• 投稿日2022.3.5
  • 更新日2022.3.4

長い自宅待機生活を終えて〜家族がコロナになった体験談⑤

2022年1月23日、息子が発熱し、コロナウィルスの抗原検査で陽性になりました。体験談が地域の皆様のお役に立つのではと思い、ここではその後の対応や家族の状況について綴っています。今回は最終回。私が濃厚接触者として自宅待機を終えて感じたこと、備えたほうがいいと思ったことなどを綴っています。

長い自宅待機生活が終了!

2022年2月11日(金)で長かった自宅待機生活が終了しました。息子のクラスの学級閉鎖がわかったのが、1月21日(金)なので、なんと22日間、なんらかの制限がある中で生活していたことになります。

待機生活を送っている途中、濃厚接触者のルールが変更されました。同居家族の待期期間は、陽性者の発症日(無症状の場合は検体採取日)または住居内で感染対策を講じた日のいずれか遅い方を0日目として、7日間というルールになりました。

このルールに則れば、夫の発症日である1月25日(火)から計算して、2月1日(火)に待機を終了できることになります。しかし、問題がありまして、このルールになった2月3日(木)時点で、我が家は感染対策をすでにやめていたのです。

もちろん、最初からこのルールと知っていれば、当然感染対策はやめなかったと思います。しかし、自分が陰性でありながら体調を崩しており、当時のルールだと感染対策の有無は待機期間に関係なかったので、快適な家での生活を優先することにしたのでした。

今から再び感染対策をしても、1日解除が前倒しになるだけだったので、当初のルール通り11日(金)まで待機することにしました。

家族間感染は避けられるのか?

オミクロン株の感染力はかなり強く、家族間感染は避けられないと言われていますが、ロコっちの関係者で陽性者が出た4家族のうち、2家族は陽性が1人だけで済んでいるので、必ずしも感染が防げないわけではないようです。ちなみに全家族、最初にかかったのは小学生または幼稚園児でした。

我が家は、マスクや食事場所を分けたり、子どもを個室で完全隔離することは難しかったのですが、それがうまくいった家庭は家族が感染せずにすんでいるようです。

行政からのフォローは?

ここでも書いたとおり、息子には1度保健所から電話がありましたが、夫は結局保健所と電話することはありませんでした。医療機関に伝えていた番号は、家の電話だけでなく、私のスマホもあったので、私のスマホにあった不在着信がそうだった可能性も高いです。何度もは連絡がなかったので、重症化リスクが低そうな家庭へのフォローはあまりないようです。

基本的に行政とのコミュニケーションは療養者用のLINEで、息苦しいかどうかと体温について回答します。また、パルスオキシメーターを持っていた場合の数値も聞かれます。このことから、行政は肺炎症状を最も警戒しており、それ以外の症状に関しては注視する必要は余りないと考えていることが伺えました。

ちなみにPCR検査後の行政システムへの回答の中で、パルスオキシメーターの貸し出しを希望するかを回答をする場面がありましたが、希望にしてみたもののやはり連絡はありませんでした。ちなみに、6歳未満の場合は優先的に貸出しがあるようで、ロコっち関係者の1人には、子どもの陽性が判明した3日後に、行政職員が直接届けに来たそうです。しかし、その時にはもう快復していたそうで、もう少しいいオペレーションはないものか、と思わされるエピソードでした。

何を備えるべきか

いざ感染した時のため、準備しておくといいなと思ったことを紹介します。

抗原検査キット

最近売り切れ続出でなかなか手に入りづらいですが、やはり抗原検査キットはあるといいな、と思いました。我が家も、夫が抗原検査で陰性、PCR検査で陽性となったように、精度はいまいちではあります。しかし、息子が抗原検査が陽性になった時に、コールセンターや医療機関でとても話が早かったですし、何より覚悟ができました。

今は制度も変わり、抗原検査が陽性であれば、医師の診断がなくても自主療養できるようになりました。医療機関を受診しても、処方される薬は市販薬と大差ないですし、病院探しやコールセンターへの電話はかなり負担なので、症状が軽い場合は自主療養も選択肢の一つだと思います。ますます抗原検査キットの価値が高まりそうですね。

