たまプラ・あざみ野間にある椅子のセレクトショップ!サードカントリー インタビュー・後編

『ロコっち』のインテリアコンシェルジュ、楠田恵子です。
さて、インテリア関係の取材第2弾は、新石川にある『サードカントリー』です。

後編では、家具以外の商品や、地域とのつながりについて伺います。

前編を読む

子どものおもちゃから食器類まで、小物類もバリエーションが豊かですね。

もともと木を生活に取り入れてもらいたい、というところからスタートしたお店なんですよ。小物はオリジナルではなく、国内外のいろいろなメーカーのものから選んで扱っています。

椅子でもテーブルでも小物でもいいんですが、木を身近に感じてもらいたい、生活に手軽に取り入れてもらいたいんです。



贈り物に買う人も多いという木のおもちゃ類

『木育』と言って、子供を木に触れさせる機会を増やそうという取り組みがあります。木の効能については、ストレス解消、リラックス効果、自律神経の安定、血圧が下がる、心拍数が安定する、集中できる、快適な睡眠などがあります。

また、紫外線や音を適度に吸収し、光の反射を防いでくれるので、目にも優しいんですよ。小物や家具という家の中のものから、本物の木に触れる機会を持ってほしいと思います。



木の食器やカトラリーも豊富

この場所にお店を出した経緯を教えてください。

この辺はもともと地元で、私自身山内中学校の卒業生なんですよ。

実家は建築業で、木のものがたくさんありました。そこから一枚板を家具にして販売するようになったんです。

兄が犬蔵で親会社を経営していて、その一部として8年ほど営業していました。4年前にたまプラーザに店舗を移し、3年前から今の場所で営業しています。

工場と倉庫は、いまでも宮前区水沢にあるんですよ。リフォームなどは親会社の方で受けています。

サードカントリーという店名の由来はなんですか?

1つめが主流のもの、2つめがそれに追随するもの、サードはそれ以外のニッチのもの、という意味合いを込めています。

客層はどんな感じですか?

一番多いのは新築の方やお引越しをされる方、次がその親世代の方で買い替え需要です。6〜7割は地元の方です。

あとは椅子が好きで、ネットで調べて来てくださる方もいらっしゃいます。

インタビューを終えて

木を身近に感じて生活に取り入れてもらいたい、椅子に興味をもって選んでもらいたい、という高木さんの強い気持ちが伝わって来るインタビューでした。

私たちの座っていた椅子もとても座り心地がよかったのですが、他にもいろいろな椅子を座り比べてみたいという気持ちになりました。また、私自身、以前このお店の木のおもちゃを出産祝いに贈ったこともあるし、木のお皿やスプーンは今も日常使いしています。

まさに高木さんの思いのとおり、木を生活に気軽に取り入れるのに最適なお店だと言えるでしょう。

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