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【食のコンシェルジュ】たまプラの管理栄養士・ヘルシーフードラボ代表 梅田やすこさん

ロコっち たまプラーザに一緒に取材をしてくれる方が増えました!ヘルシーフードラボ代表、たまプラーザ在住の管理栄養士 梅田やすこさんです。たまプラの「食のコンシェルジュ」として、これから専門家の視点での食関連の取材記事やコラムを掲載していきます。それに先がけて今回は食育に対し、並々ならぬ思いを持つ梅田さんをご紹介します。
梅田さんの現在のお仕事について教えてください。
フリーの管理栄養士として主に食育関連の事業を3つ行っています。 1つめは、小児科での栄養指導です。離乳食指導やアトピーアレルギーのお子さんの栄養指導、発達障害のお子さんの偏食支援を行っています。1日3度の食事+おやつについて、お悩みのある親御さんにとっては負担や、子どもの発達への不安を抱えています。発達障害のお子さんの中には、カレーしか食べない、5歳でもミルクしか飲まないお子さんもいます。咀嚼ができないと、言葉も発達しないため、それを少しずつでも改善するために、その子にあったベビーステップを親御さんと一緒に考えています。これは病院で栄養指導ができる管理栄養士ならではの仕事ですね。 2つめは、お箸教育です。お箸の歴史は古く、7世紀には存在していたと言われており、初めて箸を使って食べた人は聖徳太子だと記録されています。箸を美しく使うという文化が生まれたのは江戸時代なので、まだ歴史が浅いのです。箸は本来、人に食べ物の命を運ぶ大切な用具であり、生まれて間もないお食い初めから、亡くなるときには骨上げの際に箸渡しまでと、日本人と箸は非常に深い縁があります。また熱いお鍋の中からも具を取ることができたり、細かい動きなので脳の発達にもなったり、1膳あれば『挟む、持つ、摘む、掬う、切る、混ぜる、巻く』など様々なことができたりと、とても魅力ある道具です。世界中で日本だけが箸のみで喫食する国であり、世界遺産に登録された「和食」とも切り離せない大切なものです。しかしながら、お箸をきれいに持つことを、親から言われ過ぎたことによって、苦手意識が芽生え、嫌いになってしまう子が多くいます。箸本来の魅力を伝えていくためにも、子どもたちが楽しみながら取り組めるよう、また大切に想う心を育めるよう、また親御さんや保育者、教育者の皆さんが心を楽にして子どもの食事をサポートできるよう、保育園、幼稚園、小学校、地域での活動を行っていきたいと考えています。 お箸教室に参加の親御さん、お子様達と。8月にはお箸に関する絵本も出版予定。 最後に、生田のえみのき保育園での栄養管理・給食管理です。小規模ではありますが、忙しい親御さんに代わり、安心安全の食事ができるようにしています。熱風殺菌消毒庫はもちろん、保育園では使わないような管理医療機器の整水器などの設備を整え、次亜塩素酸や漂白剤は一切使わないようにしております。食材はらでぃっしゅぼーやの食材を基本に、和食中心の食事を提供。野菜の収穫体験やそらまめの皮むき、おだし取り、塩味体験など、五感で感じることができる食体験を行っています。命に感謝し、よく噛んで食べる、味わって食べることの出来る子どもたちを育んでいきたいと思っております。 梅田さん(左から2人目)の仕事は幅広い。レシピコンテストの審査員を務めることも。
すごく幅広くやられていますね。そもそもなぜ管理栄養士になったのですか?
もともと大学で幼児教育を専攻して、その時に自分の力でおっぱいすら飲めなかった未熟児のお子さんを取材しました。その子が初めて自力でおっぱいを飲めたのは半年後。重湯は生後11ヶ月だったのですね。その時にお母さんがすごく感動していたのを目の当たりにして、私も口に物を入れて、生活ができることってなんて素敵なことなんだ、食って喜びなんだ、と。その時の感動が忘れられず、3年間地元の伊豆の幼稚園で働いた後、服部栄養専門学校に通いながら日本料理店と薬膳料理店で修行して調理師の免許を取りました。そしてさらに、管理栄養士の資格をとりに大学に4年間通って、ようやくスタートラインに立つことができました。その後、大学病院に勤め、出産を機に独立しました。
すごい熱意!「幼児教育×食」で食育なんですね。
今だと風邪をひくと、通常すぐに薬を飲ませると思うんですね。しかし、子供が風邪をひいたら、「なんで風邪ひいたのかな?」「ご飯を食べる時はカラダにやさしいごはんってなんなのかな?」というのを一緒に考えることで、健康と向き合えるヒトになってほしい、自分の人生を大切に育んでほしいというのが私の願いです。それが健康寿命を支える軸になると思うのです。 また現在施設で働いていない管理栄養士、栄養士、調理師など、フリーの食関連のお仕事をしている方がたくさんいます。小規模保育園の栄養士は園に1人、2人が通常で、とても大変で結婚や出産を機に辞める人がとても多いのが現状です。でも、多くの方は何かしら食育に携わりたいと思っています。今後はそういう方々と保育園・幼稚園との橋渡しをして、そのような場を増やしていきたいとも考えています。 保育園でも栄養管理にとどまらず、食育に力を注いでいる。
これから親になる、という方にアドバイスはありますか?
以前、新婚さんたちに健康食レッスンをしたことがありました。その時にお伝えしたのは、食は経営であり、それぞれの家庭の軸が必要ということです。 私は結婚当初、朝食をしっかり作りたいと思っていました。しかし、夫は朝の料理の音で起こされたくないと思っていて、朝食は簡単でいいから同じ時間に起きてほしい、と思っていたのです。自分の思いで朝から百点満点ごはんを一生懸命やることが必ずしも正解ではなく、パートナーをはじめとする家族の想い、体調、生活リズムを考えなければいけない、ということを痛感しました。胃袋を掴めたとしても、おいしすぎてメタボが進んでは本末転倒です。『ご飯、納豆、野菜たっぷり味噌汁』にして、味噌汁は前の晩に翌日分を作り置きしておくでもよいかと思います。主婦(夫)は仕事の有無にかかわらず忙しないもの。頑張りすぎずに、家族の健康のサポートをしていただければと思います!

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  • 藤村 希

    藤村 希

    株式会社ロコっち代表取締役/ロコっち たまプラーザ編集長

    ニックネームは「のぞみん」 自分が出産してからジモトで過ごすことが多くなり、ジモトの情報をもっと効率的に入手したい!と思うようになり、ロコっちを立ち上げました。たまプラからスタートし、もっと地域を広げていきたいと思っています。 たまプラーザちょい呑みフェスティバル実行委員、たまプラ一座まちなかパフォーマンスプロジェクト実行委員、よこはまハロウィン実行委員。 中小企業診断士&MBAでもあり、ビジネス相談もお受けしています。

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