薬の『設計者』の目線から探る 最善の治療|AIプラスクリニック たまプラーザ

  • 投稿日2026.5.28
  • 更新日2026.5.28

AIプラスクリニック院長の佐藤先生。前回は、AIや医療機器を組み合わせることで「無駄な時間」を徹底的に削減し、それによって「患者さんに寄り添う診療」を実現するという、革新的なお話を伺いました。今回は、佐藤先生の“原点”に迫ります。どのような経験を経て、現在の「患者さんの声を大切にする医療」という信念にたどり着いたのか。その歩みをお聞きします。

世界トップクラスの研究所で培った専門性

ロコ:AIプラスクリニックでは「がん治療の相談」から自費診療まで、本当に幅広い選択肢を提案されているそうですね。クリニックで、そこまで細やかな対応ができる理由をお聞かせください。

佐藤先生:実は私の原点には、若い頃に経験した「もう一つの大きな仕事」があります。抗がん剤で世界トップを誇るメーカー「ロシュ」の研究所での、抗がん剤の組み合わせを一番最初のステップから組み立てていくという、いわば開発の専門職です。

製薬会社では、一つの薬を世に出すまでに何千億円という投資が行われるんです。まさにその選定から最前線の開発までを体験し、抗がん剤を作るノウハウを徹底的に学びました。

患者さんへの想いから立ち上げた「副作用対策センター」

ロコ: 世界トップクラスの研究所で、抗がん剤の選定から携わってらっしゃったんですね。そこから、実際の患者さんを診る医療の現場へ移られて、いかがでしたか?

佐藤先生:実際に多くの患者さんに抗がん剤治療を行って実感したのは、抗がん剤はがん細胞を叩く強力な力がある反面、人体には「毒」だということです。だからどうしても、つらい副作用が出てしまう。

そこで大切なのは、治療を無理なく長く続けられるようにすることです。それが、少しでも「長く元気に生きる」ことにつながります。その思いから、前職の病院では「副作用対策センター」も立ち上げました。

『設計者』の知識と経験が支える「次の一手」

ロコ:患者さんの生活の質を守るために、新しいセンターまで作られたんですね!それだけのご実績があれば、病院内でもかなりのポジションを任されたのではないですか?

佐藤先生:当時は、「臨床腫瘍科」の部長ポストに誘われたりもしたのですが、さすがに地域連携の仕事と両方はできませんし、時間は限られていますから、そのポストは別の方に譲りました(笑)。

でも、あの時代に培った圧倒的な知識と経験があるからこそ、乳がん、大腸がん、膵臓がんなど、あらゆるがんの患者様に、「次の一手」をアドバイスできるのだと自負しています。

ロコ:それは患者さんやそのご家族にとって、これ以上ない心強い味方です。

薬を知り尽くした『設計者』の目線があるからこそ、先入観を持たずに患者さんのお話をフラットに受け止め、最善の道を一緒に探せるのですね。お話を聞いてとても腑に落ちました。

次回は結核の治療薬から始まり、がん治療でも注目される「丸山ワクチン」について伺います。ありがとうございました!

AIプラスクリニックたまプラーザ  
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