【閉店】バゲットラビット センター北店。古井戸シェフのおすすめ3選ご紹介

  • 投稿日2022.2.22
  • 更新日2023.9.20

※同店は2023年8月に閉店いたしました。

2022年2月21日、横浜市都筑区センター北に待望のパン屋さん「baguette rabbit(バゲットラビット)」がオープンしました。場所は、センター北駅から徒歩1分の商業施設 Yotsubako(ヨツバコ)1階、以前「ベッカライ徳多朗」が入っていた店舗です。

今回は「バゲットラビット センター北店」のオープン取材ということで、マーケティング課の加藤さんとシェフブーランジェの古井戸和憲氏がお忙しい中インタビューに応じてくださいました! 後半にてご紹介します。

バゲット ラビットってどんなお店?

2010年、名古屋に1号店を創業した「baguette rabbit(バゲットラビット)」。

小麦の旨みを最大限に引き出したパンが多くの人に支持され「食べログパン EAST 百名店2020」に選出された実力派ベーカリーです。

店内で自家製粉した挽きたての小麦を使用し、低温・長時間発酵させるこだわりの製法で、「ブール」や「バゲット」などに特に定評があります。

名古屋の名東区「社口本店」、中区「アスナル金山店」と東京の「自由が丘」に続き、4店舗目となるセンター北店。

パンマニアも注目する「バゲットラビット」が関東で2店舗目(神奈川県では初)にオープンすることは、大変貴重で嬉しいニュースです!

バゲットラビット センター北店はイートインも可能

光が差し込むガラス張りの一面からは、噴水広場や花壇を眺めることでき、解放感たっぷりの気持ち良い空間を眺めることができます。

そして注目すべきは、バゲットラビット初のイートインスペースがセンター北店に完備されていること。(利用は3月頃を予定)

焼きたてのパンをすぐに店内で頬張ることができるのは嬉しい限りです!

店内には約70種類程のパンが美しく並んでいます。クロワッサンやスイーツ系パン、総菜パンなど圧巻の品揃え!

また、バゲットラビットといえばこちらのスタイル。三重県産「ニシノカオリ」を店内で自家製粉している様子をガラス越しに見ることができます。
パンによって小麦は9種類ほどを使い分け、こちらの挽きたてのニシノカオリと配合されています。

石臼で挽いた小麦を使ってパンを作ることは、古井戸和憲シェフが伊勢原市の名店「ブノワトン(現在は閉店)」修行時代から思い描いていたこと。
石臼で地粉を挽いたスタイルで「国産小麦のパイオニア」と呼ばれた今は亡きブノワトンの師匠の意思を、古井戸シェフが引き継いでいるのです。

小麦の旨みを引き出すために、丁寧にゆっくり時間をかけて石臼で挽くことがポイントなのだそう。
古井戸シェフに「好きなパンを教えてください!」とお願いすると「どれも美味しいんだけどなあ」と心の声が聞こえてきそうなほど迷われながら3つのパンを選んでくださいました。

1.もっちり食感と小麦の香りを楽しむ「ブール」

ブール 490円(税込み)

生地の扱いに高度な技術を要する高加水パン「ブール」。自家製粉された粉に、その日の天気や湿度を考慮して繊細に加水されたブールは、とにかく食感と香りが素晴らしい!

もっちりとした食感と小麦本来の香りを存分に味わえるブールは、さすがお店の人気ナンバーワン選手です。

(古井戸シェフ)「そのまま食べても美味しいけど、軽く温めなおすと一層かりっ、もちっ感を味わえます。バターやオリーブオイルをつけて食べたり、サンドイッチにするのもおすすめ」

2.「バゲット」は優しい小麦の風味を生かして

スポットライトを当てられて美術品のようなたたずまいのバゲット。季節限定のものや王道のものまで美しく並んでいます。

バゲットカンパーニュ 356円(税込み)
バゲット 356円(税込み)

(古井戸シェフ)「『バゲット』は優しい小麦の甘味があるから、香りが強いもの以外は合わせすい。自由度が高いパンだと思います。コクのあるチーズなんかだとバゲットの小麦の風味が負けてしまう。もちろん、そのまま味わっても」

3.全粒粉が入った 体にも嬉しい角食パン

角食パン(1斤)378円(税込み)

バゲットラビットの角食は、全粒粉が入っているので断面に色味を帯びているのが特徴です。たっぷりの水分量を湛え、手に持つと驚くほど柔らかい。

今回古井戸シェフが選んだパンは、とてもシンプルで日常に寄り添ってくれそうなラインナップでした。
「シンプルなものほど難しい、美味しくないと勝てないから。そこに技術で勝負している」と古井戸シェフは言います。

上記で紹介した、挽きたて小麦の風味を最大限に引き立てたシンプルなパンは、マストバイ!

加えて、心ときめくような華やかなラインナップが充実しているのもバゲットラビットの魅力です。

是非、店内にある豊富な種類からチェックしてみてくださいね。

バゲットラビット センター北店の魅力は?

今回、バゲット ラビットを運営する株式会社オールハーツ・カンパニー マーケティング課の加藤さんにセンター北店の魅力をお伺いしました。

(加藤さん)「駅に直結しているため通勤通学の際もご利用いただきやすく、バゲットラビット初のイートインを構えた店舗となります。
天井が高く開放感があり、店舗一面ガラス張りで覆われているので特に午前中は日差しの降り注ぎとともに、和やかな空間もお楽しみいただけます。当店自慢の商品と一緒にゆっくりお寛ぎいただける部分もポイントです」

今後も目が離せない!

イートインスペースもオープンして、今後もバゲット ラビットから目が離せません!

古井戸シェフ、加藤さん、お忙しい中インタビューに応じていただきありがとうございました。

センター北駅そばに素敵なパン屋さんがオープンした事を、いち住民として嬉しく思います。

追記:イートインスペースが3月末にオープン

オープン当初は蔓延防止対策期間中という事もあり閉鎖されていたイートインスペースですが、2022年3月末に満を持して解放されました!

店内の約半分ほどのゆったりスペースでテーブル席8組が設けられています。

ソファ席の足元にはコンセントもあるので、PCや携帯電話を充電しながらのノマドワークも可能。

ドリンクメニューは数種類のコーヒーをはじめ、紅茶、ソフトドリンクなどから選ぶことができます。

パンとコーヒー

柔らかい自然光に包まれて、焼きたてのパンとコーヒーをいだだくことができました。

窓いっぱいに映る、噴水広場の景色がとても爽やかです!

新緑の風景

店舗情報

baguette rabbit(バゲットラビット)センター北店
住所:神奈川県横浜市都筑区中川中央1-1-5 Yotsubako 1F
TEL:045-507-9292
営業時間:9:00~20:00
定休日:無休(施設に準じる)
※新型コロナウイルスの影響により、営業時間が変更する可能性がございます。
支払い方法:現金/クレジットカード/QUICpay/iD/楽天Edy/WAON/nanaco/交通系電子IC
予約:不可    (2022年3月現在)

バゲットラビット公式HP https://baguette-rabbit.com/

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