• 投稿日2018.4.8
  • 更新日2021.12.6

たまプラーザで寄席!丘の横浜 たまぷら座

美しが丘1丁目にある3丁目カフェで毎月第4水曜日に行われている「丘の横浜 たまぷら座」。地域の寄席として老若男女の住民の方に、親しまれています。今回は2018年3月28日(水)に行われた会の模様をレポートします。

丘の横浜 たまぷら座 とは

丘の横浜 たまぷら座は、地域の寄席として、3丁目カフェのオーナー大野承さんと、ひろたりあん通信編集長 宮澤高広さんが発起人となって2016年10月に開始されました。開始にあたっては、地元の落語家である林家錦平さんも協力。神奈川一の寄席である「横浜 にぎわい座」といずれ連携したいという思いからにぎわい座にあやかって名づけられました。当初は落語だけでしたが、現在は、大衆芸能全般を楽しめる寄席を目指しています。
宮澤さんインタビューより


たまぷら座は発起人である宮澤さんの挨拶からスタート

司会は腹話術師、キャサリン野村さん

開催が平日とあって、普段は大人が多いこの寄席ですが、この日は春休みとあって子供達も多く観覧に来ていました。

まず最初に発起人の宮澤さんからご挨拶があり、その後、たまぷら座の司会を毎回務める
キャサリン野村さんが登場しました。野村さんの相棒は、5歳の男の子 健太くん。キャサリンさんと健太くんが掛け合いをしながら、本日のゲスト桂米多朗さんの紹介をしていきます。単純に経歴を読み上げるだけだと、飽きてしまい、早く始まらないかな~となってしまいますが、この寄席ではただの紹介もエンターテイメントになっています。

米多朗さんの師匠は、桂米助さん。そう、隣の晩ごはんでおなじみのヨネスケさんです!後にご本人からの自己紹介であったところによると、米多朗さんはヨネスケさんの唯一のお弟子さんだそうです。ヨネスケさんの兄弟子である桂歌丸さんも高座の中で、何度か話題に上がりました。


落語に入る前に場を盛り上げるキャサリン野村さんと健太くん

春休みなので子供向けに

キャサリンさんからの紹介が終わると、米多朗さんが登壇。前述の通りこの日は観客に小中学生もいたため、子供にもわかりやすい話をするということで、ネタに入る前に、手ぬぐいや扇子の使い方などの落語の基本についてのレクチャーがありました。

途中、米多朗さんが寿限無を言える人いますか?と、声をかけると、手を上げた男の子が1人。見事に噛まずに完走しました。彼は中学2年生で、小6の学習発表会で落語をやることになり、そこで落語が好きになったそうです。

彼もとても素晴らしかったのですが、米多朗さんは、実は寿限無の達人。NHK教育の番組「にほんごであそぼ」でもコーナーを担当しているそうで、圧倒的なスピードでプロの実力を見せつけていました。

そして、1本目のネタは、定番の「まんじゅうこわい」。この話はオチを知っている人が大半ではないかと思うのですが、まんじゅうが話題に上るまで結構時間があり、最初はこのネタだということに気付かないんですね。ある時「まんじゅうがこわい」というセリフが出て、初めてそれに気づき、観客からも「あ~」という声が。ネタがわかっただけで、笑えてしまう、それが定番ネタの面白さですね。


寄席というとシニアのイメージがあるが、たまぷら座は老若男女が観覧に来ている

小学校で人気の与太郎

1本目終了後は、休憩をはさんで、キャサリンさんが登場。この季節にふさわしい、健太くんと「さくらさくら」を歌って盛り上げます。
そして、始まった2本目は「牛ほめ」。これにも出てくる与太郎が出てくるネタが小学校では1番人気があるそうです。気になって調べてみたところ、与太郎は、落語の定番登場人物で、呑気で楽天的、爆笑ネタに出てくるキャラターということがわかりました。

牛ほめも例にもれず、ちょっと頭が弱い与太郎が、伯父さんの家を、お父さんから言われたとおりに褒めに行く、という話です。そして、オチは家の裏にいる牛をほめる時にやってきます。

今回は両方とも、お子様や初心者でも楽しめるお話で、米多朗さんの気遣いが感じられました。ちなみに、ゴールデンウィークには新百合ヶ丘で、米多朗さんが座長を務めるイベントが開催されます。3日はこども寄席で、4日は春風亭昇太さん、5日は三遊亭好楽さんが出演します。詳しくはこちらのチラシで


子供に配慮した進行とネタ選びをした桂米多朗さん。会場は終始笑いに包まれていた

取材を終えて

寄席というとどうしても都心にいかないといけないイメージですが、老若男女が楽しめる地域寄席のコンセプトは非常にいいな、と思いました。来月は落語ではなく講談師の方が登壇されるとのこと。今後の展開に期待大ですね!

丘の横浜 たまぷら座

毎月第4水曜日に3丁目カフェで行われている寄席。次回開催は下記の通りです。次回より、12時からに時間変更。軽食をとりながらの観覧も可能です!

日時:2018年4月25日(水) 12:00~
場所:3丁目カフェ
参加費:1000円(1ドリンクのオーダーをお願いします)
出演:神田春陽師匠 / 司会:キャサリン野村
詳細は、3丁目カフェHPをご覧ください。