「あさおの未来を描く絵画展」ロコっち新百合ヶ丘賞は小学6年生のMINORIさん

あさお区民まつりで授賞式を開催

麻生区の未来への思いを込めた「あさおの未来を描く絵画展」が麻生区区制40周年記念事業として開催され、麻生区の企業や団体が、応募者の中から受賞者を選出。

ロコっち新百合ヶ丘賞には、区内の小学校に通うMINORIさんを選ばせていただき、「第40回あさお区民まつり」で賞状をお渡しいたしました。

こちらがMINORIさんの作品『小さな生き物、カナヘビ〜命が巡り続く未来』。カラフルなカナヘビから、未来への希望や命の尊さが感じられます。

MINORIさんがどんな想いを込めてカナヘビを描いたのか、お話を伺ったのでご紹介します。

MINORIさんインタビュー

まずは、受賞の感想をお願いいたします。
「すごくうれしかったです! 選出理由のコメントをホームページで見て、私が描いた絵から未来の希望や命の尊さを感じてくださったという事で、さらに感激しました!」

カナヘビを描こうと思った理由を教えてください。
「お庭でつかまえたカナヘビのお世話をずっとしていて、卵を産む様子や、卵から赤ちゃんカナヘビが出てくる瞬間も見られてとても感動したので、この気持ちを絵に表現したいと思い、描きました。そして、カナヘビが暮らせる自然を守りたいという思いも込めました」

何を使用して描きましたか? また、描く時に意識したことは?
「使ったのはクレヨンで卵から生まれた赤ちゃんカナヘビから命の大切さが伝わるように意識しました」

描く時に苦労した点は?
「周りのカラフルな色とカナヘビが一体化してしまったので、カナヘビを目立たせるために輪郭をくっきり描くなど工夫しました」

描き終えた時にどんな感想を持ちましたか? また、ご家族の反応は?
「カラフルなカナヘビの絵が完成して、自分が思っていた通りの絵を描くことができて達成感を感じましたし、この絵を見た人にカナヘビの魅力を伝えることができるんじゃないかと思いました。家族からはカナヘビが卵を抱えている表情がいいねと言ってもらえました」

普段から絵を描くのが好きですか? また、その理由は?
「絵を描くのが大好きで、小さなイラストから大きなサイズの油絵まで、毎日何かしら絵を描いています。最近は学校のチャンネルで発表するためのアニメーション作りも頑張っています。私の作品を見た友達や家族や先生が、いつも褒めてくれたり楽しんでくれるのが嬉しいです」

絵画教室へ通うほど絵が大好きなMINORIさん。こちらは展覧会に向けて油絵を描いている様子です。

これから描いてみたいテーマや景色があれば教えてください。
「自作のアニメーションの2作目を描きたいです。夕焼けの切ない景色も描いてみたいし、これからもトカゲの絵を描いていきたいです」

将来の夢は?
「自分の中にあるものをいろいろな形で表現できるマルチなアーティストになって、見た人に感動を与えられるような作品を作りたいです。また、美大に行って勉強をしたり、いつか個展も開いてみたいです」

最後に、麻生区の好きなところを教えてください。
「自然の多い大きな公園がたくさんあって、虫やトカゲや、その餌の蜘蛛もたくさんいるところですね。それだけでなく、街にはお菓子屋さんやジュース屋さんやプリクラや映画館もあって楽しいところが好きです」

 

将来は人に感動を与えられるようなマルチアーティストになりたいというMINORIさん。
10年後、麻生区発のマルチアーティストとして大活躍するMINORIさんの姿を楽しみにしています!