• 投稿日2020.1.15
  • 更新日2021.12.6

湘ゼミ×カヤック×サン・アド、山内小学校で「発想」の授業

2019年12月20日(金)、山内小学校で、小学5年生向けに「発想」の授業が行われました。ありがたいことに、見学の機会に恵まれましたので、その模様をレポートします。

この授業は、横浜市を中心に全国に260教室の進学塾を展開する湘南ゼミナールが行うCSR活動の一環で、鎌倉のベンチャー企業・面白法人カヤック(以下、カヤック)とサントリーグループの広告会社であるサン・アドの方を講師に招き、実施されました。

発想につながるキーワード

最初の講師は、カヤックの阿部晶人さん。話題沸騰の「うんこミュージアム」のディレクターの務めている方です。

発想とは、「物事を考えだすこと。新しい考えや思い付きを得ること。アイデア。」で、発想につながる4つのキーワードとして「発見」「偶発」「想像」「連想」があるとのこと。そして、今回はこのうち2つの力をつける練習をすることが宣言されました。

次に、ウォーミングアップとして、これまでに発明されたものがどのような発想で生まれたかというクイズが行われました。子供たちは、自分がそのように考えた理由を堂々と発表しており、とても頼もしかったです。

1コマ目は「発見」

そして、授業本番、1コマ目は「発見」の授業です。

体育館に隠された10個の変なところ(=いつもと違うところ)を、5人1グループで探します。

これがなかなか難しい!正直私は1個も自分では見つけられなくて、子ども達はすごいなと思いました。

さりげなくミニオンがいたり、

「やまうち」が「やまうぢ」になっていたり、「わたしたち」が「わたしたちも」になっていたり、

体育館の床に余計なテープがひかれていたり、

先生のズボンが後ろ前だったり。

ユーモアあふれる回答の数々に子供達も大興奮でした。こうした「発見」が、アイディアのもとになっていくのですね。

2コマ目は「連想」

2コマ目は3つの教室に分かれて「連想」の授業でした。講師は、カヤックの片山直也さん、サン・アドの荒木拓也さん、内藤零さんです。

授業で使われたのは、カヤックが開発したブレストカード アイデアが出せるカードゲーム。与えられているテーマと、カードに書かれている絵をつなぎ合わせて、様々なアイディアを出す練習をするのがこの授業の主旨です。

最初のテーマは「昨日見た夢」。ブレストカードを引いて、そこに書かれている絵から想像して、昨日見た夢の話を創作します。子どもたちは、シンプルな絵柄からそれぞれいろいろなことを連想し、一生懸命ストーリーを作っていました。

カードの使い方がわかったところで、次のテーマは「運動会をもっと楽しくしよう」。ブレストカードの絵柄と結び付けて、新たな競技や採点方法などを考案します。

こちらのテーマでは、たくさん出た案の中から、グループごとに1つを決定し、最後に発表も行い、「くじびきで行う競技を決定するランダム運動会」「雪の中で運動会」「赤ちゃん運動会」「お化けの仮装をして運動会」などいろいろな案が飛び出しました。

見学を終えて

会社員時代に、学生のグループワークに立ち会ったことがあるのですが、その時にヒントを出しても、全くアイディアを出せない学生が多くいるのに驚きました。小学生のころからこういった訓練をしていると、社会に出てからその発想力で活躍できるであろうことは想像に難くないです。

カヤックのHPに「アイディアいっぱいの人は深刻化しない。」という表現がありました。経営者の端くれとしては、その言葉にはすごく共感します。すぐに結果がでなくても、アイディア(=打ち手)がたくさんあると、前向きに事を運べるからです。ポジティブに人生を送るためにも、ぜひ子供たちにはこれからも発想力を鍛えて行ってほしいなと思います。この授業がそのきっかけになればいいですね。

関連タグ