区長の、中野 創さんに、インタビューをしてきました。
今回は第2部 「都筑区長になるまでと、これから。」
3部は、「都筑区民まつりについて」

3部だてでお送りしています!

都筑区長の、中野 創(なかの はじめ)さんインタビュー 2部

市長は選挙ですが、区長はどのようになるのですか?任期は?

区長は、横浜市役所の職員です。横浜市市長からの発令で、区長になります。

任期は特に決まりはありませんが、3年から5年くらいで、昔より長くなってますね。

なぜ自治体、横浜市で働きたいと思ったのですか?

公園や緑に興味があったので。
公園を作ったりする仕事は自治体でしかしない仕事ですから。企業は作りませんよね。

せっかくなので生まれ育った横浜市。
ちょっと大きめの自治体で、公園や緑をやってみたいと思いました。

都筑区長になる前は何をしていましたか?

前任は、 横浜市役所の 環境創造局、公園緑地部長をしていました。

公園や緑を作ったり管理する仕事です。
(やりたかった仕事ですね!!)

その他には、どのような事をされていましたか?

古い建物を保存したり、魅力的な街づくりの企画調整を行っていました。

実は公園や緑より、街作りをしていた時間のほうが長いんです。

港北ニュータウンの中に古民家があったりして活用されているといったスタイルは30年くらい前は、わりと画期的でした。

公の施設の中に、もともとあった古民家を保存活用したり、他から持ってきて活用したり
ということは横浜が全国でも先駆けているんです。

港北ニュータウンも、そういう古民家が点在していたエリアを、こういった新しい街にしたんです(せせらぎ公園の古民家とか)。

そういうところを魅力にしていこうと街づくりがなされたんですよ。

(そうなんですね!! 新しい街に古民家のほっとする安らぎがあって素敵ですよね!)

都筑ならではの産業や、応援したい産業ってありますか?

「メイド・イン 都筑」という意味では、「製造業」の事業所数が市内で2番目に多いです。

発砲スチロールを加工したりとか色々な会社があり、そういう技術などをパシフィコ横浜で展示したりするのを支援したりとか、区内の中小企業の産業を大切にしていくことにも、力を入れて取り組んでいます。
 
センター南だとエリアが違うかもしれませんが、都筑区って、南部方面は港北ニュータウンの区域以外、川和含めて、もともとパナソニックがあったりして産業集積を早くからしていた地域ですので、それに関連して、製造業の中小企業が多いんです。

そういった企業の若手経営者たちは、非常に熱心で、どういう風に「自分たちの技術をしっかりアピールしていくのか」と考えていますし、区としても応援していこうと思っています。

都筑区の高齢化対策と、傾向について教えてください。

ニュータウンとはいえ、やはり高齢化は地域によってはとても進んでいますよね。
対策と傾向について、お話して頂きました。

若い世帯が多い都筑区ですが、すみれが丘などは開発が早かったのと、他にも港北ニュータウン構想の前から団地があった地域は高齢化の波が来ていますね。

高齢化対策に対する支援は、いろいろやっています  

例えば、認知症については認知症カフェなどを設置しています。

また認知症については、特に北部病院でケアしてもらって講演会をしてもらうのですが住民の皆様、すごく関心が高いですね。

自分がなったらとか自分の両親がなったらどうするとか。

話をよく聞くと、薬で良くなるものでもないそうですね。
進行を緩めるくらいの事しかできないと。

なんとか予防したいですね。

高齢化対策は、市を上げて重要課題なので都筑区も例外なくその取り組みをしていかなければならないと思っています

都筑区の特徴ってありますか?

都筑区の平均寿命は全国のTOP10に男女とも入るんですよ。

これだけ環境のいい所で老後を過ごせるのは、他の地域からみると、うらやましい事ですよね。

高齢者に対するそういった施設が沢山立地しているのも一つ都筑区の特徴かもしれませんね。

第2部はここまで。第3部は、11月3日開催区民まつりのお話です!

ありがとうございました

中野 創 区長、丁寧にインタビューに答えて頂きありがとうございました!

ロコっちをご覧のみなさま、第3部、「区民まつりのお話」をお楽しみに!