たまプラーザ駅から美しが丘公園に向かうユリノキ通り沿いにある「グリーンホームヤマモト」。見た目はカーテン屋さんですが、実は本業は住宅リフォーム。しかも、最近は最新鋭の健康サービス「ラドンルーム RaRaたまプラーザ」もオープンするということで、リフォーム事業については代表取締役の山元幸子さんに、ラドン温浴については専務取締役の吉田理恵子さんにお話を伺いました。
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リフォーム事業で30年近くの実績
ずっとカーテン屋さんだと思っていたのですが、リフォームが本業だったのですね
そうなんです。たまプラーザにお店を出してから15年ほどになります。
このあたりの出身なのですか?
もともとは福岡県北九州の住宅会社に勤めていましたが、夫の転勤で横浜に参りました。当初は別の会社に勤めていたのですが、勤めていた住宅会社の倒産をきっかけに、平成3年に独立してリフォーム事業を始めたのです。
お店はたまプラーザ駅から徒歩4分ほど。中央が山元幸子社長。
たまプラーザにお店を出したきっかけはなんですか?
もう住んで30年になるんですよ。でも、すぐにたまプラーザに出店したのではなくて、最初はあざみ野のマンションの一角に事務所を構え、それからセンター南で約10年カーテンの店舗を出していました。
当初はセンター南は青葉区に比べて、年齢層が若くて新しい街だったのでので、リフォームという感じではなかったんですよね。ずっと移るなら地元のたまプラがいいなと思っていて、このビルが建つときに1階を貸していただきました。
カーテン屋さんもしているのはなぜですか?
「あのカーテン屋さん、いつつぶれるだろう」と思われていますよね(笑)。カーテンを見に来ることが、当社のリフォームを知るきっかけになればという思いで、併設しています。最初は高くてもいいものを中心においていましたが、今はいろいろなラインナップがあります。
最近は○○○などの大型ショップでカーテンを購入される方も多いですが、当社は無料採寸などのサービスや、いろいろな提案をさせていただくことができます。
もちろん取り付けまで見届けさせていただきます。
是非お気軽にお立ち寄りください。
カーテンの品揃えはとても豊富。
リフォームというと100万円単位でお金がかかるイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?
実は3,000円からやっているんですよ!水漏れや扉のたてつけを直したり、トイレの棚の細かい修正をしたり、と小さな修理やリフォームも行っています。
また、細かい部品も作れる職人さんがいるので、古くて部品がないからとあきらめず、ちょっとした悩み事でもお気軽にご相談いただきたいです。
また当社は女性社員が活躍してくれています。リフォームのプランを主婦の目線で細かく提案できるのも当社の強みだと考えています。
これまでは、大手不動産経由の仕事が多かったのですが、これからは地域に根付いたリフォームをもっと積極的にやっていきたいと思っています。
注目の健康法「ラドン温浴」
4月から新サービスとしてラドン温浴「ラドンルーム RaRaたまプラーザ」をオープンする、とのことですが、ラドン温浴とはなんですか?
ラドン温泉やラジウム温泉というのは聞いたことあるでしょうか?日本の温泉の8%は、ラドン・ラジウム物質が入っている温泉で、その多くは湯治で有名です。
このようにラドンを摂取する「ラドン療法」は、日本では民間療法ですが、欧米ではれっきとした医療行為として認められています。湯治しなくても、その効果が感じられるのが、当社が行っているラドン温浴です。
店舗内に設置されたラドン温浴ルーム
ラドンにはどういった効能があるのですか?
ラドンからは微量の放射線が放出されているのですが、それが、ホルミシス効果をもたらすのです。
ホルミシス効果とは、大量であれば害になるものでも少量・適量であれば体によい作用を与えるというもので、ビタミンやお酒もホルミシス効果があるものです。
もともと、ラドンのホルミシス効果は、宇宙の研究をしているラッキー博士が発見しました。微量の放射線を浴びた宇宙飛行士が、帰還後、今まで持っていた病気がなくなっていたのです。
また、岡山大学の調査によると、ラドン温泉で有名な鳥取県三朝温泉の住民のがん死亡率は、一般の半分になっています。
しかし、いくらラドン療法の効果が高くても、遠くの温泉に行くのは大変ですよね。そういうところに行かなくても大丈夫なようにラドン温浴の施設を店舗内に作ったのです。
ラドン温浴をしようと思ったきっかけはなんですか?
数年前、母(=山元社長)は手術後の後遺症で腸閉塞になるなど、体の具合が悪かったのですが、知人に誘われて、「自然治癒力を高める旅」というお医者さんの視察ツアーに同行しました。
そこで、ラドン温浴で有名なドイツのバートブランバッハやチェコのヤーヒモフ温泉郷に滞在したり、カルロヴィ・ヴァリで温泉水を飲んだりと、ラドン療法を実際に体験しました。その結果、すごく元気になって帰ってきたのです。
帰国後、最初は月2回、都内までラドン温浴に行っていたのですが、行くのが面倒になって店舗内に作ってしまいました(笑)。それをせっかくなので、地域のみなさんにも開放したいと思ったのです。
ラドン温浴をしながら音楽を聴くことも可能。
実際効果は実感されていますか?
当社には職人さんもいるのですが、入ると体調がよくなると評判です。年をとると手がこわばることがありますが、それがすぐに解消されるそうですし、栄養剤を飲む必要がなくなったとも言っています。
母はラドン温浴を始める前の健康診断でリウマチ発症の目安となる数値が高かったのですが、ラドン温浴を始めて数か月で大きく下がったのです。
放射線って言われるとちょっと怖いな、って思いますよね。私も最初そうだったのですごく気持ちがわかります。でも、勉強しだすと、ラドン温浴の効果は間違いなく高いですし、温浴で摂取できる量で国の目安を超えることはないので、ぜひ安心してご体験いただきたいです。
ラドン温浴の利用方法を教えてください。
2019年4月5日にオープンで、予約は電話、店頭で承ります。
温浴というとサウナのようなものを想像しがちですが、通常よりちょっと暖かい部屋といったレベルなので、着替えは必要なく、普段着でご利用いただけます。中では、スマホを見ていても、本を読んでいてもOKです。温浴の際は、ラドンチップを入れた「ラドン水」も提供しています。
自然の温泉と比べて、部屋の中は一定の濃度を保てるので、風向きを考慮しての場所取りなどの不安定さがないのが特徴です。
1回30分で、初回は1000円、それ以降は2000円/回です。5枚つづりのお得な回数券の販売も行います。
ラドン温浴を担当する専務の吉田理恵子さん
どれくらいの頻度で利用したらいいですか?
健康な人にはまずは1週間1回程度をおすすめしています。
ご病気がある方には、提携している病院、市ヶ谷でラドン温浴を活用した統合医療を専門にやっている「健康増進クリニック」で病院長のアドバイスをいただいて、その人に合ったペースで温浴をしていただきます。
青葉区は長寿の街として有名ですが、大きなお宅に1人で暮らしている方も多いです。認知症の予防にも良いといいますし、ラドン温浴に出かけてくることで、さらに元気で長生きしてほしいですね!
そして、将来的にはそれをリフォームで、お宅にラドン温浴施設を導入することもお手伝いしていきたいです。