ハングリータイガー港北センター南店がオープン以来のリニューアル!グレードアップした店内を取材

  • 投稿日2023.7.7
  • 更新日2023.7.11

横浜市民のソウルフード、ハンバーグとステーキの専門店「ハングリータイガー」。
創業は 1969年、まだファミレスさえ普及していない頃、横浜市保土ヶ谷の第 1 号店がオープンしたのが始まりです。2023年7月現在、横浜市内を中心に12店舗展開しています。

横浜市都筑区にある港北センター南店は、2005年にオープン。
「みなきたウォークをお散歩していると、炭焼きハンバーグの香りに吸い寄せられる」というのは、地元あるあるなのではないでしょうか!
心が一気にハングリータイガーモードになりますよね。求心力半端ないです!

オープンから今年で18年目を迎えるハングリータイガー港北センター南店は、開店以来初の大規模リニューアル工事が約 1 カ月かけて行われました。
リニューアル後、雰囲気がガラリと変わった店舗を取材しましたのでご紹介します。
後半ではハンバーグステーキの美味しさの秘密にも迫りますよ!

2023年7月1日にリューアルオープン!

今回の取材では、港北センター南店の武田店長にお話を伺いました。

ハングリータイガー勤務歴は、学生時代のアルバイトから社員である現在まで 15年なのだそうです!
今回のリニューアルで大きく変わったところは以下の3つ。

①外観
②2 階待合室のキッズスペース
③客席

① 外観がオレンジに!

外観は白ベースからオレンジ色に変わりました。以前の建物に古いイメージはありませんが、リニューアルしてとっても綺麗になりましたよね!

② 2 階待合室は、より過ごしやすく

以前からウェイティングの待機場所になっている2階スペースもリニューアル。
キッズスペースはより充実し、今回新しくキッズ滑り台が導入されました。

小さなお子さまにとっては待ち時間さえ楽しいひとときになることでしょうね。
さらに今回、授乳室も完備されました!

おむつ替えの台も備えられています

③ 客席

そして、最も変化を実感するのがホール全体の内装です。
リニューアル前から、外の景色が窓いっぱいに広がる開放感ある店舗でしたよね。
開放感たっぷりのスペースを活かしながら今回のリニューアルでは、椅子とテーブルが何と、全て新しく設えられました。


ソファ席は背面の高さを約 20cm アップすることで、よりリラックスした座り心地を実現。
また、「お待たせ時間を少しでも短縮できるように」と、客席数もリニューアル前から 6 席増え、全 96 席に。
テーブルと椅子は以前よりシックなデザインに変わりましたが、ハングリータイガーのイメージをガラリと覆すことなく、落ち着いた雰囲気にグレードアップしたと感じました。

さらに港北センター南の特徴について武田店長は以下のようにおっしゃっていました。

「ハングリータイガーは創業時からアメリカの郊外型レストランにならった建物と立地がモデルにあるため、どの店舗においても天井が高く、ゆったりした造りとなっています。その中でも、特に港北センター南店はホールがワイドに広々と造られているのが特徴です。早渕川に沿った立地を活かし、贅沢に広さを確保したのだと思います」

リニューアル後はソファ席が窓際に入ったため足下までのガラス窓はなくなりましたが、南西向きいっぱいに彩光を取った造りは健在。窓の向こうには早渕川や都筑中央公園の緑が映り、清々しい空間が広がってます。

リニューアルの理由

また、リニューアルの理由についても教えてくださいました。
「原材料高騰などによる値上げでお客さまには心苦しい思いがあります。今回のリニューアルは経年劣化が前提にありますが、居心地の良さを追求し、価格が上がる現状においても満足していただける空間を目指しました」と武田店長。
グレードアップした港北センター南店、ぜひ実際に足を運んで違いを体感してみてくださいね。

ハンバーグステーキ 美味しさの秘密

我が家では、子どものお誕生日や「ちょっと良いことがあった日」などにハングリータイガーに食事に行くのですが、毎回細やかな心配りにいつも感動させられます。

サラダの取り皿が冷え冷えで提供されるのに、スペアリブの取り皿は温かかったり。
ドリンクや料理はオーダーした人の目の前に置いてくださるという、徹底したプロの仕事を目の当たりにします。

あらゆる場面に細やかなサービスが配られるハングリータイガーですが、特に「焼き」のこだわりは会社の強い思いを感じるほど。

ハングリータイガーでは、スタッフのモチベーションを上げながら常に技術に磨きをかける目的で、全社員対象に焼き方・振る舞いなどを競い合う「チャコールマン(炭焼き職人)コンテス」を開催しているのです。先月開催された第 13 回のコンテストでは、社員の部から 3 名、準社員の部から 2 名が表彰されました。

どんなポイントを評価するのか武田店長にお話伺いました。

「肉の焼き加減が完璧であることはもちろん、焼き手の気持ちがトングの扱い方など細やかな所作に表れるので、全てチェックします。また、客席を見ているかどうかも重要です。食事の進み具合や(お手洗いなどで)離席されていないか把握しながらベストなタイミングで提供しているかが評価のポイントになります」と武田店長。

なるほど、チャコールブロイラー(焼き場)の位置がホールに向かっているのはパフォーマンスだけではなく、しっかりお客さまが見られるからなのですね…!
繁忙タイムには何十組というオーダーを同時に抱えながら、高い意識でひとつひとつを丁寧に焼くことは至難の業、まさに偉業です。

実際に焼いていただきました


つなぎなし、粗挽きビーフ 100%の肉だね。
備長炭ではなく木炭にこだわるのは、木炭の中心温度が 600〜800℃と高火力を発揮できるからなのだそう。
その分扱いも難しいといいます。
炭の香りをお肉に移しながら、遠赤外線効果で表面だけでなく中からも火を通します。
角度を変えながら8面を焼くのがハングリータイガー流。
最後はお肉が立ちます!思わず拍手!

実食

さて、いよいよ実食タイム! 鉄板がジュワジュワと音を立てて運ばれてきました!
紙ナプキンでガードしながらの 60 秒間、気持ちがはやります。
スタッフによるカッティングサービスも、おもてなしを実感する瞬間。


半分にカットして、焼き付ける。肉汁がほとばしる音、湯気と香り、シズル感。
五感で愉しむライブ感、たまりません。

「オリジナルハンバーグステーキ 220g レギュラーセット」パンまたは ライス、飲み物付き 税込 2,290 円

ビーフの美味しさをガツンと感じるハンバーグステーキ。ワイルドで肉肉しいのに、ほろっと口の中でほどける食感が絶妙です。
醤油ベースのオリジナルソースも絶品。
飴色玉ねぎ、コンベクションでじっくり火を通したまるごとポテトも名脇役ではないでしょうか!

感想・まとめ

今回の大規模リニューアルでは、内装がガラリと変わり、より気持ち良く、より寛げる客席に変わったと実感。特に小さな子ども連れの家族にとって、キッズスペースや授乳室が充実しているのはありがたいことだと思います。
子ども連れでも行きやすい敷居の低さ、こだわりぬいた美味しさ、スタッフの素晴らしい心配り…。
似たようなハンバーグステーキのお店は他にもあれど、ハングリータイガーはやっぱり唯一無二。

横浜が自信をもって誇れるソウルフードです。

店舗情報

ハングリータイガー港北センター南店
住所:横浜市都筑区中川中央 2-5-12
営業時間
月〜木 11:00-20:30
金・土・日・祝日 11:00〜21:00
公式 HP: https://hungrytiger.co.jp/