都筑相談窓口では、行政や地域の専門機関(都筑区社会福祉協議会、横浜北部児童相談所、関連するNPO等)と連携し、フォローしてくれます。どのような団体が所属しているかなど、詳細をお伝えします。
目次
世話焼きおばちゃんの「都筑相談窓口」
誰が運営しているの?
都筑区で活動するワーカーズコレクティブ、NPO法人、生活クラブ生協が集まって運営しています。
ワーカーズコレクティブとは、地域の住民が共同で出資し、あったらいいなと思う「もの」や「サービス」を仲間と一緒に市民事業として起こし、「雇う—雇われる関係」でなく全員が対等な立場で経営に参加する事業体です。
営利を第一目的とせず、地域社会に貢献する事業を行います。
市民目線で相談に応えたいと、2010年6月に都筑相談窓口を設立し、下記8団体が参加しています。
(1)NPO法人 のはらネットワーク
一時保育ぽっぽ・さんぽの2施設を中心に子育て支援の様々な活動をしています。
(2)NPO法人ワーカーズ・コレクティブ ふれあい都筑
赤ちゃん(妊婦さん)からお年寄りまで、どんなライフステージの方でも対応可能。困っている方の支援をします。
(3)NPO法人ワーカーズ・コレクティブ 円(まどか)
「私が将来受けたいサービス」・「私たちの親に受けさせたいサービス」をモットーに日々の介護に取り組んでいます
(4)企業組合ワーカーズ・コレクティブ・にんじん
大丸ブランチ「キッチン こらふ」
生活クラブ生協の消費材を基本に素性確かな素材を使い、安心して食べられる手作り弁当・惣菜を作っています
(5)NPO法人ワーカーズ・コレクティブ れもんばーむ
有料老人ホーム「ライフ&シニアハウス港北」にて、生活クラブ生協を中心とした調味料、肉、等を使い、野菜は新鮮な地元の野菜を使って、食事サービスを提供しています。
(6)ワーカーズ・コレクティブ 「和」(なごみ)
有料老人ホーム「ライフ&シニアハウス港北2」にて、家庭に近い食事作りを心がけ、出来る限り手作りの食事の提供と、外出困難な方も多いのでバラエティーのある献立作りをしています。
(7)横浜北生活クラブ生協(ワーカーズ・コレクティブ デポット 大丸ブランチ・センター南ブランチ)
「おいしくて体に良くて自然を壊さない」安全な食べものを安心して選び、豊かに人間らしく暮らしていくことをめざしています。
(8)企業組合 エコ・アド
子育て、福祉(高齢者、障がい者)、環境、女性をテーマに、読んでもらえる作品を目指しています。
どうやって相談するの?
都筑区は転勤の多い地域。引っ越したばかりで周りに知り合いがいず、相談相手もいなくて困ったとき……。
都筑相談窓口のホームページのメールフォームから、相談することができます。
また、各参加団体に直接相談することもできます。
定例会
毎月一回第3水曜日、区民活動センターで定例会を開き、参加団体の情報交換やニーズに沿ったテーマのイベント開催の企画を話し合っています。
12月18日水曜日もミーティングが行われ、この日は主に次回のイベント「だれでもcafé in都筑」についての打合せを行いました。
だれでもcafé in都筑
第一回目は2019年10月29日火曜に、「ポリ袋で作ろう!もしもの時の調理法」というテーマで開催されました。
次回は2020年1月23日木曜(10時30分から12時)に開催です。
テーマ:防災・減災について考えよう
「3分・3時間・3日間をどう生きるか」
講師:一政伸子(いちまさのぶこ)「3.11を想う会」代表
参加費:無料
定員:先着30名
開催日:1月23日(木)10:30~12:00
場所:大丸デポー2階集会室(都筑区大丸22-6>>MAP)
※都筑ふれあいの丘駅より徒歩15分
申込・問合せ:電話941-5631 FAX941-5639/電子メール oomaru.k15@gmail.com
担当:大丸デポー運営委員会 岸
「命を守る」ための日々の備えの大切さや、防災減災についての話を聞くことができます。申し込みは大丸デポーレジに申込用紙を提出するか、電話、FAX、メールで受付可能とのことです。託児はありませんが、キッズスペースがあるので、お子様連れでも参加可能です。
自分たちの手で暮らしやすい地域に
自分たちの手で暮らしやすい地域にするために、仲間たちと一緒に活動する「世話焼きおばちゃん」たち。行政や地域の専門機関と連携しつつ、「市民のセーフティネット」となり、今後も地域の方々の「不安」を「安心」に変えられるように活動していくそうです。
地域のことを真剣に考え、より良くするために、地域で活動する方々がいらっしゃるのはとても心強いですね。
その一環として行われる「だれでもcafé in都筑」。
その名のとおり、だれでも参加できますので、興味をお持ちになりましたらぜひお申し込みください。