こんにちは。ドッグコンシェルジュのmikaです。
ペットを飼っているみなさんは、災害時にどう避難したらいいか分かりますか?
今回は、どう行動したらいいかわからないという方は必見です。大体わかっているという方も、再確認できると思います。
2020年8月11日に、WISE Living Lab 共創スペース(まんなかベース内)で横浜市の 「災害時のペット対策」のガイドラインを読む会がありました。
「ガイドラインを読む会」は、獣医保健ソーシャルワーク協会と、横浜のペット事業者が有志で集まったグループ「結いまーる@yokohama」の主催でオンラインでも開催されています。
横浜市発行の「災害時のペット対策〜ペットとの同行避難対応ガイドライン〜」を読み進めながら、まずは知る事、そこからみんなで考える事に繋げ、飼い主のつながりや、必要な備えについて今一度考え、ガイドラインにあるその先の必要な事を考えるきっかけを作る会です。
今回は、獣医保健ソーシャルワーク協会の1人である「ペットホームケアえるそる」の松本さん主催で、次世代郊外まちづくり共創企画としての開催でした。ペットの災害時対策を通してペットと暮らしやすいまちづくりをめざしたものです。
参加者は、9名で地域の防災やガイドライン作成に携わる方や一般飼い主さん、ペット防災にボランティアで地域に貢献されている方など、ペットの防災に関して意識の高い方々が集まりました。
前半はガイドラインを1人ずつ読んでいきました。
後半は、自己紹介を読んで、避難場所での待機場所や受付のあり方、排泄物の処理場所を考えてみました。今回は避難場所が学校の体育館だと想定しました。
受付は、一般の受付とペット連れの受付は別で、ペット連れの受付はペット連れで早く来た人が担当し避難の場所は校庭。排泄場所は避難場所と対角線場に設置する。という意見が出ました。
その他でも心配事がいくつも出てきます。雨の日は?水周りは?誰が受付かかりするの?大型犬も受け入れてくれる?暑い場合は日影で涼しい場所出ないと厳しいなど課題が次々とでてきます。このディスカッションも大事で、日頃から地域での飼い主同士のつながりも大事だと痛感しました。
ペットは、自助が基本であり同行避難でペットを守ります。避難場所にペットを連れて行った際に一般の方とペット連れは一緒にはいられない事がほとんどです。普段より、このガイドラインを知り災害時にスムーズにペットと避難できるように体勢を作っていく必要があります。
「ガイドラインを読む会」はオンラインでも定期的に開催されているので、参加してみると改めて考え直すことができるかもしれませんね。
次回のオンラインdeガイドラインを読む会は、2020年8月29日開催予定です。