オープンは日曜・祝日のみ! 蜜があふれるねっとり焼き芋の販売が栗平でスタート

“ホクホク食感”といえば焼き芋が思い浮かびますが、現在は“ねっとりしっとり系”の焼き芋が大人気だそうで。その現象を第4次焼き芋ブームと呼ぶそうです。(焼き芋に関するロコっち新百合ヶ丘の記事はこちら『焼き芋屋「大野屋」現る』

そんな中、冬の短い期間、しかも日曜・祝日にしか買えない、ねっとり系焼き芋屋さんが、麻生区栗平に今年もオープンしました。

場所は、湯快爽快くりひら前を桐光学園方面に進んだ県道137号線沿い。営業日にはのぼり旗が立つため、車で通りがかっても見つけやすいと思います。

週に一度の営業日には行列ができることも。

栗平駅から少し遠いこともあり、駐車場も完備されています。

こちらのお店は、鹿児島県種子島で収穫した「安納いも」を使ったスイーツが人気のくまの農園 が経営。

石ではなく種子島で採れたサンゴを使用し、種子島でとれたサツマイモをじっくり焼き上げています。

「サンゴは空洞があるため熱が芋に伝わりやすいのではないかと思い、石ではなくサンゴを使用してみることにしました」と店主の熊野さん。

石焼窯の中を見せていただいたところ、蜜がたっぷりの美味しそうな芋がズラリ。

店頭には、安納べに、安納こがね、種子島シルクスイートが並んでいました。

どれも蜜がじんわり染み出していて美味しそうだったので、全種類を購入。全体的に小ぶりでしたが、その分、熱が芋の芯まで伝わったことで甘さがギュッと凝縮され、ねっとりとした(品種によってはトロットロ)まるでスイーツな焼き芋が楽しめました。

手前/安納べに、奥左/安納こがね、奥右/シルクスイート。中でも安納こがねは吸って飲めるくらいトロットロ!

また、焼き芋だけでなく、種子島産の黒糖や、さとうきび糖、片平産の無農薬レモンも販売。

店主の熊野さんが、故郷の種子島と、現在の拠点のひとつである麻生区のどちらも大切にされていることが伝わり、温かい気持ちになりました。

しぼりたての貴重な純黒糖も販売されています。

片平で収穫された無農薬レモンも。

店舗の外には、民間の市民農園「片平楽農倶楽部」のお知らせも掲示されています。

このお店のねっとりした甘~い種子島産の焼き芋が味わえるのは、週に一度だけ。その貴重な味を、ぜひ体験してみてください♪

くまの農園
営業:日曜・祝日
時間:10:00~17:00頃
場所:麻生区片平/県道137号線沿いの小林建材近く
情報はこちら:くまの農園インスタグラム