3/27(木)開催! 第55回 会えない時も地域をつなぐオンラインカフェ~ある人・ない人カフェ~

55回 会えない時も地域をつなぐオンラインカフェ~ある人・ない人カフェ~

たまプラーザ・みまもりあいプロジェクトが開催する第55回「会えない時も地域をつなぐオンラインカフェ〜ある人・ない人カフェ〜」のゲストスピーカーは、高次脳機能障害当事者・家族 平峯 学・由美子ご夫婦です。高次脳機能障害とは、脳の損傷によって、記憶力や注意力、言語、感情のコントロールなどの認知機能に障害が起こる状態です。日常生活や社会生活に支障をきたす「見えない障害」とも呼ばれる高次脳機能障害は、周囲の理解を得ることが難しく、誤解されてしまうことがあります。『高次脳機能障害を抱える家族の生活』 というタイトルで、その高次脳機能障害を有するご本人とご家族の生活や思いをお話下さいます。是非、ご参加下さい!

開催日時

2025年3月27日(木) 10:00~11:30

【ゲスト】
平峯 学・由美子 氏
高次脳機能障害 当事者・家族

タイトル:『高次脳機能障害を抱える家族の生活』

●プロフィール

大阪市在住の平峯由美子氏は現在55歳。
28歳(独身時)で脳炎を患い後遺症として高次脳機能障がいが残る。
30歳で結婚(25年目)。
現在は、夫である学氏のサポートのもと、就労支援B型事業所に通所中。

■高次脳機能障害(沖縄県HPより)
高次脳機能障害とは、交通事故などによる脳外傷、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害、脳炎・低酸素脳症などの病気が原因で、脳が部分的に損傷を受けたためにおこる障害です。高次脳機能障害の症状には、何度も同じ事を話したり質問したりする「記憶障害」、気が散りやすく、仕事上でのミスが多くなる「注意障害」、感情のコントロールができない「感情障害」のような様々な症状があり、日常生活にさまざまな困難が生じます。外見から障害があることが分かりづらいため、周囲から誤解を受けたり、本人や家族の負担が大きなものになっています。

1.高次脳機能障害の主な症状
 注意障害:注意力や集中力が低下したりします。
 ・作業にミスが多くなる。
 ・疲れやすく、長い時間作業につくことができなくなる。
 ・気が散りやすいなど、ひとつのことに集中することが難しくなる。
 記憶障害:新しいことが覚えられなくなったり、以前のことを思い出せなくなったりします。
 ・約束を守れない。すぐ忘れてしまう。
 ・物を置いた場所を忘れてしまう。
 ・何度も同じ話や質問をする。
 ・事実とは異なる話をしてしまう。
 遂行機能の障害:日常生活や仕事の内容を、整理し、計画、処理するという一連の作業が難しくなります。
 ・行き当たりばったりの行動をする。
 ・一つ一つ指示されないと行動に移せない。
 ・優先順位が決められない。
 ・なにかをするときに、どこから手をつけていいいのか分からなくなる。
 ・社会的行動障害:感情や行動を自分で調節することが難しくなります。
 ・急に怒りだしたり、泣き出したりする。
 ・場違いな場面で、笑い出したりする。
 ・気持ちが落ち込んで、ひきこもってしまう。
 ・思い通りにならないと興奮して、暴力をふるったりする。
※症状は重複していることが多く、その症状の重なり方で一人ひとりの状態は異なります。
これらの症状は、事故または病気の直後ではなく、退院して何年かした後に現れることもあります。
退院後、しばらくして「なんとなく変」、「前と違う」というような、気になることから、家族や友人、同僚など、周りの方が気づくケースもあります。
※外見上わかりにくく、本人が自分の症状を自分で認識できないこともあるのがこの障害の特徴で、一般には理解されにくいのが現状です。このため本人や家族の負担も大きくなっています。
高次脳機能障害の方が生活しやすくなるには、周りの方の理解が大切です。

【観覧参加できる会場】※お申込みなしで、当日参加OK

3丁目カフェ
生活協同組合パルシステム神奈川 横浜北センター 

お申込み

お申込みは、下記の注意事項をよくお読みの上、申込フォームよりお願いします。
Zoom参加のお申込みの方には、開催3日前までにお申込みのメールアドレスにURLを送らせていただきます。
※団体お申込みは、参加費を徴収しないことを条件とします。

申し込みはこちら 


【申込締め切り】

2025年3月25日(火)17:00

【プログラム】

①ゲスト講演
②参加者交流

お問い合わせ

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3丁目ある人・ない人ラジオ配信中!

認知症と診断された直後、多くの方は、自分の人生が終わったかのような絶望感にさいなまれます。
また、そのご家族も、愛する家族の記憶から自分が消えてしまうといった悲哀感や絶望感を抱える方が多く、当事者とご家族の間でも様々な葛藤を生みます。
しかし、これまでと変わらず日々の暮らしは続きます。少しでもはやく、その混乱と不安を伴う期間の中から抜け出し、気持ちが前に向けるきっかけや、その方たちを取り巻く周囲の人たちが認知症に対するネガティブなイメージから離れ、やさしい理解を持ってポジティブにとらえていただき、認知症とともに生きる人たちが、地域に住む人達と一緒に自分らしい暮らしを続けていくために、たまプラーザ・みまもりあいプロジェクト~やさしさのエネルギーチャージ~は、当事者、ご家族など、認知症に関わる方々の生の声を2021年11月から配信を始めました。

アプリもラジオを無料です。是非、お聞きください!

ラジオの聞き方

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