鎮痛剤と漢方

我が家が医療機関で処方されたのは鎮痛剤と漢方でした。おそらく、市販薬と大差ないものなので、それを常備しておくことで、自主療養が選びやすくなると思います。

ちなみに、頭痛・倦怠感・微熱・咳という症状だった夫が処方されたのは鎮痛剤、葛根湯、桔梗湯。嘔吐・頭痛という症状だった私が処方されたのは半夏瀉心湯と香蘇散でした。(私はコロナ症状ではなかった可能性もありますが)

感染防止計画・グッズ

家族間感染を防ぐのはとても大変ですが、前述のように成功している家庭も多くあります。感染してからどうするか考えていると、その間に感染リスクが高まってしまうので、どの部屋に、どのように隔離するか、というのは決めておくと良いと思います。行政のHPによると、看病する人も1人に絞ったほうがよいようです。

ロコっちの関係者の中には、家の中でテントを張って隔離生活を送った子も!大変なときだからこそ、非日常感を楽しめてよかったのかもしれませんね。

個人的に良かったのは、その2で紹介したビニールの抗菌シート。車をはじめ、狭いスペースを仕切るのに便利だと思いました!

買い物の手段

自宅待機になって最も困るのが、日用品や生活必需品の買い物ですね。

私の場合は隣駅に車所有で、世話好き(こことても重要)の母が住んでいたので、毎日のように物資を届けてくれたので、結果的にはあまり不自由はしませんでした。しかし、ほとんどの方はそうでないと思うので、やはりいざという時の手段は考えておくべきだと思います。

最近の人気で、今ネットスーパーも混んでいます。注文してその日中に来るということは稀なので、それを見越して食料品の備蓄は常にキープしておくべきでしょう。行政の推奨は3日分の備蓄で、ネット通販の利用ができない人は10日とのことでした。

他のロコっちスタッフがネットスーパーを利用してみたところイトーヨーカドーネットスーパー 、東急ネットスーパー、 楽天西友ネットスーパーは2日後の配送のところ、 Amazon LIFEは翌日配送だったとのこと。会員登録も手間ですし、平常時に一度利用しておくと安心ですね。

また、どうしてもその日のうちに!という場合はタスカルのような便利屋さんに頼るという方法もあります。こちらも普段からお付き合いがあると、安心ですね。

そして、もちろん友人・知人を頼るという手もあります。私にも多くの方が「買い物が必要だったら言ってね!」と声をかけてくださいました。私自身は、上記の通り困っていなかったので、結局頼むことはなかったのですが、それほど困ってなくても頼めばよかったな、と少し後悔しました。

これは個人的な考えですが、頼られた経験がないと頼りづらいのでは、と思うからです。普段、持ちつ持たれつの関係を築けている親しい友人が近くにいる、という方は意外と多くないのではないでしょうか。この機会に少し相手のお言葉に甘える、そして回復したらお礼をすることで信頼関係を構築するのもよかったのでは、と思いました。

陽性になって回復した後は忘れずに

もし、万が一コロナ陽性になったら、回復した後に確認したいのは医療保険です。

コロナ陽性の場合は、自宅療養だったとしても、本来は入院すべきという観点からなのか、医療保険が下りるケースが多いです。もし、陽性になったらぜひ契約している保険会社のHPをチェックしてみてください。

友人・知人がコロナになったら

自分がかからなくても、周囲の友人・知人やその家族で陽性者が増えてきていますよね。その方々に対して、何かできないか、どう声をかけたらいいかと考える方も多いのではないでしょうか。

周囲に気軽に陽性を明かす人、明かさない人、様々だと思いますが、本人からその話題を聞くことがあればぜひ、「買い物などあったらお手伝いするよ」と声をかけてあげてください。実際に、依頼する人はあまり多くはないかもしれませんが、何かの時に頼れる人がいるというだけで心強いものです。

また、相手との関係性にもよるのですが、依頼がなかったとしても、差し入れを届けるのはとても喜ばれるのではないかと思います。待機中の数少ない楽しみのひとつは食べることですが、ネットショッピングでは選べるものにも限りがあります。私も、自粛中、人気店のケーキやパンをいただきましたが、とても嬉しかったです。

以上、でこのシリーズは完結です。一刻も早く、感染拡大が収まり、この記事が不要になることを願っています。これまで読んでくださり、ありがとうございました。