目次
白地図とガイドブックを準備
世界グルメの食べ歩きをするにあたり、3つのものを準備しました。
世界白地図(国名入り)
こちらは1カ国まわるごとに、地図を塗って達成感を得るのを目的で準備しました。A4 4枚を貼りあわせています。
こちらのサイトでダウンロードしました。
世界のグルメ図鑑
地球の歩き方の旅の図鑑シリーズの一冊。116の国と地域のグルメがみっちり解説されています。今回一番頼りにしている本です!
地図でよくわかる世界の国大百科
もうひとつ買ったのが、「るるぶ 地図でよくわかる世界の国大百科」。こちらはグルメだけでなく、各国の特徴や文化を理解するために買いました。もちろん地球の歩き方にもそういったシリーズはあるのですが、息子と一緒に学習したかったため、こちらを選びました。
最初に選んだのはフランス
そして、小5の息子にどの国に興味があるか聞いてみたところ、「フランス!」という答えが。
やはり子どもにとってイケてる料理=フランスなのか(笑)いきなり出費がかさむなあ、と思いながらフランスの予習を開始しました。読者のみなさんはすでにご存知なほとんどだと思いますが、簡単にフランスについて予習したことを記しておきます。
言わずとしれた観光大国
フランスには凱旋門やエッフェル塔、ルーブル美術館があるパリの都会のみならず、ベルサイユ宮殿、モン・サン・ミシェル、ローマの水道橋、ロワール地方の古城や、南部のリゾート地 コート・ダ・ジュール、ポルト湾など有名観光地がたくさん。行ったことがある日本人も多いですね。
ヨーロッパ最大の農業国
フランスと言えば、ヨーロッパ一の農業大国として有名ですね。フランスの穀物の輸入量は373万トンに対し、輸出量は3689万トン(2019年)。小麦を多く輸出しているようです。
原子力エネルギーを積極活用
フランスはエネルギーの67.4%を原子力エネルギーで賄っています(2020年)。太陽光・風力・水力などの自然エネルギーも23.9%で火力発電は8.7%ととても少ない!原子力発電には賛否あると思いますが、この背景には政治・経済・環境リスク回避という理由があるようです。
フランスの料理の特徴
続いていよいよフランス料理の特徴をチェック!
美食の国として名高いフランス。フランス料理には下記の特徴があるようです。
バターが要
料理のソースにもお菓子にも使われる重要食材がバター。風味とコクが強い発酵バターがよく使われるようです。
郷土色豊か
地方によって特色が違うのもフレンチの特徴。北部はクリームソースを使った料理、内陸部は肉を使った煮込み料理、地中海沿岸はトマトやオリーブオイルを使った料理、北東部のアルザス地方はドイツの影響が強く、海に面したノルマンディーなどの北西部は魚介料理、といった特色があります。
ワイン・チーズとのマリアージュ
フランスの名産品といえばなんといっってもワインとチーズ!フランスには「よいパン、よいワイン、よいチーズがあれば人生は幸せ!」という言葉があるほどワインとチーズは大切なのです。ワイン、料理、チーズの組み合わせはフランス料理にとってとても重要。
フレッシュチーズにはさわやかな白ワイン、脂肪分のあるチーズには渋みのあるワインといったセオリーがあるとのこと。私はお酒が飲めないので、残念ながら試すことができないのですが、お酒好きな方にとっては無限の楽しみがありますね。
フランスの名物料理
2冊の本の中でフランスの名物料理として紹介されていたものを上げておきます。明らかにたまプラーザで食べられないものもあるので、遠征も含めてちょっとずつ巡っていきたいなと思います。
主食・軽食
バゲット
言わずとしれた「フランスパン」。材料は小麦粉、水、塩、酵母のみ。なんとバターは入ってないんですね!
たまプラーザには多くのパン屋さんがありますが、バゲットで有名なのは「ラ・ベルコリーヌ」。ヴェルヴェンヌなど、多くのフランス料理店がこちらのパンを使っています。ヴェルヴェンヌでコース料理を頂いた際もこのバゲットが出てきました!
