生産性ファースト 時代を先行く宮崎雅大税理士事務所

「時間のロスを最大限になくす」をテーマに進化し続け、クラウド会計により究極の効率化を図る宮崎雅大税理士事務所。事務所は武蔵小杉ですが、最近まちなかbizあおばの会員になり、たまプラーザにも活躍の場を広げています。人材育成にも重きを置いている代表の宮崎雅大さんにビジョンや業務内容について伺いました。

業務内容を教えてください。

個人と法人、すべてに対応しています。確定申告や決算の処理という税務や財務処理から、経営支援として資金調達や業務改善のコンサルタントも行います。経営に関することで心配事があれば、なんでもご相談ください。

税理士になろうとしたけっきかけは何ですか?

理系大学の工学部を卒業した後、会社に就職しました。しかし、肌に合わず体調を崩してしまって、退職しました。そこで、大学時代に経済学を履修して、簿記に興味があったので、簿記3級から勉強を始め、税理士事務所でも働き始めました。資格習得後、独立開業してからは、古い慣習にとらわれず、効率を追求することをモットーとしています。

時間は誰にも平等に有限で、取り戻すことも貯めておくこともできません。なので、作業方法の改善ができないと、なんとなく落ち着かないです(笑)。会社の業務で「経理」という仕事が足かせになっているように感じ、それをなんとか効率よくしたいと考えました。

それでクラウド会計にたどり着いたのですね。具体的に内容を教えていただけますか?

基本的には、ネット上で情報共有できる会計ソフトを使って税務処理をしていきます。わからないことは、チャットワークというビジネスチャットを使ってやり取りします。

情報は可能な限りネットで共有するので、訪問の必要がなくなりました。だからと言って、わからないことはチャットで質問できますし、臨機応変に電話対応も行います。テレビ電話も導入して、訪問しないことで価格を抑える工夫をしています。

得意な業界はありますか? クライアントさまはどのような方が多いですか?

それが業種は全く関係ありません。それより無駄が嫌い、コスパや生産性を優先する当社のスタイルに合った方がお選びいただいております。

また、エリアも選ばないため、現在北海道のクライアントさまからもご依頼いただいております。

わたしみたいな青色申告している一人親方でもお願いできるのでしょうか?

はい、もちろんです。むしろそのようなクライアントさんも大勢いらっしゃいます。個人の分、できるだけ費用は抑えたい。でもいつも仕事で忙しいので打ち合わせに時間を取られるのが困るという感じで、当社の事務所ととても相性がいいと感じています。

大手企業さんは、税理士事務所も大手企業さんに依頼しているところが多いので、個人事業主さんや中小企業さんが大半を占めています。

それはすごいですね。もう一つ御社の強みでもあるスタッフについて聞かせてください。

自分が会社員時代、やりたいことをやらせてもらえずフラストレーションがたまっていました。スタッフには、そんな思いをさせたくない。そんな思いから、いいと思うことについてはどんどんチャレンジしてもらっています。体験から学び、やりがいを感じ仕事を楽しんでもらいたいと願っています。

最後に、今後について教えてください。

税理士事務所と言うと先生がいなくなると終わってしまう家業のような事務所が多いのが現状です。わたしは、それをしたくない。自分がいなくても活動して、継続する組織にしたいと思っています。

現在スタッフは、受動的でなく能動的に仕事をしていますので、それをより円滑に行えるようサポートして行けたらと考えています。

一方最近では、クライアントさまからご紹介をいただくことが増えました。はじめは「パソコンに詳しくないので」とか「難しそう」と思っていた方も、スキルに合わせたソフトを使っていくので、「使ってよかった」「もっと早くスタートすればよかった」など喜びの声をいただきます。パソコン業務に抵抗がある方に、広めていきたいと思います。

最近では、会計ソフトの記帳勉強会など事業をされている方・これから事業をしたい方向けの講習会も開催しています。スタッフだけでなくわたしも先頭きっていろいろチャレンジしていきたいと思います。

取材を終えて

あいにくの雨の中、さわやかに登場した宮崎さん、ステキな笑顔が印象的でした。お金の話はなかなかしづらいものですが、物腰の柔らかさや傾聴の姿勢から、わたしもついつい相談してしまうほど聞き上手。その答えも的確でロスがない。

副業や圧倒的な個人時代いわれる今後の日本において、このように柔軟に対応してもらえる税理士事務所はともて需要があると感じました。

もしあなたが、今の税理士事務所に不満がありながらもどこに頼んでいいかわからない、自分で申告していたけれどもステップアップしたい、新しいシステムに興味がある、売り上げを伸ばしたいなど、向上心の高い社長さんは要チェック。

効率最優先、最適でストレスのない経理を体験されてみてはいかがでしょうか。