• 投稿日2019.12.3
  • 更新日2021.12.27

センター南で農薬不使用・化学肥料不使用の健康野菜が手に入る!『都筑ハーベスト』

センター南駅や都筑区役所で、野菜が売られているのを見かけたことはありますか?
どんな商品が売られていて、どのような団体が販売しているのかなど、ご紹介します。

都筑ハーベスト

どこで売っているの?

毎週金曜日、センター南駅構内と都筑区役所で、10時~14時まで出店しています。(2021年10月現在、都筑区役所のみ販売を行っています。)

農薬・化学肥料を一切使っていない、生命力溢れる旬の野菜を取り扱っているほか、収穫した野菜などの素材を使用した漬物、天然みそ、シロップなどを販売しています。

「ブロッコリーの葉」が売られているのを見るのは初めてです。
無農薬かつ化学肥料を使用していないからこそ、自信をもって販売できるとのことです。化学肥料を使用すると葉が固くなってしまうそうですね。
珍しい上に、100円とお安かったので購入しました。茹でてドレッシングをかけていただきましたが、苦みもなく柔らかく、食べやすい味でした。

自家製のしそシロップも試飲させていただきました。飲みづらいかと思いましたが、予想より癖がなくすんなり飲めました。お酒やヨーグルト、炭酸、水などに混ぜても良いそうです。約3倍に薄めることができます。
アレルギー抑制効果もあるそうで、花粉症の主人のために購入。700円でした。ほか、免疫正常化、殺菌作用、貧血予防、精神安定、血液浄化、がん抑制、動脈硬化予防、ダイエットに効果があるとか。

私のお気に入りはこちらの大根のハリハリ漬け。200円とお手頃価格です。
パリパリした食感がたまりません。
酢が入っているのでさっぱりとしていて、それでいて唐辛子がきいていて少しピリッとしています。一度食べたらまたリピートしたくなるやみつきになる味で、何度か購入させてもらっています。
お酒のおつまみに、夕飯の一品にお役立ちです。
ぜひ一度、お試しください。

手作りの味噌、梅干し、スイートポテトなども販売されていました。
防腐剤、着色料などの余分なものは含まれていません。

安心・安全な食品がリーズナブルな価格で手に入れることができますので、おススメのお店です。センター南周辺に、金曜日にお出かけすることがあれば、立ち寄ってみてください。

どんな団体なの?

野菜を売っているのは就労継続支援B型作業所「都筑ハーベスト」。
精神障害を抱えた方々が農作業を行い、野菜を育てて販売しています。

メンバーの方、それぞれ得意とする分野は異なっていて、収穫が得意だったり雑草だけをとっていたり、バザー(販売)が得意だったりと様々だそうです。

職員の長谷川さんにお伺いしたところ、「一人一人の良さを見つけてサポートしています。極力自分たちで自発的に判断し動けるようにフォローし、職員があまり目立たないようにと気を付けています」とのことです。

前職はデザイン系の仕事をしていた長谷川さん。今は一人一人が持っている良さを引き出すお手伝いをする、「人間のデザインをしています」とおっしゃっておりました。

どんな雰囲気なの?

サービス管理責任者の伊藤さんからもお話しを伺いました。
「会社組織とは違って、職員、ボランティアの方々、利用者の方々、みんなフラットな感じです」
「方針としては、意思決定支援、一人一人が自分のことを自分で決めていく、ということを重視しています」

取材中、常連客の方が「たくさん、いいこと書いてあげてよ!」と楽しそうに話しかけてくださったのが印象的です。
たんに野菜を売るだけではなく、地域の方々との交流も楽しんでいるんですね。

無農薬で化学肥料を一切使用していないということは、野菜を育てるのにもかなりの労力がかかっているはずです。にもかからず、野菜の値段がさほど高くないのはなぜかと質問したところ、「地域貢献の一つです。安全な美味しい野菜を食べていただいて、地域の方々に、心も身体も元気になっていただきたいです」とおっしゃっておりました。

地域の団体や企業ともコラボ

「NPO法人 I Love つづき」が行っている「小麦プロジェクト」に生産者として参加しているそうです。
冬の畑を有効活用しよう! と思い立ち、小麦を作ったものの利用方法に困っていたところ、「都筑区でできた小麦粉、ぜひ商品化しましょう!」とNPO法人I LOVE つづきさんが中心になり、小麦プロジェクトを立ち上げてくださったとか。地元で活躍するパティシエやシェフの方も参加してくださり、商品化されました。現在もプロジェクト進行中です。

また、秋には株式会社ハウスワンと一緒に芋ほりイベントを開催しました。社員の方がボランティアで、草刈りしてくださったこともあるそうです。
我が家も子どもと一緒に参加させていただきました。無農薬ということで、畑にたくさん虫がいたんですが、不思議と嫌とは思わず、畑の生命力の強さを感じました。
天然のスイートポテトのような、甘くてしっとりとしたとても美味しいさつま芋でした。

都筑ハーベストの畑に行ってみよう!

所長の小林さんに、地域の方にアピールしたいことを伺いました。
「ぜひ、個性的な野菜と、メンバーに会いに来てください。畑にも来て欲しいと思っています」

農作業ボランティアも募集していて、知識のない方でも問題ないそうです。日曜日は休みですが、土曜日は活動しているので、平日仕事の方でも参加できます。

小林さんも、もともとは農作業ボランティアとして参加していたそうです。
「「食」というのは、障害を持っている方もそうでない方も、同じように関わってくる部分だと思います。食べられる野菜を育てることで、いろんな方々と繋がりやすいのかなと。大地の上で一緒に畑を耕し、コミュニケーションがとれたらいいですね」