• 投稿日2019.11.14
  • 更新日2021.12.6

山内小でフレンチ給食を実施!保護者のフレンチシェフがプロデュース

2019年11月8日、山内小学校でフレンチ給食が提供されました。ありがたいことに、最近、学校運営のお手伝いを少ししている関係で、フレンチ給食を囲んだ交流会に招待いただきましたので、その模様をレポートします。

フレンチ給食とは

フレンチ給食は、本格フランス料理のエッセンスをとりこんだ給食で、この日、山内小学校限定メニューとして提供されました。

監修したのは4年生の保護者であり、2019年5月に青山にオープンした 「Aoyama Treehouse」のエグゼクティブシェフを務め、レストラン「ARBOR」のウィークエンドランチを手掛ける入江誠さんです。

入江さんは、もともと各地の小学校で、味覚の授業を行っており、その授業をぜひ山内小でも実施したいと、学校に提案。その際に味覚の授業だけではなく、フレンチの給食を子供たちに提供してはどうかという学校側の逆提案により、今回の企画が実現しました。

すでに、10月18日に4年生を対象に味覚の授業は実施され、子ども達は味覚に関する知識を得るとともに、5つの味を体感しました。

給食の2品を監修

この日の献立は下記の通り。
・ソフトフランスパン
・りんごジャム
・牛乳
・鶏肉のブランケット
・ラタトゥイユ
・栗のムース

このうち、鶏肉のブランケットとラタトゥイユを入江さんが監修しました。

メニューの決定にあたっては、学校給食の要件を満たしながら、本物のフレンチの味を実現するために、入江さんと学校の栄養士の方で何度も打合せや試作が重ねられました。

当日、入江さんは子供たちが登校する前の7時45分から給食室に入り、大きなお鍋でお料理を作ってくださいました。

学校ボランティアを招待

当日は、佐藤校長先生の計らいで、日ごろ学校運営に協力しているボランティアの方々が招待され、フレンチ給食を囲んだ交流会も実施されました。

会の冒頭、入江さんから今回のメニューを詳しく説明がありました。

【鶏肉のブランケット】
ブランケットとは、肉を煮込んで小麦粉や生クリームで白く仕上げる料理法のこと。今回の給食では、鶏肉に小麦粉をまぶして茹で、牛乳と生クリームを加えて煮込み、ホワイトソースで仕上げる。野菜やきのこ、ハーブと一緒に煮ることで、香り良く、甘みのある美味しいブランケットになる。

【ラタトゥイユ】
フランス南部の郷土料理で、太陽の光をいっぱいに浴びた野菜をニンニクとオリーブオイルで炒め、トマトを加えて煮たもの。今回の給食では、なすとズッキーニは油で揚げて、煮込んだ野菜やトマトソースとからめて、きれいに仕上げた。煮込んだ野菜の甘みと、油で揚げた野菜のコクや香りを楽しめる。

出席した方々からは、「給食とは思えない美味しさ」「ブランケットのコクがすごくあって、普通のクリームシチューと全然違う」「野菜を油で揚げてから煮込むことで、こんなに味が変わるとは」など、称賛の声が次々と上がりました。

横浜市の小学校では、国際理解のカリキュラムとして、毎年1か国をピックアップし、その国について学んでいます。偶然な事に、山内小の今年のテーマ国は「フランス」!当日授業で来校していたフランス人のディディエ先生も、フレンチ給食を召し上がり、感動。入江さんとのフランス語での会話がとても弾んでいました。

それぞれの活動を紹介

食事の前後には、出席者が自己紹介をするとともに、小学校で行っている活動を紹介し合いました。

毎週、学校の玄関に飾るお花を届けてくださっているHibiya-Kadan Style etomoあざみ野店の店長 萩原みなみさんは、この日の食卓のためにお花を用意して下さいました。

この日は11月22日の「いい夫婦の日」にちなみ、贈りたい花No.1である赤いバラを主役としてセレクト。それに、赤い星の形をした花のオキシペタルム、紫のスターチス、グリーンのリキュウソウを添えたアレンジでした。

また、工事中の山内小などを、ドローンで空撮をしていただいている作編曲家の陶山準さんから、ドローンで撮影した映像の紹介がありました。

5年生の早淵川での実習の映像などを披露いただいたのですが、川の真上から撮影でき、スピードがあるため、非常に臨場感があって、素敵な映像に仕上がっていました!

フレンチ給食に参加して

佐藤校長先生が4月に就任してからの山内小の新しい取組みの数々には毎度驚かされます。公立小学校でこんな可能なんだ!ということばかりで、次の取組みはなんだろうとワクワクします。

フレンチ給食はその最たるもの。本物に触れた経験が、子ども達の興味の幅を拡大し、未来につながっていくのだと思います。

今回、交流会という形で招待をしてくださったのは、私の「学校に貢献する人たちとつながれることもボランティアにとって大きな価値になる」という話を受けてのことだったそう。お金ではなく、子どもたちに何かしたいという思いで、学校運営に参加される方々といろいろなお話ができて、とても有意義な時間でした。

こういった発信が、地域の他の小学校に刺激を与え、他の小学校からも新しい取り組みが生まれていったらいいな、と思います。今後も、変わり続ける山内小の取組みを紹介していきたいと思います。

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