10年後も歩ける体へ。整えるだけで終わらない、センター南の「スパインピラティス」

ここ数年、センター北・南エリアでは、ピラティススタジオやピラティスを取り入れたフィットネススタジオが次々とオープンしています。

都筑区・センター南駅から徒歩1分の場所にある「スパインピラティス」は、今年で開業4周年。

同スタジオは、マンツーマンレッスンが受けられることに加え、カイロプラクティックを運営する作田さんが立ち上げた、日本でも数少ないピラティススタジオです。

代表・院長の作田優さんは、「ピラティスは年齢に関係なく取り組めるエクササイズ」と考えています。

ピラティスのみでも利用が可能な同スタジオは、一人ひとりの目的や、体の状態に合わせたサポートを受けられることが大きな特徴です。

「キラキラした女性のイメージがあるけど実態はどうなんだろう」
「カイロや整体だけでは限界があるだろうか」

そんな方も多いのではないでしょうか。 スパインピラティスでは、体を整えるだけでなく、その先の“正しく動ける体づくり”を大切にしています

同スタジオで行っているサポートや、スパインピラティスならではの特徴、作田さんが大切にしている思いについて話をうかがいました。

体を整えるだけでなく、正しく使えるようにするために

2004年に「さくカイロプラクティック」を開業した作田さんは、施術を通して多くの利用者の体の悩みに向き合ってきました。

そうした中で感じたのが、カイロプラクティックで体の構造を「整える」だけでなく、整えた体を日常生活の中で「正しく使えるようにする」ことの大切さだったといいます。

その思いから、2022年に「スパインピラティス」をオープンし、今年で4周年を迎えました。

同スタジオでは、その人に必要な動きを見極めながら、ピラティスマシンを使ったマンツーマンレッスンを提供しています。

国際認定資格を持つピラティスインストラクターが、一人ひとりの体の状態や目的に合わせて、短期的な目標から長期的な目標まで見据えたプログラムを組み立てていくのが大きな特徴です。

また、あらかじめ決めたプログラムをそのまま進めるのではなく、レッスン当日の体調や柔軟性、痛みのある箇所、可動域の状態なども丁寧に確認したうえで、その日に合った内容を組み立てていくそうです。

スタジオ内には、6種類のピラティスマシンを設置。さらに、ボールやリングなど多彩なツールもそろっており、利用者それぞれの体の状態に合わせて、より細やかな調整ができる環境が整っています

日頃運動の習慣がない方や、ピラティスが初めての方も、経験豊富なインストラクターからマンツーマンでレッスンを受けられるので気軽に通えます。

カイロプラクティックとピラティスは、なぜ相性がいいの

作田さんは、「自分たちは背骨の専門家です」と話します。

スタジオ名の“スパイン”にもあるように、カイロプラクティックとピラティスに共通しているのは、どちらも背骨を重視していること。背骨は体の軸となる大切な部分であり、そこを通して体の構造や機能を見ていくという考え方が、両方の土台にあります。

カイロプラクティックの役割は、検査・評価・分析を通して、体のどこに不調の原因があるのかを見極め、構造的に整えることです。

一方、ピラティスは、整えた体をどう使っていくかに目を向けるもの。どの関節がうまく動いていないのか、どこに機能的なエラーがあるのかを見ながら、実際の動きの中で体を正しく使えるようにしていくといいます。

作田さんは、「ただ運動をすればいいわけではない」とも話します。体の状態をきちんと見極めないままエクササイズを行ってしまうと、その時間が十分に活かされないこともあるからです。

さくカイロプラティックの施術室

だからこそ、まず体の状態をしっかり見て、必要なサポートを選ぶカイロプラクティックと、一人ひとりに合った動きを取り入れていくピラティスは、とても相性がいいといいます。

10年後も歩ける体へ――日常の動きを変えることが未来につながる

10年後も歩ける体をつくりたい」という言葉は、一見すると大きくて漠然とした目標に見えます。けれど作田さんは、それを今の暮らしの中にある小さな不調や不安の延長線上にあるものとして捉えていました。

たとえば、「少し歩くと腰が痛くなる」「キッチンに10分立っているとつらい」「以前は立ったまま履けていた靴下が履きづらくなった」

そんな日常のささいな変化が、「この先もっとできなくなるのでは」という不安につながっていくのだそうです。

だからこそ、目標の立て方がポイントになります。

いきなり「10年後」を目指すのではなく、まずは靴下が履けるようになる、前かがみの動作が楽になる、腰や骨盤まわりがしなやかに動くようになるなど、今感じている困りごとを一つずつ改善していくスモールステップを大切にしています。

作田さんはそれを山登りにたとえ、「1合目、2合目と積み重ねた先に、10年後も歩ける体がある」と話します。

利用者の目標の大きさもさまざま。

比較的近い目標を持つ人もいれば、将来への大きな不安を抱えて訪れる人もいるため、レッスンはまず「何を求めてお越しくださったのか」潜在意識にヒアリングするところから始まります。

実際に、同スタジオに通い始めたきっかけも人それぞれ。ピラティスのキラキラしたイメージに興味を持った方もいれば、年齢を重ねても動ける体を保ちたい方、痛みや不調を改善したいという方も。

目的が違えば必要なサポートも異なるからこそ、オーダーメイドのプログラムであることが伝わってきました。

さらに作田さんは、月に1回通うだけでなく、日々の生活習慣や自宅でのケアも大切だと話します。

デスクワークで長時間座り続けることや、同じ姿勢を続ける毎日の中で、体には少しずつ負担が蓄積していきます。

利用者自身が自分の体を知り、予防や健康管理の視点を持ってほしいとの思いから、レッスンでは、自宅でできるケアや生活習慣への気づきも含めてアドバイス。

日常動作を少しずつ楽にし、その積み重ねを未来につなげていくことが大切だという考えです。

地域で健康を支える存在でありたい

作田さんがこの地で開業した理由は、「愛着ある地域に、健康という分野で貢献したかったから」。都筑区に編成される前からこの地に住んで育ってきたそうで、地元への想いはひとしおだと言います。

実際に長年携わってみると、センター南や都筑区周辺は、健康への意識や価値観が高い地域だと肌で感じるそうです。

自分の体や健康に目を向ける方が多いからこそ、自分の構想も理解してもらいやすい。

そんな地域だからこそ、ピラティスやカイロプラクティックを通して、地域の健康に貢献していきたいという思いが伝わってきました。

「これから先も、自分らしく動ける体でいたい」
そんな一歩を踏み出したい方にとって、スパインピラティスは身近で頼れる存在になってくれそうです。

自分の体と向き合うきっかけとして、足を運んでみてはいかがでしょうか。