ガレット
ソバ粉のクレープ。チーズ、ハム、きのこ、たまごなどの具を入れて、四角形に折りたたんで提供される。りんごの発泡酒 シードルと合わせるのが定番だそう。
たまプラーザではCafe&Restaurant merceなどで食べることができます。
タルト・フランベ
長方形に薄く伸ばしたパン生地にチーズやスライスした玉ねぎ、ベーコンなどをのせて焼いたもの。パリパリ食感が魅力。アルザス風ピザとも呼ばれています。
たまプラーザで食べられるお店は調査中です。
キッシュ・ロレーヌ
いわゆるキッシュですね。タルト生地やパイ生地に生クリームとおろしチーズを加えた卵液を流し込んでオーブンで焼いたもの。
DEAN&DELUCAやスターバックスコーヒーでも売っている日本人にもなじみ深いメニューです。
クグロフ
フランスでは、北東部アルザス地方を中心に食べられている王冠型のパン。日本ではクリスマスのお菓子ですが、ヨーロッパでは日常的に食べられているそう。
たまプラーザではクリスマスシーズンになると、神戸屋レサンジュ(たまプラーザテラス)で販売されたり、ベルグの4月で季節限定で変わり種クグロフが発売されることがあるようです。
肉料理
カスレ
白インゲン豆とソーセージ、豚の肩肉、かもやガチョウのコンフィなどをカソールという素焼きの器に入れて長時間煮込んだ料理。南西部のオクシタニー地方の料理だそう。
たまプラーザで食べられるお店は調査中です。
シュークルート
ドイツではザウアークラウトと呼ばれる塩漬けキャベツを発酵させたもの。フランス アルザス地方のものは肉やソーセージ、じゃがいもなどと煮込んでいます。
たまプラーザでは東急百貨店の地下のローゼンハイムで買える模様です。
トリップ・ア・ラ・モード・カン
肉料理と言っても使っているのは牛の胃袋。ノルマンディーにある街「カン」の料理で、牛の胃袋と野菜をシードルやカルヴァドス、香辛料とともに煮込んだ料理です。
たまプラーザで食べられるお店は調査中です。
エスカロップ・ア・ラ・ノルマンド
仔牛肉のノルマンディー風で、カルヴァドス酒を使って肉をフランベ(調理の最後にアルコール度数の高い酒をフライパンの中に落とし、一気にアルコール分を飛ばす調理法)したもの。クリームソースとあわせる。
たまプラーザで食べられるお店は調査中です。
ブッフ・ブルギニョン
料理名の意味は牛肉のブルゴーニュ風でいわゆるビーフシチュー。牛肉の塊肉を野菜と一緒に赤ワインとともに煮込んだもの。フランス家庭料理の定番。
もちろん、市販のルーを買ってきて家庭で作ることもできますが、たまプラーザでは溶岩焼ダイニングCampus、マリーアレル、サンマルク(たまプラーザテラス)などで食べられるようです。
コンフィ・ド・カナール
いわゆる「鴨のコンフィ」で、コンフィとはオイルに浸した食材を低音でじっくり火をいれるフランス独自の料理法。フランス南西部のアキテーヌ地方の伝統料理。
たまプラーザで食べられるお店は調査中です。
ピジョン・ロティ
平たく言うと、ハトの丸焼き。ハトは高級食材とのことですが、日本ではあまり馴染みがないですね。
たまプラーザで食べられる店は調査中です。
魚介料理
クヌレ
白身魚のすり身を蒸したものに、チーズと卵黄を加えたベシャメルソースをかけ、オーブンで焼いたもの。リヨンのレストランの定番料理だそうです。
たまプラーザで食べられるお店は調査中です。
ブイヤベース
さまざまな魚介をサフランで風味付けして煮た、海の幸のスープ。スーパーでブイヤベースの素も売っているので、家庭でも準備しやすいお料理ですね。もともとは地中海の港町マルセイユの郷土料理です。
たまプラーザで食べられるお店は調査中です。
エスカルゴ
これは魚介なのかどうかわかりませんが。。。カタツムリをパセリとニンニク入りバターで炒めたり、カタツムリにペーストを詰めてオーブンで焼いたもの、とにかくカタツムリです!ブルゴーニュ地方の郷土料理で、ブルゴーニュ産の白ワインと合わせるのがよいそう。
たまプラーザで食べられるお店は調査中です。
副菜
トリュファード
じゃがいも、ベーコン、チーズを炒めたオーヴェルニュ地方の料理。
たまプラーザで食べられるお店は調査中です。シンプルな料理なので、この名前でなくてもどこかにありそうですね!
アリゴ
チーズが特産品のミディピレネー地方の料理で「フランス版マッシュポテト」。潰したじゃがいもにチーズを加えて練り合わせたもの。
たまプラーザで食べられるお店は調査中です。
デザート・スイーツ
カヌレ
ボルドー名物の焼き菓子。ボルドーといえばワインが有名ですが、ワイン製造で澱を取り除くのに卵白を使うので、余った卵黄を有効活用するために生まれたと言われているそうです。
たまプラーザで食べられるお店は調査中です。
ガレット・デ・ロワ
アーモンドクリーム入の丸いパイ菓子。新年のお祝いとして食べるのが定番。切り分けて中に小さな陶器の人形が入っていた人はその日だけ「王様・女王様」になれるという風習も。
たまプラーザでは、どうやらベルグの4月で1月に販売される模様。来年、ぜひトライしてみたいと思います!(下記の写真はベルグの4月のものではありません)
クレームブリュレ
卵黄、砂糖、生クリーム、牛乳を混ぜて蒸し、上に砂糖をかけて焦がした濃厚なプディング。
たまプラーザで食べられるお店は調査中です。
マカロン
砂糖とアーモンド、卵白で作る焼き菓子。フォトジェニックなことでもおなじみですね。
たまプラーザでは、ベルグの4月のマカロンが人気ですね!
