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そもそもオーガニック食品って?
オーガニック(=有機)とは、農薬や化学肥料に頼らず、太陽・水・土地・生物などの自然の恵みを生かした農林水産業や加工方法のこと。日本の場合はオーガニックと表記するには「有機JAS認定」が必要で、最低3年以上使用禁止資材を使っていない田畑であること、遺伝子組み換えでないことなど、定められている厳しい規定をクリアする必要があります。
オーガニックのメリットは?
食べることの安全性
食品添加物、遺伝子組み換え技術、残留農薬など、日本で出回っている食品は、食品衛生法の下で安全性が確認されたものなので、基本的には全て安全なはず。でも、日本で使用が認められている添加物の中には、海外では危険として使用禁止のものもあり、後々「やっぱり体に良くなかった」なんていうことも。
オーガニック食品は、そもそもその心配をまるごと取り除いた安心の製法といえます。
地球への影響
有機栽培でない場合、土壌のミネラルが減ってくると化学肥料の使用を増量させる悪循環が続きます。その農薬や化学肥料は、河川や海を汚染し、魚や様々な野生生物の生態系に影響を及ぼします。
それに対して、有機栽培は継続持続可能な方法なので、オーガニック食品や商品を購入することは持続可能な未来をサポートすることにつながります!
さらに美味しく感じる
栄養価が高い、天然の糖分を多く含む、季節に合わせて育てられているという理由で選ぶ人もいます。オーガニック食材の専門店はとくに、今何が旬なのかがよくわかりますね。旬のものを味わうこと、それがさらに地球にやさしいと思うととてもおいしさも倍増します。
たまプラーザのオーガニック専門店
ビオセボン たまプラーザ テラス店
「ビオセボン」は、パリ発のオーガニック・スーパーマーケットです。「オーガニックっていいね」の気持ちをもっと身近に感じられるようにというモットーのとおり、なんだかいいものが買えそう!というワクワク感があります。駅直結なので利便性も最高。特徴的なのは、バルクと呼ばれる量り売りコーナー。バルクの中にはナッツ類をはじめドライフルーツやチョコレートなどが並びついつい買いすぎてしまいます!
オーガニックカフェ ソワ Organic cafe so wa〔礎・波〕
14年前からたまプラーザで店を構えるこちらは、根強いファンが多いオーガニックショップの老舗。お店の入り口からではわからないほど所狭しと食料品、コスメ、お野菜、雑貨、食器等が並びます。店名の通りカフェもありますが現在は縮小中なので要問合せ。思い切って店内に飛び込むと、たくさんの魅力に吸い込まれて、新たな発見が必ず見つかります。
ビオ コンプレ Bio Complet
素材は可能な限りオーガニックのものを使用。化学合成された添加物を使用していないのはもちろん、主要アレルゲンの卵は全てのパンに不使用。乳製品不使用のパンも分かりやすく表記してあります。さらに有機JAS玄麦を栄養価の高い小麦の外皮(ふすま・胚芽)部分も含めて丸ごと、工房で製粉し5日以内に製パンしているという徹底ぶり。体質的になかなかパンを食べられない方やヴィーガンの方にもオススメ。
詳細はこちら たまプラのパン屋さん巡り④ カラダにやさしいオーガニックパン専門店Bio Complet(ビオコンプレ)
三井ナチュラルガーデン
青山ファーマーズマーケットにも出店している有機野菜や特別栽培野菜のお店。生産者を大切にする取り組みが魅力。
青葉グリーンファーム
神奈川県内の40軒ほどの有志と農家のネットワークをつくっている青葉グリーンファームの軒下マルシェ。
・Cavollo Café 水曜日のみ
・ベッカライ徳多朗 元石川本店 月・金・土・日
マザーズ 東急百貨店 たまプラーザ店B1
藤が丘駅前に本店を構えるオーガニック専門店。有機野菜や無添加食品、生活雑貨から健康食品、自然化粧品まで、幅広い品揃え。毎日焼き立ての白神こだま酵母使用のパンも並ぶ。
ゆるくオーガニックを取り入れてみるのがオススメ
オーガニック商品は値が張る?という心配の声も聞こえてきます。確かにお野菜などはオーガニックでないものに比べると高いものもあるかもしれませんが、地球への投資だと思ってみてはいかがでしょうか?
全てをオーガニックにすることは難しいですし、ストイックになる必要もないと思っています。
まずは取り入れられるもの、取り入れたいなと思ったものから、気軽に買ってみる、ゆるいオーガニック生活を続けていきたいと思います。