たまプラーザの目を引く10個の看板めぐり

たまプラーザには素敵なお店がたくさんありますが、看板も魅力的なんです。
今回はたまプラーザ周辺で見つけた、はっと目を引く10個の看板・サインをご紹介します。

3丁目カフェ

まずは「3丁目カフェ」の看板。

大きな「3」の文字が特徴的に描かれています。
おひさまのようなデザインが目を引き、コミュニティカフェとして地域の人々に親しまれています。店内は明るい雰囲気で、地元の人々や訪れた人々が集まり、交流を楽しんでいます。
カフェの前には地域のイベント情報が掲示され、地域コミュニティの活動の拠点としても親しまれています。

Ahhn Bakers

次は、「Ahhn Bakers」というスコーンととお菓子教室の看板をご紹介します。

そこには、口をアーンと開けた女の子のイラストが描かれ、勢いのある筆記体の文字と相まって、心に残る印象を与えます。この看板は、オープンに合わせて水曜日と金曜日だけ出ているのですが、テレビ番組「マツコの知らない世界」でも特集されたことがあるそうでオープン日はいつも行列ができています。

 

特にボリュームのあるスコーンは素朴で優しい味わいが魅力で、看板の女の子のように大きな口を開けて食べたくなってしまいます。

ROKU SAUNA

3つめは、たまプラーザ南口近くに位置する大人の個室サウナ「ROKU SAUNA」のディスプレイです。

独特な紋章のようなロゴが、目を引きます。漢数字の「六」が印象的です。この「六」は、6つの個室があることを象徴しているそうですが、「五感を満たした先にある6つ目の感覚を味わってほしい」という思いも込められているのだとか。
さらに、「六」の字によく注目してみると、人が手をついている形にも見えるよう作られているそう。

細部まで丁寧にこだわったデザインに感心します。そして個室のロウリュウサウナは珍しく、個人的にとってもオススメです。

穂の香

4つめは、手作りの凝ったデザインが魅力的な看板です。

木の家や妖精、不思議なドアなど、まるでおとぎ話の世界から飛び出してきたようなかわいらしいデザインが目を引きます。ここは、週末には多くの人が訪れる人気のパン屋さん「穂の香」です。お店のロゴも手書きのような温かみがあり、店内の雰囲気ともぴったりマッチしています。

こちらのお店では、国内産の小麦を厳選し、手間ひまかけて作られるパンが楽しめます。どのパンも香り高く、一度食べるとクセになってしまいます。私も訪れるたびに、ついついたくさんのパンを買ってしまいます。

嵜本

5つめは、たまプラーザテラスにある「高級食パン専門店 嵜本」の看板。

「嵜本」は読みづらいかもしれませんが、「さきもと」と読むそうで、実はオーナーさんのお名前だそうです。
こちらのお店の自慢は、卵や乳、添加物を一切使用しない「極美“ナチュラル” 食パン」。嵜本さんが「毎日食べられる」「毎日食べたい」という健康的な食パンを、自分の娘に食べさせたいという思いからこのお店を立ち上げたそうです。

ロゴマークは明朝体をベースにしており、シンプルながらも手書き風の筆跡の入った遊び心のあるデザイン。色合いはアースカラーのベージュで統一されています。ナチュラルで凛とした雰囲気が伝わってきますね。

チョップド サラダ デイズ

6つめは、たまプラーザテラスにある「チョップド サラダ デイズ」の看板に注目しました。

アルファベットや漢字のロゴとはまた違う、図形のようなマークが特徴的で目を引きます。このロゴにはお皿やアルファベットの「C」、そしてスプーンのイメージが込められていそうです。それに加えて、横になったスマイルマークにも見えるデザインだなぁと思いました。書体は現代的な印象を受けるサンセリフ体が使われていて、視認性が高いので遠くからでも読みやすいです。

グリーンカラーからもヘルシーさや自然のイメージが伝わってきます。

カルネの星

7つめは、ちょっと難解ながら魅力的な看板です。

豚、星、ワインが描かれたココ、どこだかわかりますか?実はここはあざみ野寄りにある「カルネの星」というレストランなんです。

美味しいお肉料理とお酒がゆっくり楽しめるお店で、地元の人に愛されています。名物の肉汁溢れる三ツ星メンチカツはジューシーでサクサク、お野菜もたっぷりなのでよく私も家族で利用しています。店名の文字も、「よだかの星」や「銀河鉄道の夜」を思わせる素敵な雰囲気ですよね。

冷凍キッチン

8つめは平原橋交差点近くにある「冷凍キッチン」です。

こちらはたまプラーザでも珍しい冷食品専門の無人販売店です。シロクマがひょっこり顔を出した涼しげな水色の看板が特徴的で、私が冷凍キッチンのデザインを担当させていただきました。

書体は丸みのあるデザインフォントを使用し、かわいらしく親しみやすい雰囲気に仕上げています。実は、動物や人の顔が入っていると遠くからも目を引きやすいんです。ウィンドウアートもあり一緒に写真を撮ったりして楽しめます。

おすすめは24時間買える「艶とろチーズケーキ」。これがとっても濃厚で美味しいので、見かけたらぜひ味わってほしいです。

コニワコーヒー

9つめは、CO-NIWAたまプラーザの中にある「コニワコーヒー」です。

お店の目印はポットとCのマーク。このお店は星乃珈琲店の系列のようですが、ロゴには微妙な違いがあります。

(左:星乃珈琲)(右:コニワコーヒー)

まずポットの形。星乃珈琲は上から下にすとんと広がる形状ですが、コニワのポットはくびれのあるひょうたんのような形です。そして、ポットの中に書かれたアルファベットも異なります。

星乃珈琲はスタンダードな角ゴシック体で「H」と書かれていますが、一方コニワは丸みのある書体で「C」と書かれています。美しが丘の雰囲気に合わせて、コニワはゆったりと過ごせるイメージを演出しているのかもしれないと思いました。

totonokura(ととのくら)

最後の10個めは、9個めに紹介したコニワコーヒーの向かいにあるお店です。

茶色い看板に大きなTの文字が特徴的なこちらは「ととのくら」という居酒屋さん。美味しいお肉やお酒をリーズナブルに楽しめます。マザー牧場のソフトクリームがあるのもわくわくします。

ロゴの「T」は太めのスラブセリフ書体で、力強くカジュアルな印象を与えます。Tの中には「斗と乃蔵」「totonokura」、Ψ(プサイ:超能力を表す記号)なども入っていて、近くで見るとなんとも興味深い。ぜひお店に行くときはご注目ください。

まとめ

以上、たまプラーザ周辺の目を引く看板とサインを10個ご紹介しました。いかがでしたでしょうか?お店を利用するときは、ぜひ看板にも着目して楽しんでみてください。