2020年1月28日(火)、「たまプラお弁当部(通称:たま弁)」の定例会がPEOPLEWISE CAFEで行われました。たまプラーザ地域では幸い積もるような雪は降りませんでしたが、この日は関東地方に積雪の予報も出ていて参加者が集まるかどうか、心配されるお天気でした。
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初参加の方が4名も
開始時間の18時30分には辺りはすっかり暗く、冷たい雨が降っていましたが、PEOPLEWISE CAFEの中は明るく、暖かく、いい匂いが漂っています。カフェの大きな炊飯器で炊いたご飯からはホカホカの白い湯気が上がり、お腹がグ〜と鳴りそう。
だんだんと参加者が集まって来て、テーブルの上の料理も品数も増えていきます。お肉料理、野菜料理、ご飯もの、彩りとしても欠かせないミニトマトやブロッコリー、ご飯がすすむ佃煮、漬物、梅干し、そしてデザートまで、この日もお弁当箱に入りきれないほどのおかずが集まりました。真ん中に置かれたこんがり狐色のパイはカフェで特別に焼いて提供してくれたもの。お弁当箱からははみ出しますが、別腹でペロッと行けそうです。
いつものようにそれぞれが自分のお弁当箱に詰めて、並べて写真を撮ったら「いただきます!」の時間です。生憎の天気で前回のような小さいお子さん連れの参加がなかったのは残念でしたが、食べ盛りの野球少年とママ、そして初参加の方も4名ありました。「”お弁当”が食べられるというのに惹かれて来ました」という初参加の方々も「他の人が作ったものってなぜか美味しい!!」「同じ料理でも自分と違う味付けで新鮮な感じ」と終始笑顔でした。
甘辛い味付けでご飯との相性ぴったりの生姜煮は「寺家ふるさと村で自分たちで収穫した生姜で作ったのよ」という話も披露され、さらに箸が進みます。参加者の1人が毎日お子さんのお弁当作りに苦労しているという悩みを口にすると、長年お弁当作りをして来た方から彩りや作り置きのコツなどのアドバイスがあり、聞き入る姿もありました。そんな情報交換の場としてももっと多くの方にこの「たま弁」を活用してもらえたら、と思いました。
この日は慶應義塾大学の厳先生が欠席だったため、研究室大学院生中山さん、PEOPLEWISE CAFEを運営する株式会社WATの矢口さん、「次世代郊外まちづくり」の浅海(あさのうみ)さんが主催者として「たま弁」の経緯について語りました。(詳細は以前の記事参照)
一人暮らしの高齢者やお子さんがいる共働きの人たちなどは一品持って来るだけでこんなにいろいろ食べられたら嬉しいと思うし、他の人たちと一緒に食べることで好き嫌いのある子どもも「食べてみよう」という気持ちになったりもする、周りの大人たちもここに来る子どもたちの姿を見て「大きくなったね!」と声を掛けたりする、そんな場所になっていくといいね、と常連さんたちは語り合います。外はまだ冷たい雨が降り仕切っていましたが、心も体も温かくなる会でした。
今後の活動
それぞれの立場での思いはありますが、参加する方は難しく考えずにそれぞれが「食べることを一緒に楽しむ気持ちでここに来て、食を通して繋がっていきましょう!」という「たま弁」の活動、2020年もさらに広がっていくことを期待しています。
次回の活動は2月25日(火)18:30〜21:00 PEOPLEWISE CAFE にて(3月以降の活動日は決まり次第お知らせします)
参加者は お弁当に入れるもの1品 持参
(お弁当用の10〜15名分程度、作ったものでも買ったものでもOK)
または 参加費 500円
*0〜7歳 無料
*ご飯はPEOPLEWISE CAFEで用意します。
*お弁当箱、お箸をご持参ください。(無い場合は容器もあります)
*お問い合わせ、参加申し込みはPEOPLEWISE CAFE Facebookページまたはお電話(045-516-5925)で。
お気軽にご参加ください!