3月18日(木)第7回「会えない時も地域をつなぐオンラインカフェ~ある人・ない人カフェ~」

「たまプラーザ・みまもりあいプロジェクト~やさしさのエネルギーチャージ~」が2021年3月18日(木) 10:00~11:30に開催する、第7回「会えない時も地域をつなぐオンラインカフェ~ある人・ない人カフェ~」のゲストは、一般社団法人セーフティネットリンケージ 代表理事 高原達也氏です。

※「第7回 ある人・ない人カフェ」お申込みはこちら

みまもりあいプロジェクト

高原氏が大学生の頃に発生した阪神淡路大震災の歴史的大惨事の中で、地域の方が助け合う姿やボランティアに来てくださる方を見て、互助に対する関心が生まれました。その後、新たな社会貢献事業をしたいという想いで株式会社ベネッセホールディングスに入社し、様々なプロジェクトを起こしてきました。

そしてそんな中、祖父が認知症になり、その頃はまだ「認知症」という言葉もなく、認知症の方が行方不明になるといった問題も深刻視されてはなかったので、認知症についても少しずつ考えるようになりました。

世界にも類を見ない日本人の互助精神を基盤に、ICT(情報通信技術)がサポートする見守り合いの仕組みが作れたらと、「みまもりあいアプリ」と「みまもりあいステッカー」という技術を活用し、迷子や落とし物、高齢者の一人歩き問題を、GPS(位置情報特定サービス)の機能だけでなく住民の「互助の精神」を活かすかたちで解決する仕組み「みまもりあいプロジェクト」が誕生しました。

※みまもりあいプロジェクト公式HPはこちら

みまもりあいアプリ

その地域の人々を互助でつなげる「みまもりあいアプリ」が進化します。

認知症当事者の方(ご家族も含む)もアプリを活用することができる「地域共生支援アプリ」(※経済産業省 「令和2年認知症共生社会に向けた製品・サービス効果検証事業」 採択)になります。

このアプリは、認知症当事者の目線、サポートする病院を含めた支援団体の目線、それを見守る地域の目線に立った新しい仕組み(DX)を取り入れています。

講義では「認知症当事者の方(MCI・若年性認知症・認知症初期在宅)の社会課題「空白の期間」に対して「互助×ICT」を活用したサポート展開についてお話いただきます。

また、進化したアプリの体験もできます。是非、ご参加ください!

※新しいアプリの体験には、「みまもりあいアプリ」のダウンロードが必要です。

「みまもりあいアプリ」ダウンロード

【みまもりあいアプリのダウンロードはこちらから】

iPhoneの場合「Apple Store」

Androidの場合「Google Play」

講師プロフィール

【高原達也氏経歴】
◇ベネッセコーポレーションにて主に新規事業立ち上げを中心に携わる

【携わった主な事業ブランド】
ベネッセ保育事業開発(公設民営・東京都認証保育園)、「たまご・ひよこクラブ」新規営業開発

「いぬのきもち・ねこのきもち」事業開発、「ウィメンズパーク(育児口コミ女性限定サイト会員700万人)」新規事業開発

◇一般社団法人セーフティネットリンケージ代表理事(2017年~現職)

【受賞・実績履歴】
①2017年4月、互助をICTがサポートする発想で生まれた「みまもりあいプロジェクト」事業開始

・ICTに関する特許技術を活用(通話時に互いの個人情報を保護を実現)

・厚生労働省H28年度介護ロボットを活用した介護技術開発支援モデル事業受託

②2018年2月、東京大学「空間情報科学センター」×AIGID=アーバンデータチャレンジ【アプリ部門金賞受賞】

③2018年2月、12自治体参画オープンガバメント推進協議会【銅賞受賞】

④2018年度東京都労働局商店会グランプリ【優秀賞受賞】

⑤2018年度【グッドデザイン賞受賞】

⑥2018年度東京海上日動火災保険「認知症保険共同開発」

⑦2019年度一般社団法人日本認知症ケア学会 石﨑賞受賞

⑧2020年度、経済産業省「サービス産業強化事業(認知症共生社会に向けた製品・サービスの効果検証事業)」採択