新春を迎えると耳にする機会が増える箏(こと)の音色。その美しい音色を川崎市アートセンターで体感しませんか?
文化庁の伝統文化親子教室事業として約半年間行われた箏のお教室の成果が、1月9日に披露されます。
実は、このお教室に私も親子で参加しており、夏頃までは正直言って「発表会に間に合わない・・・」と思っていました。
というのも、我が家に箏があるわけではないため、ピアノや歌のように家で練習が出来ず、月に2回のお教室以外に出来ることといえば、イメージトレーニングのみ。
しかも箏には弦が十三本あるのですが(十七弦の箏もあります)、一弦から十弦までは漢数字で表されるのに、十一弦から十三弦は順に、斗(と)、為(い)、巾(きん)となり、楽譜を見ていても途中で「???」となってしまうのです。
楽譜の「斗、為、巾」に思い切って数字を記入してみました。ちなみに娘は箏経験者なので、余裕で「さくら」が弾けます。
ですが半年間、先生が楽しくご指導くださったのと、家での入念なイメージトレーニングのおかげで「さくら」が弾けるまでに!
発表会当日は私のような初心者の親子だけでなく、先生やベテランの先輩方の演奏、尺八との合奏も披露されますので、ぜひ新春のお楽しみに川崎市アートセンターを訪れてみてください。
今年最後のお教室には尺八の方も参加してくださり、本番さながらのお稽古を。「さくら」のほかにも親子で参加されている方がいらっしゃるので、ぜひご覧になっていただければと思います。
文化庁 親子教室 第17回 箏 成果発表会
日程:令和4年1月9日(日)
時間:13時30分開場 14時開演
会場:川崎市アートセンター
主催:グループ奏 文化庁親子教室
後援:川崎市麻生区 しんゆり・芸術のまち
詳しくはしんゆり・芸術のまちHPをご覧ください。
※受付にて連絡先記名の上、マスク着用・手指消毒をお願い致します。