2020年子ども小麦部の活動④商品を考えてみる『小麦の学校』

  • 投稿日2021.1.15
  • 更新日2021.12.11

2020年12月26日、都筑子ども小麦部の活動「小麦の学校」に参加しました。

子ども小麦部とは?

福祉施設都筑ハーベストが生産した小麦を使って、子ども達の意見を取り入れながら商品化・販売する活動です。
「安心・安全な地元の無農薬小麦を応援したい!」
「地元の福祉施設を応援をしたい!」
「地産地消をすすめたい!」
という想いから発足されたもので、NPO法人『I loveつづき』により運営されています。

2020年度のメンバーは2021年6月までの間、ふれあいの丘にある都筑ハーベストの畑に行って作業したり、小麦について学んだり商品化に向けて話し合ったりします。

今回は商品を考えてみる回

今回の小麦の学校は、どんな小麦の商品を作りたいか、各自で紙に描いて発表する回です。

今回も中川のシェアリーカフェに集まりました。

前半は小麦の事についておさらい。
小麦の粒を分解してみました。

さらに、先月みんなで種を蒔いた小麦が今どのように成長しているか写真も見せていただきました。

お世話していただいている都筑ハーベストさん、ありがとうございます。
次の畑の回も楽しみですね。

ブレイクタイム。励みになる差し入れとメッセージ

後半にいくまえに、シェアリーカフェの建物1階にあるパン屋さん「ジューンベリー」から子どもたちへマドレーヌの差し入れがありました。

マドレーヌと共に、店主桑原さんからメッセージも贈られました。

「みなさんはとにかく自由な発想で自分の思うままのアイデアをしっかりぶつけてください。それを形にするのは自分達の役割だと思います。のびのびとした自由な発想お待ちしています。」
そう、今回のプロジェクトも地域のお店が商品化に力を貸してくださるのです!
シェアリーカフェから身近なパン屋さんからお力添えをいただけるなんて心強いですね。

ちなみに

こちらの都筑区の形のクッキーは、去年のプロジェクトで子どもたちのアイデアを商品化したもの。
昨年度は荏田東のケーキ屋「スグーリ」さん、荏田南のパン屋「パリジェンヌ」さん、緑区の福祉施設「ぷかぷか」さんが商品化に協力してくださり、クッキーの他にかぼちゃやさつまいものマフィン、シフォンケーキなどが発売されました。

子どもたちの自由な発想が地域のお店のバックアップによって形になっていくところがこのプロジェクトの素晴らしいところだと感じます。

さて、子どもたちは美味しいマドレーヌとエールをいただいて励みになった事でしょう!後半につづく。

後半はじっくり一人一人考えてみる時間

作りたい商品のイラストや
どこで売っているか
いつどんな時に食べるものか

イメージを細かく膨らませて、じっくり描いていきます。
最後の発表では子どもらしいアイデアのケーキやクッキー、スコーンなど色々な案が出ていました。

中には、お母さんから譲り受けたイギリス菓子のレシピ本を持参している子もいました。
これがまた年季が入った素敵な本で…。
「ちょっと見せて〜」とお願いすると、嬉しそうに説明してくれました。

子どもたちは思い思いに、真剣に小麦部に参加しているのが伺えます。

さあ、小麦からどんなものが形になるのでしょうか! お楽しみに。
次回の小麦部の活動は2月6日。「麦ふみ」を体験させていただきます。

【麦ふみ体験】
日時:2月6日(土)10:30〜11:30
※ 感染状況により変更の可能性があります。HPなどでお知らせします。

場所:都筑区池辺町1003(池辺町1000の隣)

参加申込みはI loveつづき事務局まで
>>info@ilt.yokohama

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