センター南の正覚寺が200余年ぶりの本堂建て直し。あじさいや花菖蒲は見られる?

  • 投稿日2024.5.22
  • 更新日2024.5.22

あじさいの咲き具合はどうかな?と、2024年5月下旬にセンター南の正覚寺へ。何と、御本堂が建て替えされることが分かりました。

本堂工事中につき駐車場の仮本堂へ

従来の御本堂には、立て看板で建て替えのお知らせが。

現在、駐車場の方に仮本堂があり、御本尊さまが移されています。参拝はこちらで行います。

ご僧侶さまの話によると、御本堂の建て変えは何と200余年ぶりなのだそう。
どれくらい昔かというと、200年前は江戸時代後期。例えば1825年は、異国船打払令が発せられた年なんですよね。

関東大震災後は修復を行い、屋根の葺き替えなど修理を重ね、東日本大震災の揺れにも耐えてきた正覚寺の御本堂。「周りから『東日本大震災でよくぞ無事だったね』とよく言われました」とご僧侶さまはおっしゃっていました。しかしながらこの度は老朽化のため、2024年から約3年ほどかけて新築工事を行うそうです。

工事中にあじさいや花菖蒲を観に行ってもいいの?

あじさいや花菖蒲は今後も鑑賞可能だそうです。ただし、工事車両が出入りするため、お車でのご来山はお控えくださいとのことですよ。

2024年5月21日の開花情報

5月21日、正覚寺ではあじさいがちらほらと咲いていました。

花菖蒲はまだまだ、といった感じ。6月に入ってからまた参拝にいきたいと思います。

あじさいや花菖蒲だけでなく、少し前までは桜が、その後サツキが綺麗に咲いていた緑豊かな正覚寺。

カルガモも生息している地域の宝のような場所。

ご僧侶さまの正覚寺御本堂の建て替え話に、長い歴史を感じました。

お寺情報

天台宗長窪山正覚寺
住所:神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎東3-12-1
開門時間:9:00-17:00
アクセス:横浜市営地下鉄センター南駅から徒歩5分
公式HP:天台宗長窪山正覚寺