PCRはまさかの陰性!待機期間どうなる?〜家族がコロナになった体験談④

2022年1月23日、息子が発熱し、コロナウィルスの抗原検査で陽性になりました。体験談が地域の皆様のお役に立つのではと思い、ここではその後の対応や家族の状況について綴っています。今回は私が、PCR検査後に体調を崩してからの再受診、自分のPCR検査の結果の結果などについて書いてあります。

オンライン診療に備える

前回から一夜明けて、1月28日(金)、幸い体調は安定していました。食欲はまだなかったけれど、吐き気はおさまり、軽い頭痛と倦怠感くらいに回復。予定通り、PCR検査をしたクリニックで、オンライン診療を受けることにしました。

予約自体はオンラインで出来、オンライン診療システム Curon(クロン)にログインして、診療を受けることになるのですが、それにはクリニックに問い合わせて医療機関コードを聞く必要がありました。

またあの電話地獄か、、、と青くなる私。しかも今回は体調が悪かったので、前のように1時間リダイヤルし続ける元気ありませんでしたが、何度かかけてみたものの、やはり繋がりませんでした。

そこで、PCR検査の時の連絡につかった携帯電話に電話するのは申し訳ないと思ったので、ダメモトでショートメールを送ってみました。そしたら数分後に折り返し連絡があり、無事医療機関コードを聞くことができました。ここでもまた神対応でした。

初のオンライン診療

予約時間になり、いよいよ初のオンライン診療。Curonにログインし、専用ルームで先生を待ちます。

程なくして、先生が来てビデオ通話ができました。PCでやると画面が縦型なのがちょっと気になりました。おそらく、スマホ中心に設計されているのでしょう。

結局頭痛と、吐き気に効く漢方を処方されました。処方箋は、薬局を指定するとFAXで送ってくれます。私は、前日にも使用したクリニックと提携している薬局を指定し、母に取りに行ってもらうことにしました。

この薬局もCuronを利用していたので、お薬手帳や保険証を共有でき、オンラインで薬の説明を聞くことも出来ました。私のように取りに行ってくれる人がいない場合は、配送してもらうこともできるようです。

保健所からの電話

26日(水)午前中に息子のPCR検査の結果を聞いた時、保健所からの連絡がありますので、指示に従ってくださいと言われたのですが、全く音沙汰がない状態でした。

しかし、28日(金)にようやく電話が。聞かれたのは容態と、療養のための質問票 に登録したかどうか、「神奈川療養サポート」のLINEアカウントに登録したかといったことでした。10分ほど話しましたが、かなり説明は丁寧で、担当の方も腰も低く、本当に大変なお仕事だなと思いました。

しかし、その一方で、保健所が持っているのは医療機関からまわってきた情報のみ。行政のシステムに登録した情報はもっていないようだったので、それがとても非効率に思いました。もっとシステム化が進んで、保健所の方の負担が軽減されることを切に願います。

意外なPCR検査結果

もともと私達夫婦のPCR検査結果は、29日(土)にわかる予定だったのですが、予定よりも早く結果がわかったようで、金曜の夕方にクリニックの先生から電話がありました。

結果は夫が陽性で私が陰性。

夫より私のほうが息子と接触する機会は格段に多いし、前日の具合悪さは尋常ではなかったのに!やはり嘔吐はコロナ症状ではないのか!?それとも検査後にかかったのか!?

息子もずっと別のテーブルでご飯を食べたり、お風呂も最後だったりと不自由な生活を強いられていたので、全員陽性になって普段どおりの生活ができるのを楽しみにしていたのですが、これはどうするべきかとても迷いました。

そもそもいつまで待機なのか

検査結果が出たところで気になるのがそれぞれいつまで自宅待機すればいいのかということ。

今回陽性になった夫は、症状が出たのが25日(火)なので、待機は2月4日(金)まで。これはわかりやすいです。

次に私。陰性なので濃厚接触者となり、陽性者の自宅待機が終わってから2月11日(金)まで。これは噂には聞いていたけれど、長い!!!

そして、実は一番悩んだのが息子。もともと陽性者としての待機期間は2月2日(水)まで。しかし、家族に陽性者が出た場合、どういう扱いになるのか?

実は、保健所から電話が来た時に、あとから家族が陽性になったケースについてちらっと聞いてみたのですが、療養期間が終わった時点で陽性者から濃厚接触者に切り替わるとのこと、そんな馬鹿な!!その後、さすがに納得出来ず、ネットで調べてみたのですが、よくあるケースと思われるのに、正確な情報はありませんでした。

そこで、多くのケースを経験してるだろう小学校に問い合わせてみたところ、本人の待機期間が終わったら登校してもいいとのことでした。このあたりは、かなり曖昧なので、それぞれの学校や会社が定めたルールに従うのが無難だと思いました。

そして、懸案だった感染対策ですが、これまで家の中でマスクをしたり、完全隔離は無理にしても距離をとったりしていたのですが、私と2人が離れて生活するのがかなり困難なので、結局やめて普通の生活に戻ることにしました。結果的には、それでも特に問題はありませんでした。