NPO法人 アロハグレイス 林千絵さんに聞く・後編

様々な形でフラの楽しさを伝える活動を行うNPO法人アロハグレイスの代表を務める林千絵さん。どのような思いでアロハグレイスの活動を行っているのか、お話を伺いました。

後編は、拠点ともなっているマハナフラスタジオや地域での活動について語っていただいています。

前編を読む

アロハグレイスのスタッフが生徒として通われている、マハナフラスタジオについて教えてください。

ちょうどフラがはやり始めた2000年にオープンし、現在、18年目になります。非常に長く地域の皆様に愛していただき、現在は10年以上通われている生徒さんがほとんどです。昨年、11月に行われたKamehameha Nui日本予選大会では、ワヒネの部(45歳未満の部)では優勝、クプナ(45歳以上の部)では2位でした。


長く通っている生徒が多く、実力はインストラクターレベルの生徒も多い。

地域との交流はありますか?

たまプラーザの桜まつりや、夏祭りに参加しています。今年の桜まつりはアロハグレイスとして参加予定で、会場の皆さんもご参加いただけるプログラムでみなさんにフラを楽しんでいただければと思います。フラは座ったままでも、手だけでも、顔の表情だけでも、どなたでもできるということを知っていただきたいですね。

現在の生徒さんはどんな年代が多いですか?

美しが丘のスタジオは40代以上が中心ですが、千葉県の市川のスタジオでは60代以上が多いんですよ。


光が多く差し込み、開放的なスタジオ。美しが丘5丁目にオープンして18年になる。

他の拠点もあるのですか?

本部は美しが丘ですが、千葉、仙台、金沢でもレッスンを行っています。また、たまプラーザと二子玉川の東急セミナーBEでもレッスンを行っています。カルチャースクールは3ヶ月単位なので、そこでフラを気に入ってくれた人が、入会してくれることも多いです。
また、昨年からベビー親子クラスを始め、0歳からずっとフラを楽しめるようになりました。先日、3歳からこのスタジオに通っていてくれたお嬢さんが、16歳になり、上級者クラスに入ってきて、すごく感慨深かったですね。

今度イベントがあるのですよね。

2018年2月22日にアートフォーラムあざみ野で、「こころとからだを元気にするWomen’s Workshop」というイベントをやります。世の中の女性たちは、対人関係に疲れていてストレスが溜まっている方がほとんどなのではないかと思います。そのような方たちのためのセルフメンテナンスのワークショップです。一緒に行うのは、DVや虐待の防止や、傷ついた心のケアのための情報発信を行うNPO法人レジリエンス副代表の西山さつきさんなのですが、実は小学校の幼馴染なんです。さつきさんが対人関係やそのストレスについて学び、考えるワークショップを行い、私がフラダンス体験で心と体をケアする、というプログラムです。いつもと違うことをすることで、自分を解放していただきたいですね。


幼少期のバレエに始まり、踊りに長く関わってきた林さん。フラで社会貢献という思いも強い。

関連リンク

NPO法人アロハグレイス
マハナフラスタジオ
こころとからだを元気にするWomen’s Workshop in アートフォーラムあざみ野