共に幸せを考える、オーダーメイドのファイナンシャルプランニング

ファイナンシャルプランナーとして、一人一人に寄り添った家計相談に力を注いでいる、FPオフィス・アバンダンスフィールドの前島 香苗(まえじま かなえ)さん。

特定のサービス販売を前提とせず、また「ライフプラン表」を作って提示するだけの、表面的なFP相談ではない、顧客の「どうなりたい」という気持ちに心から寄り添う前島さんに、その熱い思いを伺いました。

※FP(ファイナンシャル・プランナー)は、家計に関する金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識を持ち、相談者の夢や目標が叶えられるように、共に考えサポートする専門家のことです。

インタビュー

Q, どのようなサービスをご提供されていますか?

A, 現在は、家計相談や住宅相談を主体とした、お金に関する個別のご相談を受けたり、セミナーの開催やコラムの執筆などを行っています。

元々は、住宅ローン、教育費、資産運用など幅広くご相談を受けていて、その知識もありますのでご相談を受ける事はもちろん可能ですが、私はまず「家計」が土台だと感じています。

世の中の様々な制度を知り、家計の指針を決めていくことで、日常生活の中での不安が減り、未来がイメージ出来るようになって、やがてお金とうまく付き合っていくことが出来るようになります。

また、コロナ禍の影響で、在宅で過ごす時間が増えたことで、住宅を購入しようとする動きが活発になっています。住宅の購入は、失敗できない大きな買い物ですが、いざそのタイミングになると、「今を逃せない」と焦ってしまったり、販売会社や銀行の言いなりになって後戻りできなくなるなど、つい勢いで進めがちになってしまいます。

そうなる前に、住宅購入の検討段階でご相談に来て頂きたいと常々感じています。

Q, 元々はウェディングドレスのデザイナーをされていたと伺いましたが、なぜFPを目指すことになったのですか?

A, 私は中学生と小学生の子どもが二人いますが、下の子の妊娠を機に、激務だった前職を一旦退職しました。その頃、ちょうど自宅の住み替えのタイミングと重なったのですが、予定より高額なローンを組みそうになりました。その時に不安になり、住宅販売会社や販売会 社提携FPに相談したのですが、「銀行のローン審査も通りましたし大丈夫ですよ!」と強く押し切られそうになりました。

それでも不安が拭えず、セカンドオピニオンのつもりで有料のFP相談を申し込んだところ、私の不安に寄り添った本物のアドバイスをしてくださり、一気に悩みやモヤモヤが払拭されました。

その時に「ファイナンシャル・プランナーの仕事ってすごい!」と感動したのが、勉強をしようと思ったきっかけです。

前職では、ウェディングドレスをデザインする際に、お客様が「晴れの日」にどんな姿でありたいか、どんな自分でいられたら嬉しいかを、徹底的に考えながら仕事をしていました。

このファイナンシャル・プランナーという仕事も、お客様が未来に、どんな生活をしていたいか、どんな自分や家族でいられたら嬉しいかを一緒にイメージしながら、それまでのステップをオーダーメイドで作り上げていくという意味で、根底はとても似ていると感じています。

Q, 皆に共通する「お金のお手本」があるわけではないのですね。

A, そうです! 一人一人、目指す未来やどうありたいかが違いますから、一般論に当てはめるのではなく、オーダーメイドのアドバイスが必要です。

よく、無料のFP相談などで保険や金融商品を勧められたり、型にはまった「ライフプラン表」を見せられて実行するよう言われたりするケースがありますが、それでは根本解決にはなりません。

そうではなく、自分のなりたい未来から逆算して、まずは足元のスタート地点である「家計」をしっかり管理していくことからアドバイスを行っています。

 

Q, ファイナンシャルプランニングをする上で、心理学などについてもお勉強されているとのことですね。

A, はい。家計相談を受けていて常々感じるのが、お客様ごとに途中で挫折してしまうポイントがあるということです。

本来は、「欲しいもの」と「必要なもの」とをきちんと区別する事が重要なのですが、メタボ家計にありがちなのが、この二つを混同してしまう現象で、その背景には何かしらの不安要素や心理的にボトルネックになっている事が隠れています。

そういった深層にある気持ちにも寄り添い対応できるよう、【心×お金】を融合させたファ イナンシャルプランニングをおこなっています。

さらにマネー障害と言われる、お金の問題行動を起こしてしまう方が一定数いらっしゃることから「ファイナンシャルカウンセリング」をおこなっています。 こちらは専門のカウンセラーと連携しながら、ゆっくり時間をかけ解決に導いていきます。

Q, 最後に、これからの目標や拡げていきたい活動はありますか?

A, まずは家計を中心においたFP相談を、より身近に感じてもらう文化を作っていきたいです!

FP相談というと、お金の使い方を注意されたり、厳しい指摘をされてしまうのではと、少し怖いイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。きちんとお話を聴き、苦手なことや不安な気持ちに寄り添って、一緒に問題解決を目指します。

駆け込み寺のように、気負わず気軽な気持ちでお金に関する悩みを相談できれば、毎日の生活の土台が安定していきます。私が相談を受けるのはもちろんですが、そのような窓口を仕組み化して、拡げていきたいと思っています。

また、その方が、そのご家族がどんな暮らしをしたいのか、どんな未来を描いているのか、ここからしっかり考え、可視化していく『ライフデザイン相談』を始めます。
ここの部分をはっきりさせることが家計を整える近道にもなると思います。

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心とお金を一緒に考えるファイナンシャルプランニングを通して、お金に関する不安や苦手意識を克服し、皆が安心して楽しく暮らせるようにお手伝いしたいという前島さん。

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