クイニーアマン
ブルターニュ地方の焼き菓子。ジモトの言葉で「バターのお菓子」という意味があるそう。
たまプラーザでは、ベルグの4月(本店限定)などで購入できるようです。(下記の写真はベルグの4月のものではありません)
ガトーバスク
アーモンドプードルのクッキー生地の中にジャムやカスタードを入れて焼き上げたバスク地方の伝統菓子。
たまプラーザで購入できるお店は調査中です。
ブッシュ・ド・ノエル
フランス語で「クリスマスの切り株」という意味の細長いクリスマスケーキ。日本でもおなじみですね!
たまプラーザでも、クリスマスシーズンには東急百貨店で注文できる他、ベルグの4月などで購入できます。
アニョーパスカル
フランスのアルザス地方でイースターの時に食べられるスポンジ菓子。言葉の意味は「復活祭の羊」。子羊は神への生贄であるキリストを表しているそう。
たまプラーザで購入できるお店は調査中です。
飲み物
ワイン
こちらはもう説明不要ですね。ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュなど各地方のワインが有名です。
たまプラーザにはエノテカ(CO-NIWAたまプラーザ)、ヴィノスやまざき(たまプラーザテラス)、東急百貨店の洋酒コーナーなどワインが買えるお店がたくさんあります。
また、ワインビストロDaiのようなワインが楽しめる飲食店もあります。
パスティス
スターアニス、リコリス、フェンネルといった香辛料で味付けしたリキュール。アルコール度数が高いので、ストレートではなく、氷や水で割ったり、カクテルにして飲むのが定番だそうです。
たまプラーザで買える、飲めるお店は調査中です。
シードル
リンゴを発酵させて造るアルコール飲料。非発泡のものもあるが、一般的には発泡酒が知られている。ブルターニュ地方とノルマンディー地方のものが有名。アルコール度数は2〜8%と低いものが多いので、気軽に飲みやすい。
たまプラーザでも、DEAN&DELUCAやエノテカなどのワインショップ、イトーヨーカドーなどのスーパーマーケットなどで購入可能。
カルヴァドス
ノルマンディー地方で造られる、リンゴを原料とする蒸留酒。この地域以外で作られる同様の蒸留酒はカルヴァドスを名乗ることはできず、アップル・ブランデーとなるそうです。シャンパンみたいなものですね。
たまプラーザでは、バーSoul Cocktail’sでカルヴァドスを使ったカクテルが楽しめるようです。
たまプラーザでフレンチが味わえるお店
最後に、たまプラーザでフレンチが楽しめるお店を確認。まずは、我が家もコース料理を食べに行きたいと思います!
本格的に楽しむ
ヴェルヴェンヌ
ロコっちレポーターからも人気が高いアットホームなフランス料理店。ご夫婦で営んでおり、細やかなサービスも魅力。
TERA’S(テラズ)
東急百貨店2階の一角(入口は外)にある老舗高級レストラン。内装はクラシックテイスト。たまプラーザのフランス料理店の中では価格は高め。
Lâ Tache de Rouge
山内公園の近くにあるフレンチ。外観は立派だが、意外と価格はリーズナブル。2022年6月から長期休業中。
Les Sans(レ・サンス)
新石川の欅並木沿いにあるフレンチレストラン。20年以上愛されているだけあって、味は間違いなし!と評判。
気軽に楽しむ
FRENCH BAR Les Sens(フレンチバル・レ・サンス)
前述の「レ・サンス」の姉妹店。本店のようにかしこまった雰囲気はなく、バーカウンターもあり、気軽にワインとフレンチが楽しめる。
umenoya.
平崎橋交差点近くにあるアットホームなビストロ。店内はとてもゆったりとしてて、オーナーご夫婦が我が家のよう出迎えてくれる。
ベーカリーレストラン サンマルク たまプラーザ店
たまプラーザテラスの3階にあるベーカリーレストラン。パン食べ放題が人気で、ファミリーで気軽にカジュアルなフレンチが楽しめる。
本格的なコース料理あり、お祝いの席もOK。
フランス料理体験記
その①ヴェルヴェンヌでコース料理
美しが丘4丁目のアットホームなフレンチレストラン「ヴェルヴェンヌ」でコース料理を体験!