ママが心地いいことをカタチに!「シェア冷蔵庫」とは!?

9月26日(木)~28(土)の3日間、次世代郊外まちづくり・リビングラボプロジェクトの活動である、『ママココプロジェクト(ママたちのココちいいをカタチにしてみたらプロジェクト)』のシェア冷蔵庫イベントが行われました。

ママココプロジェクトとは

このプロジェクトは、2017年からKDDI総合研究所と地元たまプラーザのママさん達がタッグを組み、東急、横浜市、デザイン会社ACTANTの協力の元で展開されてきました。

家族や仕事の事が優先の多忙な日々の中で、スキマ時間にママ達がふと「私(自分)」でいられる場をデザインしようというプロジェクトです。

プロジェクトの詳細はこちら

シェア冷蔵庫って?

今回の「シェア冷蔵庫」は、このプロジェクトから生まれたアイデアの一つ。冷蔵庫を中心に、地域の人達の食シェアが行われたらどうなるか、という実験です。

たまプラーザ周辺に住むママ達約20名に参加を呼びかけ、事前に同意いただいたルールの元で3日間自由に冷蔵庫を利用してもらいました。

また、開催期間中には、食事に関する様々なもやもやを出し合い、皆がどんな事で悩みがちなのかを共有する「もやもやジャーニー」、手軽に自宅で作れて作り置きもできる「おうちパンで作り置き講座」、普段の食卓にも気軽に取り入れられる「ワイン講座」が開催されました。

LINEグループで内容をシェア

私もシェア冷蔵庫と開催イベントにそれぞれ参加させていただきました!

シェア冷蔵庫では、LINEのオープンチャット機能を利用して、持ち込んだ料理、持ち出した料理を随時参加者全体に報告していました。

また、模造紙に現在入っている物をスタッフさんが書き出し、その情報もシェアされました。

皆さん積極的にお料理や食材を持ち寄って冷蔵庫に入れてくださっていました!

逆に、持ち帰る方はやや遠慮がちで、ほんの少しの量だったり、在庫が無くなる事を気にしていた様子が見られました。

また現実的な生活の場では、料理を作って持ち込む余裕がない人もいたり、逆にいつも持ち込んで材料費が嵩んでしまう人もいるのではないかと思います。

ここのバランスや気持ち面でのハードルを下げられたらいいかなと感じました。

もやもやジャーニー

もやもやジャーニーでは、普段の食事の準備から片付けに至るまでの様々なタスクを書き出し、その後に悩んでいる事やもやもやしている事を書き出してグルーピングしました。

解決方法を探るというより、皆もやもやしながら普段過ごしているんだという気持ちの共有や、その中でも工夫している部分に気付き合うきっかけとなる座談会でした。

おうちパン講座

おうちパンで作り置き講座では、おうちパン教室講師のMiki先生から、おうちで簡単に作れて、更に焼く前の状態で冷蔵庫で数日保存ができる、簡単おうちパンの作り方を教えていただきました!

このパン、モチモチした食感で、ふんわりとした甘味と塩気でとても美味しいのに、作るのがとっても簡単!しかも基本の材料は強力粉とドライイーストと牛乳、あとは水と砂糖と塩だけという手軽さ!!

参加者からも「簡単なのに美味しい!」と大好評で、多くの人が早速材料を買って帰り作ってみていました。(我が家でも作ってみましたが、初めてでも美味しくできました♪)
色々とアレンジも可能とのことで、私も改めてアレンジ講座にも出てみたいなと思いました。

ワイン講座

ワイン講座では、たまプラーザテラスにあるワインショップ・ヴィノスやまざき店長の澤田さんから、普段の食卓にピッタリなコストパフォーマンスの良い白ワイン、赤ワイン、デザートワイン(貴腐ワイン)のご紹介と、使いやすい道具やワインが酸化しにくい
保存方法などのご説明をいただきました。

美味しいワインを飲みながら、おうちパンのMiki先生が作ってくださった焼き立ての美味しいアレンジパンをいただき、女子会のような和気あいあいとしたステキな午後のひと時でした!

今後の活動

今回のシェア冷蔵庫の実験を経て、ママココプロジェクトでは、企画へのご意見や感想を集めてアイデアをブラッシュアップし、
実現可能な具体的な企画を作り上げていく予定だそうです。

今後も「ママたちのココチいいカタチ」を追求する活動を続けていくとの事でしたので、是非「こんなサービスがあって本当に助かる!!」
と、ママ達が思えるような心地いい場の実現を期待したいですね!

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