おおむね定年後のパンじいちゃんとお手紙弁当チームが協力して開く「子どもと高齢者のためのパン食堂(以下、パン食堂)」。美味しいパンを味わいつつ、パンじいちゃんと地域の方が交流できるイベントです。同時に子どもが参加できるパンづくり体験会も開催しています。詳細をお伝えします。
目次
プロのパン職人から学んだ結果を披露
パン食堂では、パンづくり未経験のシニア男性(パンじいちゃん)が、プロのパン職人からパンの作り方を学んだ成果を披露します。地域の方どなたでも、パン食堂でパンじいちゃんのパンを味わうことができます。
毎月第一土曜日に開催
パン食堂は原則毎月第一土曜日に開催されます。(5月はGWのため未開催)12月までのスケジュールや開催時間など、以下になります。
年内の開催予定日:
2024年6月1日(土)
2024年7月6日(土)
2024年8月3日(土)
2024年9月7日(土)
2024年10月5日(土)
2024年11月2日(土)
2024年12月7日(土)
開催時間:11:00~13:00 ※時間内でもパンがなくなり次第終了。
料金:子ども(小学生以下)無料・大人500円
メニュー:パン2個+コーヒーまたは紅茶
会場:みんなのキッチン(横浜市都筑区茅ケ崎中央36−5 エルドラード横浜 2F)
※センター南駅から徒歩5分
※1階はクオール薬局のあるビル
※昭和大学横浜市北部病院近く
パンと野菜たっぷりスープ
パン食堂の利用に予約は不要です。直接会場に行き、入口で最初に人数分の料金を支払います。小学生以下のお子さんは無料です!
テーブルの上にパンじいちゃんのつくったパンがずらりと並んでいます。ここからセルフサービスで、好きなパンを2個選んでトレーにのせます。温めたほうが美味しいからと、パンじいちゃんがトースターでパンを温めてくれました。
セットのスープはカウンターで受け取ります。スープには都筑区産の野菜がたっぷり使われています。
セルフサービスでお茶やお冷もいただくことができますが、大人はコーヒーか紅茶が付きます。
私は都筑産小麦ミニメンチカツバーガーと、竹スミチクワロールを選んでみました。メンチカツはお弁当チームの手作りだそうです。スープもパンも美味しくいただきました。
子どもと「自称」高齢者のパンづくり体験
予約が必要となりますが、パンじいちゃんに教えて貰いながら子どもがパンづくりを体験できる「子どもと『自称』高齢者のパンづくり体験」も、パン食堂の一角で行われています。体験費は子ども200円、自称高齢者の方は500円です。
パンづくりは第一次発酵を終えたパン生地の成形からスタート。10時30分から始まり、体験時間は30分ほどです。パンじいちゃんに教えて貰いながら作業します。パンづくりを通してパンじいちゃんと地域の子どもたちが交流を楽しんでいます。
パン3個分の生地を成形とのことで、すぐ終わるかと思ったら、子どもがこだわり意外と時間がかかりました。集中してパンづくりに取り組んでいました。
保護者の方がお子さんを手伝うこともできるので、小さいお子さんでも参加可能です。(手伝う場合は大人もエプロン・三角巾を持参してください)
成形が終わったお子さんはパンじいちゃんにお願いし、二次発酵したのち焼いてもらいます。
参加対象はお子さんと(自称)高齢者の方とのことですが、「今日だけ高齢者です!」と学生の方が参加したこともあったそうで、判断基準はあまり厳しくありません。保護者の方も申し込み、親子で一緒に並んでパンづくりを楽しんでいた方もいらっしゃいました。
二次発酵と焼きあがるのを待っている間に、パン食堂でパンをいただき、食べ終わったころにパンが完成。
可愛いパンが3個できました。持ち帰ってもよいそうですが、せっかくなので焼き立てをいただくことにしました。あつあつの焼き立てパンは、素朴な味でふかふかしていて、とても美味しかったです。
パンづくり体験会の予約は主催の「NPO法人ロクマル」のホームページから可能ですが、人気につきすぐ予約が埋まってしまいます。こまめにホームページをチェックしましょう。
早めに行こう!
4月にパン食堂を利用してみましたが、12時ごろにはもうパンがなくなっていました。パン食堂を利用したい場合は、早めに行くことをおすすめします。ぜひパンじいちゃんに会いにいってみましょう。
また、パンじいちゃんと一緒にパン食堂を運営するお手紙弁当チームは、毎週水曜・木曜日にみんなのキッチン前でお弁当を販売しています。ヘルシーで愛情たっぷりなお弁当もおすすめですよ!
主催者情報
主催者名:NPO法人ロクマル
住所:横浜市都筑区茅ケ崎中央36−5 エルドラード横浜 2F「みんなのキッチン」