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あおばの女性を応援!意見交換会レポート・後編

2018年3月5日(月)にワイズリビングラボで行われた「青葉の女性を応援!意見交換会」。このイベントは「あなたの力の1%をあおばの未来に」をコンセプトとする活動の一環で、今回が3回目の開催です。2人のゲストスピーカーのお話を中心にレポートします。 後編は、SUNIHA UNIHA代表の吉田美帆さんのお話です。
エリート建築士から独立へ
SUNIHA UNIHA代表の吉田美帆さんの肩書はグリーンライフプロデューサー、そして一級建築士。新卒で日本一古い設計事務所で数十年ぶりの女性社員として入社した正真正銘のエリート建築家です。小学校や保育園を設計する仕事はやりがいがある一方で、仕事はとてもハード。さらに並行して資格取得のための勉強も必要で、過労から入院したこともあったそうです。 そんな体力の限界と新しい経験を求めて、会社を辞めて転職活動を開始した吉田さんは、並行してニュージーランドにガーデニングの勉強に行きます。その経験が、吉田さんの仕事観に後々大きな影響を与えることになりました。ニュージーランドでは、共働き家庭でも17時には家に帰ってきて、家族でBBQをするなど団欒を大事にする豊かな暮らし、そしてそれを彩る植物の力に感銘を受けたそうです。 帰国後、吉田さんはマンションディベロッパーに転職し、非常にやりがいがある毎日を送ります。しかし、一方でもっとエコで持続可能である暮らしの提案がしたいという思いが募り、またリーマンショックで会社が傾いていたこともあり、独立も視野に入れるようになります。
好きなことはクチコミで広がる
本格的に独立する前に、吉田さんは世界的なランドスケープアーティストの石原和幸さんの事務所に弟子入りをします。今まで部門別に動く大きな組織でしか働いたことがなかった吉田さんは、小さな事務所でありとあらゆる経験をすることができたおかげで、独立のイメージがついた、と言います。 また、その事務所は花屋からスタートした会社だったので、吉田さんも青山にある花屋でいち店員として修業をしました。初めて販売や清掃といった業務でちょっとした挫折感を感じながらも、花に対する興味が日に日に育っていきました。 特に、吉田さんを惹きつけたのは「花育」です。花育とは、花や緑に親しみ、育てる機会を通して、優しさや美しさを感じる気持ちを育てることです。花育の勉強を始めた吉田さんは、季節のお花を使って、アレンジメントやリースを作ったり、花絵日記を描いたりする教室を修行していた花屋でスタートしました。 この1回目の教室が、吉田さんが初めてゼロから自分の力で立ち上げたビジネスでした。自分で企画、発信、集客を行い、仕事って作れるんだ!と実感し、とても達成感があったそうです。それからは、ボランティアではやらない、というのをモットーに企業と組んで、様々な場所へ活動の場を広げていきました。 小さな教室として始めた花育の活動はその後、フランス国際映像コンペで賞を獲得したり、「小さな花飾りの本」(誠文堂新光社)を出したりするところまで広がりました。活動をしていくことで、どんどん輪が広がり、自分が本当に好きなこと、やりたいことだとクチコミや紹介でビジネスが成り立っていく、ということを確信したそうです。
起業とはどういうことか
吉田さんは起業して「楽になった」と言っていました。会社員時代は何かうまくいかないことがあると、すべて自分の責任とは思えず愚痴を言うこともありましたが、何が起こっても自分のせいであると感じられるようになったことが「楽」だと感じているそうです。そして、自分の好きなことをやっているため、出会う人と価値観を共有しやすいことも起業のメリット、とのことです。 師匠の石原さんは、やれない理由ではなくどうしたらできるかしか考えず、そのことが世界一になれるヒントであり、そばで見ていて教わったことの一つだそうです。 逆に、起業のデメリットは病気になった時に代わりがいないことや会社の看板が小さいこと。1人でやっていくことのリスクはやはりあるようです。 最後に来場者に向けて、吉田さんから3つのメッセージがありました。 1つめは、ぶれないこと。吉田さんは、会社員時代ロハスについて幅広く学ぶスクールで勉強をしたことが、今の事業をするきっかけになっており、勉強をしながら、自分のやりたいことを見つけ、それを幹にしていくことがとても大事だということです。これ、というものが見つかった時は本当に嬉しい、とも。 2つめは、働いている人であれば会社員時代に人脈を作っておくということ。 最後は、女性は、その時その時のご縁や、流れを大切にしてライフスタイルにあった働き方をしていった方がうまく行く、ということ。男性のように目標を決めてパワフルに直線的に進めていくのはあっていない、と感じているそうです。 そして、吉田さんのお話は、「起業したいと思う人はみんな起業に向いている」という言葉で締めくくられました。
吉田さんのお話を聞いて
立派なキャリアを持ちながら、自分のやりたいことを見つけて独立の道を選び、その結果世界でも活躍されたという吉田さんには尊敬の念しかありません。 私は、一つ吉田さんに聞いてみたいことがあり、質疑応答で聞いてみました。「建築の仕事から離れることにためらいはなかったのですか?」と。 答えを聞いてみると、実際のメインの仕事は設計だそうです。設計の実績や、様々な資格があるからこそ、安心してセミナー講師などを任せてもらえる部分はあるようです。 ランドスケープや庭の設計の仕事も、花の個性や特徴で差別化することもでき、2足の草鞋を履くことで差別化もできる、起業していくつかの仕事を持つことは非常にいいと言っていました。 私自身はロコっちを全国的なWebメディアプラットフォームにするのが夢ですが、それだけでは不安もあったり、他にも資格を活かしてやりたいことがあったりもします。そういった意味では、吉田さんのこのお話はとてもいいヒントになりました。
最後は意見交換会
イベントの最後には出席者の自己紹介と、ゲストスピーカーも含めた出席者でグループに分かれた意見交換会がありました。私たちのテーブルでは、子育てしながらの仕事、をテーマに話が弾みました。 今後一緒にお仕事ができそう方とも知り合うことができて、有意義な会でした。個人的には次回は、インプットや交流だけではなく、アウトプットできる場もあるといいな、と思いました!

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  • 藤村 希

    藤村 希

    株式会社ロコっち代表取締役/ロコっち たまプラーザ編集長

    ニックネームは「のぞみん」 自分が出産してからジモトで過ごすことが多くなり、ジモトの情報をもっと効率的に入手したい!と思うようになり、ロコっちを立ち上げました。たまプラからスタートし、もっと地域を広げていきたいと思っています。 たまプラーザちょい呑みフェスティバル実行委員、たまプラ一座まちなかパフォーマンスプロジェクト実行委員、よこはまハロウィン実行委員。 中小企業診断士&MBAでもあり、ビジネス相談もお受けしています。

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