センター南唯一の老舗ランドセル専門店『横浜ランドセル館』

子どもももう、幼稚園の年中さん。来年には小学校への入学準備が待ち構えています。
そして、気になるのはいわゆる「ラン活」。
ランドセルってどうやって選べばいいの……?
そんな疑問を解消するべく、センター南の「横浜ランドセル館」を訪れてみました。

横浜ランドセル館

案内してくださったのは、「横浜ランドセル館」館長の林容子さん。
根掘り葉掘り質問してみました。

どこにあるの?

Southwood(サウスウッド)のすぐ隣にあるビル、VeLeV(ヴェレヴ)の2Fにあります。センター南駅から徒歩1分という好立地です。(横浜市都筑区茅ヶ崎中央6-30>>MAP

いつからあるの?

「横浜ランドセル館」はセンター南に10年前にOPENしました。館長の林さんも、OPEN以来、地域の子供たちの成長を見守り続けてきました。

1951年創業以来、69年も鞄作りに拘り続けた老舗の株式会社神田屋鞄製作所が運営していますが、直営の「ランドセル館」は全国でも5店舗だけ。そのうちの一つが「横浜ランドセル館」で、神奈川県では唯一の店舗となります。
身近なセンター南で気軽にランドセルの実物を下見できるのは嬉しいですし、運営会社も歴史ある会社なので安心感がありますね。

どんな種類があるの?

株式会社神田屋鞄製作所では、11か所のパーツを組み合わせて世界で一つだけのランドセルを作れる「オーダーメイドランドセル」。
既製品の「カルちゃんランドセル」。
プレ70周年の特別企画で2020年度から始まった「プチオーダー」。
3種類から選べます。

「オーダーメイドランドセル」では、事前に オンラインでシミュレーションし、実際の仕上がりを画面で見ることができます。子どもと一緒に全体のバランスを見ながら、デザインを決めて行くことができるので便利です。事前に親子で、意見のすり合わせができるのは良いですね。

シミュレーションで見るだけではなく、店舗では実際の糸や皮の色見本を見ることができます。
「オーダーメイドランドセル」は年間13,000本と数量限定なので、早めに注文しましょう。

「カルちゃんランドセル」は店舗に見本が置かれています。男の子用の補強材を通常の2倍使用した丈夫なランドセルや、女の子向けの凝った刺繍のお姫様のようなランドセルなど、人気のあるシリーズが取り揃えられています。

「プチオーダー」では、[いろ]×[いと]×[なか]×[せなか]の4箇所選択できるそうです。
フルオーダーよりも若干抑え目な価格で、自分らしさを反映させることができます。

いつから「ラン活」すればいいの?

年明けたころから情報を収集し、年長になってから5月~6月ぐらいに決められる方が多いようです。早めに注文しておくと、得割のサービスもあります。
毎年1月~2月ごろ、無料で参加できる「ランドセル選び方教室」が開催されるので、ランドセルを選ぶポイントを聞くことができます。今年度はコロナ禍のため開催できるか未定ですが、店員の方に質問すれば、説明してくださるそうです。

1回ですぐに決めてしまう方もいますが、2~3回通ってから決める方も多いそうです。
6年間使用するランドセルなので、慎重に選びたいですね。とくにフルオーダーは決める箇所が多いので、悩んでしまいそうです。

フルオーダーだけではなく、既製品でも一つ一つ丁寧に職人の手で作られるので、製造本数が限定されています。人気のランドセルは時期により完売となるので、早めに注文したほうが良さそうです。

……とはいえ、2020年度は4月・5月は外出自粛、現在も週末は完全予約制と通常の「ラン活」がしづらい状況となっているため、特別な配慮で得割価格の期間が延びています。2020年9月現在、まだ間に合いますので、これから購入予定の年長さんも、諦めずに店舗に行ってみましょう!

どんな特徴があるの?

「横浜ランドセル館」のランドセルには、下記の特徴があります。
■収納力(A4フラットファイル対応)
■背負いやすさ(体にフィットしやすいように、立体ベルト構造・せなか立体通気構造)
■型崩れしない(ガード材、防水加工)
■使いやすさ(持ち運びしやすい取っ手付き・ワンタッチ錠前・掃除しやすい取り外し低板)
■通学上の安全性(反射材、防犯ブザー取り付け金具左右)
など。
6年間快適に使用できるように、さまざまな工夫があるんですね。

アフターフォローも万全

ランドセルを買ったら終わりではなく、そのあとのフォロー体制もしっかりしています。
6年間の無償修理保証では、例えば給食袋をつける部品が壊れてしまった場合に無償交換できたり、鍵の部分が歪んでしまった場合に調整してもらえます。

ランドセル横の給食袋をひっかける金具は、バイクなどに引っ掛けられてしまった場合に、安全のために負荷がかかったら壊れるような作りになっているのだそうです。店舗で交換できるので、壊れた際には店舗に持ち込みましょう。
店舗で修理できず時間がかかる場合でも、スペアの貸出があるので安心です。
犬にひっかかれた、小さい子がマジックで落書きしてしまった……。という場合は保証対象外になりますが、有償で修理を依頼することはできるので、店舗に相談してみましょう。

昨年度は12月~1月ごろ、無料で参加できる「ランドセルお手入れ教室」があり、小学校の子どもたちが、自分でランドセルのお手入れする方法を学ぶイベントが開催されました。やはりコロナ禍のため今年度の開催は未定ですが、素敵な企画なので、ぜひまた開催できると良いと思います。

「横浜ランドセル館」で相談してみよう!

ランドセルはけして安い買い物ではないので、どれにしようか悩みます。
ランドセル館ではアドバイザーの方がいらっしゃって、ランドセルに関する相談に乗ってもらうことができます。
「大切なお子さまの成長に寄り添って、ランドセルを選ぶお手伝いをさせていただいております」と、林館長はおっしゃっておりました。
当日も丁寧に分かりやすく質問に答えてくださり、安心してランドセルの購入ができる店舗だと感じました。

センター南に、気軽に質問することができるランドセル専門店があるのは、本当に心強いと思います。まずは相談だけでもいかがでしょう。
6年間使用することになるので、しっかり悔いのないように選びたいですね。

お忙しい中、取材にご協力いただき、ありがとうございました。
来年、ランドセルを購入しに、また伺いたいと思います。

関連タグ