアフリー情報:UDCast®(副音声・字幕)

2021/日本/上映時間 114

監督・脚本 犬童一心

出演 田中泯 石原淋 中村達也

【あらすじ】

世界的ダンサーとして活躍する田中泯、公演歴は3000回を超える。『たそがれ清兵衛』から始まった映像作品への出演も、日本のみならずアジアやハリウッドと多彩。いかなる形容をも退けてきた田中泯のダンスを『メゾン・ド・ヒミコ』以来親交を温めてきた犬童一心監督が、世界各地を巡りながら撮影したドキュメンタリー

【映画祭スタッフからのオススメコメント】

同じ踊りはなく、どのジャンルにも属さない泯さんの〈場踊り〉、農作業で身体をつくる日常と生き方。ご自身が「私の子供」と表現する幼少時代は、『頭山』の山村浩二さんのアニメーションで描かれる。著作をもとにしたナレーションの声、そして哲学的な言葉にしびれる120田中泯とあなたのダンスが始まる!(K2

ゲストにつきましては変更になる場合がございます。詳しくは映画祭の公式HPでご確認ください。

 

 

 

『夢みる小学校』

  1. 1030日(日)1015 ゲスト オオタ・ヴィン監督 西郷孝彦さん(世田谷区立桜丘中学校元校長)
  2. 114日(金)1320 

2021/日本/上映時間 91

監督・撮影 オオタ ヴィン

出演 堀真一郎 茂木健一郎 尾木直樹 西郷孝彦

【あらすじ】

30年前から体験学習を実践している先進的な学校が和歌山県にあります。テストがない、宿題がない、先生がいない、「きのくに子どもの村学園」。映画の主な舞台はその後、2009年にできた「南アルプス子どもの村小学校」。子どものしあわせを一番に考えた学校で生活する子ども達を約1年間追ったドキュメンタリーです。

【映画祭スタッフからのオススメコメント】

この映画には、中心となる小学校の他にも複数の公立学校が出てきます。共通点は、世の中の「あたりまえ」に縛られていないこと。そのままの自分でいられる自由な場所で、子どもたちが見せてくれる成長と活きいきとした表情が見どころです。そして、何よりも子どもが笑顔でいる場所は、大人も笑顔の場所でした!(まるこ)

ゲストにつきましては変更になる場合がございます。詳しくは映画祭の公式HPでご確認ください。