「カードゲームで学ぶSDGs」に参加しました!

2019年12月17日と21日の2回に渡り、Wise Living Lab さんかくbaseにて「カードゲームで学ぶSDGs」のイベントが開催されました。

主催は、ロコっち代表の藤村希さん!
しばらく前に、2030SDGsカードゲーム公認ファシリテーターの資格を取得されたとのことで、今回が初めての公開イベントでした。

SDGsとは

皆さんは「SDGs」って何かご存知でしょうか?

私はカラフルなアイコンが並んでいるイメージと、環境的な目標なのかな?というくらいの事前知識でしたが、”カードゲームで学ぶ”という趣旨でしたので、敢えて調べずに参加しました。

まずゲームの前に、藤村さんから「SDGsとは何か」について分かりやすく説明がありました。

【参考:SDGsとは】外務省HPより
2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。

持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。

SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。

2030年までの世界を疑似体験

続いて、今回の「2030 SDGsゲーム」の進め方についての説明がありました。

「2030 SDGsゲーム」は、ゲーム内で設定された目標に向けてそれぞれのチームが取り組むことで、2030年の自分たちの世界がどのようになっていくのかを体感するゲームです。それによって、なぜ世界で『SDGs」が必要なのか、ゲームを通して感じとることができます。

ゲームの流れや概要も色々書きたいのですが、今後初めて体験するかたにはネタバレになってしまうと思うので、グッと我慢します…。

自分を起点に何ができるか

一点だけ、このゲームに「正解」「不正解」はありませんが、参加する人たちの職業柄や考え方、コミュニケーションの取り方などで、随分と結果が変わってくるそうです。

その話を聞くと、色々な環境でこのゲームを試してみたら面白そうですね!

とても興味深く楽しいゲームなので、是非機会を見つけて体験してみてください!

SDGsをほとんど知らなかった私でも、このゲームを通してSDGsを意識し、「自分」を起点に日々の生活の中で何が出来るのかを考えるようになりました。小さなことからでも、「誰か」のために「何か」しようと互いに思い合える社会にしていきたいですね。

大人はもちろん、是非学校等でもこのゲームを取り入れられたら、視野を広げられる良い機会になると感じました。

SDGsの日本での知名度はまだ30%に満たないそうですが、もっと身近に広まっていくことを応援したいと思います!

【主催者より】参加者の声

・SDGsへの知識が深まっただけではなく、ゲームの中の世界と現実を照らし合わせて気づきを得られたり、自分の人生・仕事・人との関わりなど、とても楽しい中に学びが多かったです。

・ゲームでSDGsを理解するという手法が入りやすい点が良かった。突っ込んだ部分を理解するためには、自身での学習が必要。入口の理解としては非常に良い。

・それぞれのチームに分かれて交渉しながら自分の目標を目指すことで、SDGsに対する実際の経済・社会などの動きがわかりやすく見える化されていることが一番良かったです。

・コアとなるチームのコミュニケーション、近隣との助け合い、他国との交渉、ビジネスにも気づきとなる要素が多かったです。自分の性質(交渉下手、すぐにあげてしまう)もわかる機会になりました。

・自分のため」の視点から、広がってやがて「世界のため」になっていく経緯と、その時に必要な条件(経済の安定や安心感、使命感など)を体感することができた。

・ゲームではゴールに向かって起こす自分の行動にばかり意識が向かってしまったが、ふり返り、ワークショップ後の解説で、目の前にある結果をひきおこす流れを考えることができる。これが意味のあることだと思いました。

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