このロゴをデザインしたのは美しが丘3丁目にあるシェアハウス「シェア・デザイナーズ・カレッジ・たまプラーザ」に住む松本美保さん。住んでいるシェアハウスやロゴデザインの意図についてお話を伺いました。
後半は、松本さんのこれからのビジョンやたまプラーザの印象について伺っています。
目次
海外に興味、とありましたが、海外のお仕事もされているのですか?
もともと、広告制作会社を転々としてきて、雑誌のレイアウトやチラシをデザインしていました。なので、今は国内の紙媒体の制作が多いです。
海外の仕事はこれから本格的に挑戦していきたいなと思っています。実は、オーストラリアでのワーキングホリデーを検討中です。海外の生活をしてみたいなと思って。
それは思い切りましたね!
同じところに6年住んでいて、生活をつきつめていくのは楽しかったけれど、それは一つの見方なんですよね。海外で全く別の生活を体験することで、今までしてきた日本の生活に対して、別の見方できるかな、って。シェアハウスが好きなのも、いろんな人の生活を見たいからなんですよね。
シェアハウスのキッチンにはそれぞれの調味料や調理道具が並んでいる。
実際に、シェアハウスで刺激を受けて、旅立っていく人は多いのですか?
シェアハウスってオープニングが一番盛り上がると思うんです。みんな入りたてで刺激を求めているので。今は、イベントも減って、それぞれの生活のために、住んでいる人が増えましたね。
シェアハウスを生き生きせるのには、古い人が新しい人を歓迎するのは意識したほうがいいと思っているんですけどね。
松本さんに作っていただいた株式会社ロコっちの名刺
たまプラーザの街の印象はいかがですか?
たまプラーザは好きですね。街の人たちがとても優しくて、穏やかな人が多いと思います。
緑が多くて静かなので、寝ていると鳥の声が聞こえます。それがとても心地いいです。
たまプラーザで地域活動はしているのですか?
アートで街を楽しむAOBA+ARTに参加したことがあります。ウォークラリーで、このシェアハウスがご飯を食べる場所になっていたんですよね。また、毎年自治会のハロウィンの立ち寄りスポットにもなっていて、私も4回くらいは参加してます。
駅前でやっていたフラッシュモブ(たまプラ一座による第1回まちなかパフォーマンス)も、見ていましたけど、たまプラはみんなで楽しく思い出を作っていこうという取り組みが素敵だと思います。
ロコっちのたまプラーザ専用ロゴ。緑、優しさ、育ちあいを意識。
今回作っていただいたロゴにはどういう意味合いがこもっていますか?
たまプラーザの街が緑でいっぱいで優しいイメージですね。それからたまプラ一座の「育ちあい」っていうコンセプトがたまプラーザにすごくあっているなと思っていて、それをロゴの中でも表現できればと思いました。
取材を終えて
松本さんのデザインはとてもロコっちと相性が良くて、今回は掲載していませんが、バナーを作っていただいたこともあります。松本さんの仕事はとても丁寧で信頼がおけますし、
ロコっちを始めた当初から、できれば地元のデザイナーさんと仕事がしたいと思っていたので、とても嬉しいご縁でした。年末にはオーストラリアに行ってしまうのが、とても残念です。
シェアハウスの中もいろいろご案内いただき、興味深かったです。若いころ、こんな暮らしをするのもよかったなーと、うらやましがりながら、お話を伺いました(笑)